今回話を聞いたのは、飲食店勤務のショウタさん(29)、イケメン会社員・タクヤさん(30)、コミュ力・ルックス抜群のケイさん(33)、飲食店店長で既婚者のユウタさん(37)。彼らの結婚への思いとは?
結婚がゴールの女性は魅力的に映らない!
ショウタ:ユウタさんは結婚してるんですよね?
ユウタ:うん。相手は10年前くらいに知人の紹介で出会った人で。でも、体の関係はあったけど、付き合ってはなかったんだよね。なんだけど、話が合うし、旅行で家を空けるときに猫を預かってくれたりとかしてもらっていて。信頼できる相手だったというか。それで、子どもができたから、これは運命だなと思って結婚したの。
ケイ:なるほどね。でも、自然な流れかもしれない。“結婚したいんだろうな”という気持ちが透けて見えると、僕は結構、辛いかも。
ショウタ:結婚がしたいだけで、俺じゃなくてもいいんじゃない、と感じたら悲しいもんね。
ケイ:そうそう。結果としての結婚はいいんだけどね。結婚そのものを目標にしている人は、人生の目標がブレているように感じてしまって、魅力的に見えなくなってくるというか…。そうなると、逆に結婚を考えられなくなっちゃう。もちろん、子どものこととか、女性の切実な事情があるのはわかっているつもりだけど。
タクヤ:結婚したいと思うのはいいけど、口に出されるとプレッシャーになるんだよね。そこは、うまくコントロールしてもらえるとありがたいかな。相手には言わず、その周りにいる人に結婚したいということを伝えて、固めていくとか。友だちでも、女性に上手に誘導されて結婚した人がいるけど、結婚生活もうまくいってるみたい。
ケイ:今、付き合って1年くらいになる恋人がいるんだけど、彼女とは結婚したいかなって思っていて。僕の両親もそうだけど、身内に離婚した夫婦がたくさんいて、昔から結婚にネガティブなイメージしか持てなかった。もともとする気もなかったし、たとえしても、“どうせ俺も浮気とかして失敗するんだろうな”って思っていて。
タクヤ:でも、変わったんだ?
ケイ:そう。今の彼女からは、“関係をていねいに作っていこう”という気持ちが感じられるんだよね。ケンカをしたときにも粘り強く話し合うし、“本当の愛を知ってる?”みたいな話も二人でよくしてる。付き合うことや愛することに対して、しっかりとした自分の考えやポリシーがあって、それを隠さないから、信頼できるのかも。それで初めて、結婚というものが自分のなかでリアルになった。
ショウタ:なるほどね。
ケイ:多分、ほかの男性も、自然と“この人と結婚したい”という気持ちがわいてくるタイミングを待ちたいんじゃないのかな? それは急かされて出てくるものでもないし…。むしろ、普段からしっかりとしたコミュニケーションをとることのほうが、大事な気がする。
ユウタ:結婚と恋愛とは、違うからね。人生を共にするパートナーになるわけだから、ロマンティックなことばかりは言っていられないし。それよりも、お互いが精神的にも経済的にも自立していることが大事。