写真・大内香織 文・五十嵐大 PR・SK-Ⅱ

スキンケアブランド「SK-II」によるドキュメンタリーシリーズ【タイムライン】。多くの女性が直面する結婚をはじめとした、社会の既成概念に基づくさまざまなプレッシャーについてフォーカスする、ネットで話題の動画です。結婚へのプレッシャーや社会からの期待にとらわれることなくチャレンジし続ける女性たちのリアルなストーリーを通じて、「人生の“タイムライン”は、自身で描くことができる」というメッセージを打ち出し、女性が一歩踏み出す勇気を応援しています。動画を観たアラサー世代のanan総研メンバーは何を考えた? 今を生きる女性の結婚観、仕事観、人生の切り開き方について聞いてみました。

論議が盛り上がっている動画はこちら

本作で取り上げられるのは、4人の女性たちのそれぞれの「社会からのプレッシャー」と「自分らしい人生の“タイムライン”」。米国のジャーナリスト、ケイティ・クーリックが彼女たちの住む東京、ニューヨーク、上海、ソウルの4都市を訪れ、夢に向かって進む若く希望に満ちた女性たちの社会との関わり合いをひもとき、最もわかり合いたいと願う身近な人々(家族、親友)と向き合うことに寄り添います。

https://youtu.be/DeqJo2v5iyU

東京編に登場するのは、ファッションバイヤーとして活躍する舞菜さん。「自分の店を持ちたい」という明確な夢に向かって邁進する彼女を追いかけつつ、彼女の母と祖母の心境にも迫ります。

そこで浮き彫りになるのは、「結婚ができる人=社会に適応している人」という母世代、祖母世代の既成概念。彼女たちの人生観を前にしたとき、舞菜さんはどんな生き方を選択するのか。世代間のギャップは埋まるのか。彼女の眼差しからは、力強いメッセージが感じられます。


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この動画を観て、集まってくれたのはこちらの3名。左から、坂田由花さん(anan総研メンバーno.330)、浅井裕美さん(anan総研メンバーno.80)、角侑子さん(anan総研メンバーno.317)。さて、どんなお話が聞けるのか、座談会のスタートです。


「結婚の予定は?」「そろそろ落ち着いたら?」、そんな言葉ばかり…

――まずは自己紹介からお願いします!

坂田さん 29歳、会社員です。6か月の子どもがいて現在育休中で、来年4月には職場復帰をする予定です。復帰してまずは時短勤務で働き、慣れてきたらフルタイムで戻しながら新しいことにも挑戦したいと思っています。

角さん 33歳でファッションライターをしながら、企業のセミナー代行業もしています。そして…今年10月に離婚したばかりのバツイチです。

坂田さん え! そうなの?

角さん そうなんです。でも円満離婚なので、あまりお気遣いなく(笑)。

浅井さん じゃあ、女性の生き方についてはいろいろ思うところがありそうだね…。私は34歳の独身です。看護師をしながら今年の4月まで大学院で精神保健学の勉強をしていました。

角さん 社会人になってから大学院に通ったって、本当にやりたいことがあったんだね!

浅井さん そうなの。昔からやりたいことに突き進むタイプだったかな、と思う。


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【タイムライン】東京編の主人公、ファッションバイヤーの舞菜さん。

――3人3様の生き方をするみなさまに集まってもらいましたが、それぞれ【タイムライン】東京編の動画を観ていかがでしたか?

浅井さん 動画でフィーチャーされている舞菜さんは、とにかくカッコいい女性でした!

角さん 結婚が優先事項ではなく、仕事も結婚も人生の選択肢のひとつとしてフラットに見ていて、自分の生き方を貫いているところは本当にカッコイイよね。

浅井さん 生き方もそうだし、髪型とかメイクとかファッションとか、すべてにおいて自分のスタイルを主張しているのってなかなかできることじゃないし、すごく憧れるタイプ。

坂田さん 私は彼女みたいに強くなくて、周囲の目を気にしすぎてしまったり、少し流されてしまう部分もあるので、うらやましいなと思った。

角さん やっぱり、結婚についていろいろ言われたこともあった?

坂田さん あったよ! 27、28歳くらいの頃に、家族や親戚から「そろそろ落ち着いたら?」って。うるさいなぁ…とも思っていたんだけど、タイミングよく夫と出会うことができたから結婚に踏み切れたんだけどね。

浅井さん 私は「もう(あなたに結婚のことを期待するのは)諦めた」って言われるよ(笑)。

角さん その言われ方もどうなの…。いまだに30歳を過ぎた独身女性に対する偏見は根強いよね。だからこそ、舞菜さんみたいに自己主張する女性が出てきて、それもひとつの生き方として認められるようになると、もっと多様化していくのかもしれないね。

浅井さん そうだね。ただ、こうしてわざわざコンテンツになるということは、彼女みたいな自分らしい“タイムライン”を明確にしている生き方がまだマイノリティとされているということの裏付けでもあると思っていて。だから、これを機に、世の中がもっと変わっていけばいいなって思ったよ。


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「娘には本当は結婚して欲しい」と答える舞菜さんの母、由美子さん。
――さっそく話題に出てきましたが、みなさんが感じてきた「結婚に対するプレッシャー」について教えてください。

坂田さん やっぱり、親とか親戚とか、身近な人たちからはうるさく言われてきました。ただ、心配をする気持ちもわかるので、完全に否定はできなくて…。結果として結婚したものの、今も独身のままだったらどう対応していたかなって考えることはありますね。

浅井さん うちはもう諦められているから親から特に何か言われることもないけど、地元の知り合いには「もっと早く結婚すると思っていたのに、意外だね」と言われたりもして。

角さん えー、そんなこと言われたの? 

坂田さん それはダメだよね。その人が何を考えて、どんな選択をしているのかは自由なんだから。でも、それって稀じゃない? いまはコンプライアンス教育も徹底されているから、そういう発言をする人は少なくなってきている気がする。それこそ、同じ会社の男性社員なんかはセクハラ、モラハラ、マタハラに敏感になっていて、すごく気をつけてくれていると思うの。

角さん 15年くらい前に、とある企業の面接を受けたときに「結婚する予定ある? 結婚してすぐにやめられると困るから」と言われたことがあって。結婚=退職じゃないし、そもそも私がいつ結婚するかは自由でしょって思った。

浅井さん 前はすごくあからさまだったよね。その点、いまは少なくなってきたのかも。

坂田さん 他者への配慮が浸透してきている一方で、親とか親戚とかは距離が近いからこそ遠慮がないことも多いんだと思う。


独身、既婚、母親…立場の違う女同士の葛藤

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現在アメリカにおいて最も権威あるジャーナリストの一人、ケイティ・クーリックと談笑する舞菜さん。

――家族からのプレッシャーはあるものの、男性からのそれは減ってきているということですが、同性同士はいかがですか?

浅井さん 子育てで忙しい女友達からは、「自分の好きなことばかりできて、いいよね」って言われたりするよ。私からすると、「子育てだって自分で選んだ好きなことじゃないの?」と思ってしまう。結局、お互いにないものに対してうらやましいと思うだけなのかなって。

坂田さん 相手のバックボーンを知らずに、「うらやましい」って口にしてしまうのはちょっと違うかも。

浅井さん そうなの。私、昔子宮頸がんの手術を受けたこともあって、婦人科系に関しては気にしているんだ。だから、育児をしている子から、「うらやましい」「ずるい」って言われると、なかなか受け入れられなくて。最近やっと開き直ることができたんだけどね。

角さん それはしんどい…。それぞれの背景を想像しないと、意図せずに相手を傷つけてしまうこともあるんだよね。

浅井さん でも、逆のパターンで、妊娠した子に対する偏見や差別もあると思う。社内で産休を取る同僚が上司に「なんでこんな忙しい時期に」って言われている場面に遭遇したり。

角さん あー、それもあるね。私がいるファッション業界って鍛え抜かれた女豹が多くて(笑)、みんなキャリア志向が強いの。でも同じ業界で一緒に頑張っている友人がいるんだけど、その子は3人子どもがいるんだ。で、3人目を出産するときに、仕事を依頼されていた女性から、「もう(社会には)戻ってこないんでしょ」って言われて仕事を切られてしまったみたいで…。結局、その子は今も育児と仕事を両立して頑張っているんだけど、独身者からのそういう配慮のような攻撃もあるんだなって思ったよ。


空気読みすぎ? 「30歳までに結婚しておいた方が…」

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――舞菜さんのように自分のやりたいことができる人、そしてできない人との違いとはなんだと思いますか?

浅井さん 自分の意志を貫いたときに「家族がこう思うかも…」っていう気遣いができる人は、それにがんじがらめになってしまうのかも。ある意味、周囲のことを優先に考えてしまう、優しい人なんだと思います。私はそこをあまり考えず、本当にやりたいことに突き進んできたので。

角さん あと、もしかしたら、いろんな選択肢がありすぎるのも一因じゃないかな? 私は高校を卒業してからずっとちゃらんぽらんに生きてきたので、逃げ場がなかった。退路を絶っているからこそ、もう踏み切るしかないって思いでやってきたの。だから、やりたいことができない人っていうのは、目の前に複数の道筋があって、「本当にしたいことはこっちなんだけど、周りの目もあるし、こっちのほうがみんな納得してくれる」という妥協筋も見い出せるのかも。

坂田さん なるほど。もちろん、その選んだ生き方も否定はできないけどね。

角さん そうそう。ただ、「やりたいことができない」って嘆くのであれば、その理由はなんなのかを考えたほうがいいよね。「やりたいことができない」という"タイムライン"を選んだのは自分なんだから。

坂田さん 確かに。もしも、周囲の協力を得られないってことが原因なんだったら、積極的にコミュニケーションを図ればいいし。うちも親や夫とはこまめに話し合うようにしていて、anan総研での活動も仕事復帰に対しても理解をしてくれているから、自分らしく生きられているのかなって思う。

――やはり、自分の意志を相手に伝えることは大切ですよね。

角さん ただ、独身の女性が自己主張をしすぎると、男性からは理解されない気もするんです。

坂田さん どうして…?

角さん いつか、知り合いの男性が、はっきりとした意見を持つ女友達に対して「なんか怖い…」って言ってたのを聞いたの。それって、「男として手綱を取れない女性は怖い」って意味なんだと思う。だから、男女平等が謳われているものの、まだまだそれを望まない男性は多いんじゃないかなって。

浅井さん 「自分の支配下に置ける女性と結婚したい」って思っているような男性とは、私はどうやったって結婚はできないな…。

角さん 対等な関係が築けない結婚なんて、幸せじゃないよ。

坂田さん それは確かに。あとさ、自分が決めた“タイムライン”に突き進む女性は、柔軟性がないって思われそう。仮に結婚したとしても、「うまくやっていけるのかな?」って見られる感じ。

浅井さん バリバリ仕事をしているけれど、夫婦関係も円満な人は大勢いるんだけどな。先入観があるのかもしれないね。


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人生のキーワードを個々のテレビ画面にビジュアライズしたシーン。
――女性に対する偏見が残っている現代において、SK-Ⅱの【タイムライン】は一石を投じる動画になるかもしれないですね。

角さん そうですね。私は社会に流されたくないって思っていたくせに、どこかで「30歳までには結婚しておいたほうがいい」とも思っていて、そのタイミングで出会った人と結婚したんです。その結果、3年で離婚することになって。だから、結婚は年齢なんかで考えずに、自分がいいと思ったタイミングでするべき。それが自分でつくる“タイムライン”ということだから。舞菜さんの生き方を見て、そのことに気づいてもらえたらいいなって思います。

浅井さん 「30歳までに結婚しておいたほうがいい」という考え方は、周囲の空気を読みすぎているから生まれるんだと思う。だから、気づいたら周囲の空気ばかり読んでしまっている日本人にこそ、この【タイムライン】を見てもらいたい。

坂田さん そして、なぜ今この動画が作られているのか、その意義について考えていきたいね。女性も男性もどうあるべきか。それを考えるいいきっかけになると思います。


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母、祖母に舞菜さんの生き方の価値観は理解してもらえるのかーー?
きっと誰もが一度は考える、“自分らしい生き方”。それを実現させるのは容易なことではありません。社会や友人、両親からの見えないプレッシャーを受け、いつの間にか“空気を読むこと”ばかりにとらわれている人も多いはず。

でも、自分の人生は自分だけのもの。社会や他者から抑圧された人生を生きるのではなく、自ら決めて描いた“タイムライン”で、自分だけの人生を選び取ってみませんか?

そのためにも、今回集まってくれたanan総研メンバーのように、“タイムライン”の意義を考えてみることをおすすめします。


Information

ドキュメンタリーシリーズ【タイムライン】
https://www.sk-ii.jp/skincare-101/timelines/
SK-Ⅱ
https://www.sk-ii.jp/

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