100万以上のユーザーに愛されている、No.1観便&腸活サポートアプリ「ウンログ」がレクチャー。腸活最新トピックスをお届けします。
様々な方法を試しながら自分に合った腸活を
便秘や下痢、腸内環境の乱れなど、お通じの悩みを抱える方に向けて、2012年にサービスを開始した「ウンログ」。今のように腸活という言葉が広く知られる以前から、専門家と協働で、腸内環境を整え、健康を維持するための習慣や食事法などを発信し、腸活ブームを牽引してきた立役者でもある。腸活が市民権を得てからも、確かな情報だけを届けてきたウンログが思う、近年の腸活にまつわる新しい動きや変化について聞いてみた。お話を伺ったのは、ウンログ代表取締役の田口敬さん。
「数年前までは腸活=便秘解消のイメージが強かったですが、様々な分野で研究が進み、肌荒れ改善やメンタルの安定、免疫力向上などにも効果があることがわかってきました。また最近、腸内の短鎖脂肪酸を増やすことで、ダイエットにうれしい効果がもたらされることが判明。健康面や美容面においてあらゆるメリットが期待できることから、腸活への注目度がますます高まっています」
その一方で、情報が溢れすぎて、何から始めたらいいのか迷う人が少なくない。そんな腸活迷子にならないための秘訣は?
「腸内の環境は十人十色。効果も人によってまちまちなので、すべての腸活が自分に合うとはかぎりません。腸活の選択肢はどんどん増えているので、いろんなものを試しながら、自分に合ったものを取捨選択していくことが大事です。毎日の便の状態をよく見て、調子が良いものが自分に合った腸活。また腸活で大事なのは継続することなので、楽しみながら習慣化できるものを選ぶことも大切です」
暑さが引き起こす“夏便秘”に注意!

異例の早さの梅雨明けで、今夏は暑さがさらに増す見込み。年々暑さが厳しくなる中、熱中症対策は死活問題だが、暑さのせいで夏便秘に悩まされる人が続出中。
「ウンログが今年実施した調査によると、夏に便秘を感じる人は5割超! 特に暑さが本格化する7月は不調を感じやすい傾向があります」(田口さん)
水分の摂取量が減る冬に便秘になる人は多いといわれているが、最近は夏に悩まされる人が多い、その理由は?
「暑さ対策のために冷たい飲み物を飲んだり、冷房が効いた部屋に長時間いることにより、お腹が冷えるから。この“夏冷え”によって、腸の働きが鈍り便秘を感じやすくなるので注意が必要だと、警鐘を鳴らす医師もいます。夏便秘にならないよう、冷たいものの摂りすぎには気を付けましょう。しかし、だからといって水分摂取を控えると余計に腸の動きが鈍くなるため、常温や温かいものを意識的に摂取しつつ、腸に良いオリゴ糖や食物繊維入りのドリンクを取り入れるのも効果的です」
【POINT】体を内側から温める“摂るサウナ”ショウガオールが話題に。
ショウガオールは、加熱することで生成される生姜の成分のひとつ。体を内側から温めるのに優れており、血管を拡張して内臓の温度を上げ、腸の働きを活発にしてくれる。特に、蒸した生姜を温かい紅茶などに入れて飲むだけで、体が一瞬でポカポカに。
ウンログ
Information
うんち記録(観便)&腸活で、すっきりできる人を増やす腸活プラットフォーム。うんち記録で、腸内環境を見える化し、その人の健康状態や生活習慣に合わせた腸活をサポート。またウンログが運営する腸活メディア「ウントピ!」では、すぐに取り入れられる腸活から腸活専門家のインタビューまで役立つ情報を発信中。
anan2456号(2025年7月23日発売)より