G・ダビデ研究所監修、2026年前半の“恋と運命のゆくえ”。ここでは、G・ダビデ研究所主宰のオフェリア・麗さんのメッセージと、2026年前半の星座ランキングをお届けします!

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    Profile

    オフェリア・麗

    G・ダビデ研究所主宰。福岡県出身。西洋占星術をはじめ多くの占術を研究し、占い界を牽引している。抜群の的中率とビビッドな言語センスで多くの支持を得る。

    自らのマインドや行動次第で、道は大きく変化

    底上げ基調に弾みがつき、浮き立った世情も何のその、肝心のマネーや実社会の反応は鈍く、突き上げた拳に裏切りの矢まで飛んできて、しおれムードの中で迎える新しい年。

    太陽をはじめ、市況を活性化する小惑星群は、天頂から天底に宿る木星の元へまっしぐら。その風を受けて、休眠中の木星も3月半ばには覚醒し、修復&再建が加速する流れに。

    今度こそ! きっと良くなる!

    そんな希望や期待が膨らむ半年間でしょう。

    ただ、ホロスコープに落とし込んだ場合、それらは全て上から下への動き。見通しは甘くなく、実勢はむしろ下降線。景気も収支予測も下方修正やむなし、というのが正直な感想…。

    じゃあ頑張っても仕方ないじゃん、そう思った時点であなたはダウナー入り確定。実際には、浮上の機や幸運の連鎖につながるサインが折々に巡ってきます。それに気づけるか、状況を良くしようと進んで動けるかで、結果は全然違うのです。

    染みついた保身やセコい考え、俗な島国根性は、成長と発展の妨げ。内なる利己主義を排し、大きな心で世のため人のために立ち働きましょう。その小さな貢献が、日々の充足度を高め、更なる実りや目に見えない幸福の還流をもたらす力水に。

    そこで覚えておきたいのが、次の2つのワード。

    ・アファメーション

    ・アサーション

    意味は自分で調べてみてください。息苦しい現状と向き合う術や賢く生きる糸口が、何かしら掴めるに違いありません。

    この半年間で最も注目すべきは、土星と海王星が牡羊座の0度でピッタリ重なること。およそ36年サイクルで出現するこの配置は、現実と理想の融合、実体と虚像の乖離を表すとされています。ちなみに前回は、ベルリンの壁崩壊やビロード革命が起きた半面、天安門事件の痛ましい制裁も記憶に残るところ。

    今回のそれはフィールドが牡羊座であるため、始祖の地や荒れ野に悲願の恒久平和が訪れるなど、苦難の末に実りを得る構図とみてよさそう。長い努力の結晶が眠れる魂を呼び覚ます、逆に祈りの日々が鉄の掟を突き崩す、といったケースが多々。

    さらには理念も歴史も全く異なるコラボレーションが、新時代を開く可能性も高いでしょう。悪魔と堕天使の密約が巷を混沌のるつぼに陥れる危難さえなければ、多くのミラクル物語が人々を勇気づけ、その波動は世界の片隅にまで広がりゆくはず。

    要は、そこにリアルな積み重ねがあるか否か。ただ願い、夢見ているだけでは、この稀有な気運を活かすことはできません。自分の身に置き換えて、望む未来のために営々と力を尽くして。ちなみに、土星は大地や岩盤、海王星は文字通り海と霧の象徴。地下資源や海産物、国境を巡る攻防は水面下で熾烈化の様相。

    さて、春分図に目を転じてみると、押し上げパワーが世を席捲し、病魔撲滅、功徳・浄財のご利益もあらたか!

    えええ? 景気下振れの見立てはどこへ行った!? 思わず動揺し、改めて眺めることしばし…。この力強い配剤の源が、天底に宿った知恵と肉体とエーテルの集合体にあるのは一目瞭然。それは、市況が低迷しているからこそ、立ち上ってくる生命の奔流ともいえます。個々の受け止め方やその働きが、時代を動かす原点、かつ自らが生かされる道なのかもしれません。

    人生の大きな決断が訪れるのは?

    1位…蟹座、2位…牡羊座、3位…射手座

    大幸運期ゆえの迷いや憂いがチラつく蟹座。勢いを駆って突き進むか、大胆に舵を切るか、腹をくくって。逃げの選択はなし。牡羊座は苦渋の決断を強いられるも、そこから新局面が開けそう。射手座はトコトン悩み、考え抜いた末に、逆境から脱出。

    お金に好かれるのは?

    1位…双子座、2位…牡牛座、3位…蠍座

    ご利益豊かなのは、双子座。収入源が手堅い上、時間や自己リソースを満遍なく活用して、資産を増やせそう。牡牛座は、マネーセンスが時代にマッチ。楽しみながら効率よく稼げるはず。蠍座は、所得が上り調子。自分への投資で更に金脈が骨太に。

    仕事で必要とされる存在になるのは?

    1位…蟹座、2位…天秤座、3位…牡牛座

    最強運の蟹座は、仕事でもヒーロー確定。重圧も妬みもはねのけて、本分に邁進する姿勢が、後進のまたとないお手本に。確実にサクセスの階段を上っていくのは、天秤座。昇進や栄転の可能性も。牡牛座は、程をわきまえた気働きが高評価。

    充実した人間関係に恵まれるのは?

    1位…乙女座、2位…水瓶座、3位…山羊座

    多彩な人脈に触発されて、ひと皮むける乙女座。コラボ企画や異業種交流にもミラクルな収穫が。水瓶座は、盛り上げ上手。初対面の相手や苦手なタイプともスンナリ打ち解けられ、有意義なネットワークを築けそう。山羊座にはスゴ腕のバディ登場!

    恋の芽を上手に育てられるのは?

    1位…魚座、2位…蠍座、3位…獅子座

    モテ期の魚座が殊勲賞。ヒロインばりのパフォーマンスや演出で、ターゲットの本気をあおり、更に愛され体質に。僅差の2位は蠍座。熱量のこもった自己表現やシェアタイムが、縁を着実に熟成させていきそう。獅子座は、献身と癒しで幸福の座へ。

    監修・文・オフェリア・麗

    anan 2475号(2025年12月10日発売)より
    Check!

    No.2475掲載

    恋と運命。

    2025年12月10日発売

    弊誌恒例の占い特集の最新版。新たな時代の幕開け、2026年前半の行方を人気占い師たちが導きます。G・ダビデ研究所、星ひとみ、鏡リュウジ、Keiko、石井ゆかり、水晶玉子など超豪華ラインナップです。

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    「石橋を叩いて渡る」かのように慎重に事を進めていくことを表す日です。失敗しないように要所要所で確認を入れる、あるいは、頼みの綱となる人にお願いするなど万全を期しましょう。はたから見ると「成功させるために必死になっている」と冷笑されるかもしれませんが、本当に大事な場面ではそうなっても仕方がないものです。

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