
池端杏慈さん
曇りひとつなく透けるような明るい肌に、サラリと素直でツヤやかな髪。俳優・池端杏慈さんの姿は、健康美そのもの。生まれてこの方、肌も髪も、ダメージを受けたことがないみたい。
朝晩、鏡で肌や髪をチェック。卵肌な大人が目標です。
「確かに髪は、パーマもカラーリングもしたことがありません。でも肌も髪も、ノーダメージというわけにはいかなくて。私、モデルや俳優のお仕事をするまでは、バドミントン部に所属していたんです。屋内練習に加えて外でのトレーニングもあるから、夏は日焼けで肌が真っ黒。髪も紫外線を浴びたり、疲れ切ってきちんと乾かさずに眠るせいで、パサパサでした」
転機になったのは、お仕事。人に見られる立場になって、美容への意識が変わったそう。
「毎日朝と夜に鏡と向き合って、肌や髪の状態をチェック。撮影の数日前からは、ビタミンCが入ったパックや美容液で集中ケアをします。これからの季節は、紫外線への対策も気が抜けません。移動時には日傘を差して、日焼け止めは最強クラスのSPF50+に。外で活動する時には、ミストタイプの日焼け止めを顔や首、腕と脚に重ね塗りします」
インナーケアは、サプリに頼らず食事のバランスを重視。
「夏バテ防止に、栄養のあるものを食べるようにします。ビタミン豊富なトマトや、腸によい納豆とか。食物繊維が豊富で美味しいバナナは、毎朝欠かさず食べます。スナック菓子や揚げ物も実は大好きだけど、このお仕事をするようになってからは、撮影の時ちょっとつまむだけ。たまに食べる好物の“鶏の唐揚げ”が、自分へのご褒美です(笑)」
酷暑に備えて肌や髪、体調管理に気合が入る池端さん。目指す人物像は“卵肌大人”とのこと。
「モデルの先輩に“肌がむき卵みたいにキレイ”って褒められたことがあって、それがとても嬉しかったんです。そのままキープして、大人になっても卵肌でいられるように、この夏も肌や髪のケアを頑張りたいです」
Profile
池端杏慈
いけはた・あんじ 俳優、モデル。2007年生まれ、東京都出身。’21年、1万人超が応募したティーン誌『ニコラ』のオーディションでグランプリに輝きデビュー。’23~’24年、ポカリスエットブランドガールとして話題を呼び、現在ゼクシィ15代目CM ガールとして出演中。
写真・三瓶康友 スタイリスト・大浜瑛里那 ヘア&メイク・加勢 翼 取材、文・風間裕美子
anan2446号(2025年5月14日発売)より