お悩み:他人にどう思われているのか気になってしまいます。
何をするにも、他人の目が気になってしまいます。例えば、批判されるのが怖くて自分の意見が言えなかったり、SNSの“いいね!”の数を常に気にしてしまったり…。先日も、友だちの態度が急に冷たくなった気がしたので、「私が何かしたのかも…」と勝手に妄想して、あえて自分から距離を置いてしまいました。他の人にどう見られているか不安で、いつまでも“本当の自分”を出せずにいます。(26歳・アパレル)
しいたけ.さんのアドバイス:正解を探って、迷子になっているのでは?
他人の目が気になって自由に発言ができない、人から「正しい」と思われそうなことしかSNSに投稿しなくなる。それは“正解を探る文化”の弊害ともいえるでしょう。ソーシャルメディアが発達した現代では、自己表現やコミュニケーションの場に“他人の目”が多少なりとも入り込むのは仕方がないです。しかし、正解を選ぼうとするほど、相手の反応が気になって、自分自身が疲弊してしまいます。その人の価値は、“いいね!”の数で決まるものではありませんし、人生のほとんどは“不正解”の連続です。優秀に思える人ほど、実は間違いも数多く経験しているもの。常に正解を求めるのではなく、多くの不正解の中から自分なりの正解を見つけることが大事。怖がらずに挑戦していきましょう。
しいたけ.金言:人生のほとんどが不正解。
お悩み:大嫌いな人がいます。
仕事を通じて知り合った同年代の女子たちと仲良くなり、よくグループで集まって遊ぶのですが、その中に一人だけ、どうしても好きになれない人がいます。飲み会などの集まりには平気で遅刻してきて、約束を破ることもしばしば。相手も私に対して敵意を持っているのか、会えばイヤミなことばかり言ってきます。一緒の空間にいることすら苦痛で、もはや“苦手”というレベルでは片づけられません。(33歳・受付)
しいたけ.さんのアドバイス:わかり合おうと努力しすぎていませんか?
これは私が独自に編み出したテクニックですが、嫌いな相手に対しては、“イヤミ星で育ったエリート”“とにかく約束を破る星の王女”といった具合に、心の中でオリジナルの肩書をつけるようにしています。同じ人間だと思うと、どうしても負の感情が出てきてしまいますが、最初から“違う星から来た人”と思い込むと、案外許せてしまうことも。「エリートだから仕方ないか」と(笑)。…真面目な話、こうした事態に目を背けられない人の多くが、相手のことを何とか理解しようとして、正面からぶつかってしまうのです。でも相手とはそもそも文化が違うので、それも時間の無駄。いい意味での“諦め”、方針の転換をすることも、人間関係でストレスを溜めないためには必要と考えるべきでしょう。
しいたけ.金言:違う星から来た人もいる。
しいたけ.さん 占い師。早稲田大学大学院政治学研究科修了。哲学を研究するかたわら占いを学問として勉強。著書に『しいたけ占い 12星座でわかるどんな人ともうまくいく方法』(小社刊)ほか。最新刊『しいたけ.の部屋 ドアの外から幸せな予感を呼び込もう』(KADOKAWA)が12月15日に発売予定。しいたけのブログ https://ameblo.jp/shiitake-uranai-desuyo/
※『anan』2018年11月28日号より。イラスト・サヲリブラウン 文・瀬尾麻美
(by anan編集部)
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