誌面を飛び出し、みんなでダンエク!「NOSUKEさんが教えるダンエク出張版! 青空ダンエク in Ginza Sony Park」レポート

2025年6月から雑誌『anan』やYouTubeで連載中の「NOSUKEさんが教えるダンエク」シリーズ。ダンスの動きで楽しくボディメイクを目指す人気企画が、先日ついにリアルイベントに! プロのダンサーであるTeam"S"pecial NOSUKEさん、hayuruさん、minamiさんに直接教わることのできるワークショップとして盛り上がった本イベントを振り返ります。


プロダンサー・振付師のNOSUKEさんが、ダンス×エクササイズのボディメイク法を提案する〈ダンエク〉。本誌で不定期連載中の人気企画のワークショップが、マガジンハウス博のイベントの一つとして、1013日にGinza Sony Parkで開催されました。その様子をレポートします。

待望のワークショップがついに実現…! 読者と喜びを共有して始まったイベント

ダンエク企画が始まってすぐ、NOSUKEさんから「読者の方々と直接触れ合える場として、できたらいいですね」と提案を受けていたなか、ワークショップがついに実現! 限定30名のプレミアムな企画に応募が殺到しました。

抽選で選ばれた参加者は、「ダンス経験はゼロだけど、体を動かすきっかけ作りに」「タイプロ(timelesz project)でNOSUKEさんを知ってダンスを始めたばかり」という人から、「どんなふうに教えるのか勉強したくて」というインストラクター志望の人まで、ダンス歴も動機もさまざま。NOSUKEさんから直接教えてもらえるとあって、少し緊張した面持ちでしたが、NOSUKEさんとTeam"S"pecialのhayuruさん、minamiさんを大きな拍手で出迎えます。

Team"S"pecialならではのしっかりストレッチタイムでリラックス。心も体もほぐしてダンエクへ

ワークショップは、「Team"S"pecialではよほど時間がタイトでない限り、アイドルやアーティストの方々にもやってもらっている」というストレッチからスタート。そして、anan 2460号でご紹介したダンス×ストレッチの〈ダンスト〉へ。ゆっくり呼吸をしながら全身をしっかりと伸ばしていきます。

2460号に掲載された“おやすみ前のダンスト”

全身余すところなくストレッチ!

いよいよ〈ダンエク〉へ、というタイミングで、NOSUKEさんが「靴を履いてください」とアナウンス。hayuruさんやminamiさんが少し慌てた様子を見せると、勘違いに気づいたNOSUKEさん。

「みなさん、ヨガマットがあるのに、なんで履かせようとするのかな? って不思議に思いましたよね。靴を経由して戻ってきてください(笑)」と、チャーミングに訂正。するとドッと笑いが起き、参加者の緊張もすっかり取れて、会場はほんわかした空気に包まれました。

照れ笑いのNOSUKEさん

続いて、2460号でご紹介した〈朝のスッキリダンエク〉のレクチャーが始まります。まずNOSUKEさん、hayuruさん、minamiさんの3人がお手本を見せます。そして、ゆっくり何度もわかりやすく解説。「朝、起きたら伸びをしてパッ! 目を大きく開きます。僕の目は小さいんですけども(笑)」「本当の洗顔ではゴシゴシせず、泡で優しく~」と笑いも交えてくれるおかげで、終始リラックスムード。

参加者たちの多くは、最初からかなり踊れており、本誌や動画を見て実践してくださっているのが伝わってきます。最後に4セット踊り終えると「完璧! 洗顔のニュアンスもよく出ていました」とNOSUKEさんも太鼓判! 「普段の生活で洗顔する時も思い出して、踊ってみてください。体がほぐれてスッキリしますよ」。

2460号掲載の〈朝のスッキリダンエク〉。Mrs.GREEN APPLEの「breakfast」に合わせながら

「お顔洗う! お水パシャ!」などお馴染みの解説で、あっという間に〝朝のスッキリダンエク〟を踊れるようになった参加者のみなさん

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2つ目のダンエクは少しハード!? “スパルタ & 優しい”指導で会場の熱気もMAX!

2451号で紹介された〈二の腕&ウエストのダンエク〉。timeleszの「Rock this Party」に乗せてトライ

2つ目は、2451号の〈二の腕&ウエストのダンエク〉。〈朝のスッキリダンエク〉に比べると難易度が高めで、スピード感のある音楽についていくのに、苦戦する人もちらほら。すると「大丈夫! できるまでやりま~す!(笑)」と、ユーモラスに踊り込みを促します。そして、NOSUKEさんとminamiさんがステージを降り、会場を回りながら参加者の踊りをチェック! hayuruさんはステージの上でお手本を見せます。

指を刺す方向や体のパーツの動かし方まで、細かくレッスン

直接指導中、ノンストップで踊り続ける参加者たちに「サボっちゃダメ!」と檄を飛ばすNOSUKEさん。一方で「いいですね~!」と褒めることも忘れず、アメとムチを巧みに使い分け、参加者のモチベーションを高めていきます。至近距離にNOSUKEさんやminamiさんが来ると、それまで踊れていても、緊張から間違えてしまう人もいましたが、スペシャルな瞬間は参加者のいい思い出になったに違いありません。

ステージを降りて参加者に直接教えるNOSUKEさん

苦戦する参加者を笑顔で励ます

会場のボルテージは最高潮に!

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細かく休憩を挟みながら、すべてのレッスンが終わり、心地よい疲労感を味わう参加者たち。その充実した表情を見ると、「汗をかいて帰ってもらいたいと思っていた」というNOSUKEさんの想いが叶ったことは一目瞭然! NOSUKEさんから「楽しかったですか?」と問い掛けられると、全参加者が大きな拍手で答えていました。

「誌面を飛び出してここに来て、みなさん完璧に踊っていただいてありがとうございました。ダンエクが体を楽しく動かすきっかけになったら嬉しいです」とNOSUKEさん。今回のダンエクは YouTube に解説動画が上がっているので、ぜひ一緒に踊ってみてください。

ダンエク読者でもある参加者と、考案者のNOSUKEさんとの貴重な交流の場になったミニトークショー

ダンエクのワークショップの次は、ミニトークショーです。

「歴史あるアンアンさんで、ダンスのエクササイズを連載という形で実現していただき、本当にありがたいです。うちのお母さんが『あのアンアンで!?』とすごく喜んでいて。僕も、みなさんからのコメントなど、すごくありがたいです」

まずは、そう挨拶。そして、参加者から事前にお預かりした質問に答えるコーナーへ。

Q. 振付を作る時に、一番大切にしている軸は何ですか? また、振り付けのアイデアが出ない時はどうしていますか?

「僕らはチームで作っているんですけど、アーティストさんだったりアイドルの方々に振付することが多いので、その方の魅力を最大限に引き出せるような、その方に、そのグループに合った色に寄り添った振付することを根底に置いて作っています。ファンの方々の反応もめちゃくちゃ見ていますよ。拝見しながら、そういうのが好きなのかとか、いろんな方から気に入ってもらえる振付をしようと思って作っています。アイデアが出ない時は、違う場所に行きます。例えば美術館とか、他の方のクリエイティブを覗き見させていただく。そうすると、自分ももっと自由でいいんだなって思えるんです。型に捉われすぎちゃってて煮詰まったら、自由を感じられる場所へ。ご飯を食べにいくことも息抜きになります」

トークショーを見守るTeam"S"pecialダンサー hayuruさん(右)、minamiさん(左)

質問者からの感想:すごく楽しくて、NOSUKE先生を近くに感じられて、ダンスもとても面白く、本当にありがとうございました。自分が企画部にいたのでクリエイティブの質問をしたのですが、ご意見を聞けてすごく嬉しかったです。

Q. タイプロからダンスを始めました。先生のようになかなかカッコよく決められないのですが、ダンス初心者が踊る時に意識したほうがいいことはありますか? また、お家でできる基礎練習でおすすめのものを教えていただきたいです。

「地道な練習はもちろんのことなんですけど、踊る時のシルエット、手や体のライン、顔の角度、そういったことを振付にプラスして意識すると、より上手に見えるようになります。“魅せ方”って言うんですけど、技術的な部分は積み重ねですが、〝魅せ方〟は自分の意識次第でだいぶ変わってきます。お家でできる練習は、とっておきのものがあります。歯を磨く時は、歯ブラシは動かさず首を動かすとか。…みなさんの反応がないから、帰ってしまったかと思いました(笑)。部位を動かすアイソレーションを日常的に練習しておくことは結構重要です。可動域が広がっていくので、お家で、通勤中に、勤務中はちょっと難しいかもしれないですけど(笑)、やっていただけると」

タイプロをきっかにダンスを始めた方からの質問だったことで、ここで、NOSUKEさんからtimeleszに関するエピソードが!

「情報番組でMVのメイキングシーンが流れたんですけど『てら、番号(立ち位置)が違うんじゃないか』と僕が言ったんですね。それを見た方がSNSで“拓人呼びやめちゃったんですか? ショックです”みたいな。弁解させてほしいんですけど、現場で“拓人”と呼ぶとピンとこないスタッフさんも若干いるんです。なので、現場の共通言語として〝てら〟。篠塚大輝も“しの”。本人に向かっては、出会った時のまま“拓人”“大輝”と呼んでいるので大丈夫、安心してください」

Q. NOSUKEさんのダンスを見ていると、いつも幸せを感じます。何を考えながら、キラキラ笑顔のまま激しいダンスを踊っているのですか?

「笑顔は親に感謝ですね。ありがたいことに持って生まれた口のデカさによって、ドームの端っこで踊っていてもすぐわかるくらい、笑顔が印象的だと言っていただきます。踊っている時は、ライブだったらそこで踊れる楽しさを感じています。曲の世界観にどんどん入り込んでいくと、逆に自分の感情というのは忘れていくんですよね。シンプルに楽しい! その感情だけで踊っている感覚です。

あと、“辛い時こそ笑顔”というのが自分の根底にあります。笑顔でいれば、大変なことも報われる、乗り越えられるというマインドです。そうそう最近、SNSで“歯が多いタイプ”ってよく言われるんですよ。調べたら、歯の数はほとんどの人が同じらしいです。僕は“歯が多く見えるタイプ”であって、歯が多いわけではないです(笑)」

キラキラの笑顔で踊るNOSUKEさん

Q. 嫌なことがあった時など、溜め込まずにどう過ごしていますか?

「状況によっても違うし、僕も“山あり谷あり”を経験していく中で、人に頼る、話すことって大事なんだなとすごく思うようになりました。前は、一人で溜め込むタイプだったんですよ。自分一人でどうにかできると思っていたんですけど、今はチームメイトが一緒にいてくれます。僕は結構気にしぃで、ああいう言い方で勘違いされなかったかなとか聞いたりするんですね。そうすると、意外と楽なんだなって。自分だけで解決しようとしていることを、友達だったり仕事の仲間、家族だったり、ちょっと言ってみるだけで、違う視点で発見してくれることもあるので、誰かに話すことは大事だと思います」

この質問者から「倉田瑛茉ちゃんとの動画がとにかく大好きで、癒されている」と聞き、「えまちゃんは癒しの効果が本当にすごくて。メロメロでした」とNOSUKEさん。

NOSUKEさん×倉田瑛茉ちゃんの動画はこちら!

「“えまちゃんには厳しくないんだ”みたいなコメントがついていましたけど(笑)、そんなわけないですよ!  僕も人間ですから、みなさんがかわいいと感じるものは同じように感じますから(笑)」

倉田瑛茉ちゃんとの動画撮影を思い出すNOSUKEさん

ミニトークショーでは、参加者から感想を聞くNOSUKEさんの表情が柔らかで、とても嬉しそうだったのが印象的でした。

「こんな人生を歩めるなんて」。NOSUKEさんが伝えたいこと&参加者が受け取ったもの

「アンアンさんで連載をさせていただくこと、こうしてみなさんに集まっていただくことは、本当に当たり前のことではないと思っています。僕を昔から知る方もいらっしゃいますが、こんな人生を歩ませていただけるなんて。

実際にみなさんとお会いして、短い時間でしたけど、自分が生業としている、好きなダンスを通してみなさんと時間を共有できたことも、トークショーで対話もさせていただくこともありがたくて、幸せでした。ダンスを始めようかな、体を動かしてみようかな、とか、僕が何かのきっかけになれることがあるのなら、それがすごく励みになります。みなさん、頑張り過ぎず、自分のペースでダンスやいろんなことを楽しんでいただけたら」

NOSUKEさんによる温かいメッセージで、ワークショップ&ミニトークショーは終了。参加者からは「こんなに動くとは予想外だったけど、すごく楽しかった!」「ダンス未経験者にもちょうどいいレベルでした」「いつも元気をもらっているNOSUKEさんの笑顔を生で見られて感激!」など嬉しい声をたくさんいただきました。ある参加者は「素敵な人なことが言葉の端々から伝わってきました」と話してくれましたが、帰り際にもそんな人柄が伝わる場面がありました。

帰り支度を終えるとわざわざ会場に顔を出すNOSUKEさん。片付けをするスタッフたちに「ありがとうございました!」と大きな声で挨拶をして、会場を後に。普段の取材でも毎回見る光景ですが、ダンスや振付の実力だけでなく、こうした人柄がNOSUKEさんを取り巻くすべての人を魅了するのでしょう。

 

引き続き、anan本誌やYouTubeではダンエクシリーズを連載中。ぜひチェックして、楽しくボディメイクにチャレンジしてくださいね。

Profile

NOSUKE

ノスケ ダンサー、振付師として、BTSやMrs.GREEN APPLEなど様々なアーティストのダンサーや振付を手掛ける。「timelesz project」にダンストレーナーとして参加し、全課題曲の振付を担当。愛溢れる言動が大きな感動を呼んだ。

Profile

Team"S"pecial

チームエス 2012年結成。振付、ダンサー、パフォーマンスディレクター、ライブ演出を手掛けるスペシャリストチーム。英語・韓国語圏でも活動中。右から、hayuruさん、NOSUKEさん、minamiさん。

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写真・中島慶子 取材、文・小泉咲子

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