
今年デビュー5周年を迎えるなにわ男⼦が、初のドームライブ「なにわ男⼦ 1st DOME LIVE ʻVoyAGEʼ」を⾏った。東京ドームでの2⽇間2公演を経て、⼤阪・京セラドームでは、史上初となる連続6⽇間6公演を達成。7⼈の故郷・⼤阪に錦を飾った、約3時間半に及ぶ⼤千穐楽の様⼦をレポートします。
Index
ゴンドラでの登場、ムービングステージに巨⼤バルーンなど、ドームならではの豪華な演出がギュッと詰め込まれていただけではなく、デビューからの5年間を当時の写真やその時どきのコメントで振り返り、なにわ男⼦の軌跡を辿る“エモい”演出もたっぷり! 会⾒で「⼤好きな地元・⼤阪で、史上初の連続6回公演、しかも“なにわ男⼦”と名前がつく我々で迎えることができて、すごく光栄に思います」と⻄畑⼤吾さんが⾔っていたように、夢だったドーム公演と史上初の2つを叶えた熱いライブとなった。
ジュニア時代と同じ、ゴンドラに乗り「ダイヤモンドスマイル」で登場!

⾚いマントに⾦飾り、⾚い靴、そしてゴールドの王冠をかぶったなにわ男⼦が、ゴンドラに乗ってメインステージの上空約20メートルから登場。彼らを王道アイドルへと導いた関⻄ジュニア時代の代表曲「ダイヤモンドスマイル」に、幻の2コーラス⽬を加えた「ダイヤモンドスマイル-Anniversary ver.-」を堂々と歌う7⼈。その登場の仕⽅が、ジュニア時代のライブ「関ジュ 夢の関⻄アイランド 2020 in 京セラドーム⼤阪〜遊びにおいでや!満⾜100%〜」とまったく同じというエモい演出が…!
ライブの⾐装を担当する⻑尾謙杜さんは「ドームツアーのオープニングは、『絶対に⾚で出よう』ってアリーナツアーの⾐装を作っている時から決めていました。⼀番こだわったのは王冠です。7⼈で王冠をかぶって出てくるってことは、相当な勇気が必要だと思いますし、覚悟がいることだと思うので、そこは⾒てもらえたら嬉しいなと思います」と会⾒で話していたように、デビュー5年⽬の貫禄を感じる堂々とした登場で観客を圧倒した。
「ちゅきちゅき三部作」の集大成は、丈子のウェディング姿で
「なにわ男⼦ Debut Tour 2022 1st Love」で⽣まれた⻄畑さん作詞、⼤⻄流星さん振り付けの楽曲「ちゅきちゅきハリケーン」。以降、藤原丈⼀郎さんが扮する“丈⼦”と⼤⻄さんの“流星”、⼆⼈の恋を「ちゅきちゅきブリザード」、「ちゅきちゅきハネムーン」と“ちゅきちゅき三部作”として、ライブで追い続けたなにわ男⼦。その集⼤成ともいえる“丈⼦”のウェディング姿を、チャペルに⾒⽴てたステージで歌う「ちゅきちゅきハネムーン」で届けた。
ギリシャ彫刻と化したメンバーの映像が2つに分かれ、その中からステンドグラスに⼤きく浮かんで現れたのは、まるでマリア像のような“丈⼦”の絵。華やかなオレンジのドレスにグレージュカラーのロングヘアでおめかしした“丈⼦”が現れると、⼤まじめな顔で厳かに踊る道枝駿佑さんと⾼橋恭平さん、⻑尾さんは笑いを堪えながら丈⼦の⼿を取り、エスコートする場⾯もあり、みんなで丈⼦の幸せを祝うムードでいっぱいに。
「え? 何みんな? 丈⼦のことが『可愛い』って?」とファンに呼びかけ、「可愛い〜!」のレスポンスを待つ“丈⼦”。今度は「流星、私に何か⾔いたいことがあるんだよね?」と⼤⻄さんに話しかけると、「丈⼦、これからも俺の⽬の前でずっと可愛い姿、⾒せてな。ちゅきちゅきフォーエバー!」と返す⼤⻄さん。ドーム公演ならではの壮⼤な遊び⼼が詰まった華やかな演出で、ファンを楽しませた。
事務所の伝統を感じる、フレッシュな関西ジュニアたちとの絡み
「勇気100%」では、「今回、関⻄ジュニアの⼦たちも僕たちをサポートしてくれています。これから⼀緒に未来を作っていく⼦たちなので、覚えてあげてください!」と⻑尾さんが紹介すると、伊藤篤志さん、池川侑希弥さん、⾓紳太郎さん、丸岡晃聖さん、北村仁太郎さん、中川惺太さん、⻲井海聖さん、嵜本孝太朗さん、⽥所蒼⼤さん、⻄野統真さんら総勢50名の関⻄ジュニアがステージに現れて、全⼒で元気にパフォーマンス!
そのパワーに思わず⻄畑さんが笑ってしまう場⾯もありながら、「関⻄アイランド」ではジュニアたちと⼀緒に外周に散らばり、アリーナをトロッコで移動しながらファンサを繰り出す場⾯も。ジュニアたちにマイクを向けたり、かがんで笑顔を交わしたり…。やさしく接するメンバーたちからは“お兄ちゃんらしさ”が溢れ、会場内はほっこりとした空気に包まれた。
藤原丈一郎さん・30歳バースデーにサプライズ連発!
会⾒で「単独でライブできるっていうのは本当に感無量です。僕は、京セラドームでオーディションをして、今⽇が20代ラストのステージということなので、すごく感慨深いなと思います」と⾔っていた藤原さん。そんな藤原さんに、MCの時間はサプライズの連発が⽤意されていた。
4⽇後の2⽉8⽇に30歳の誕⽣⽇を迎える藤原さんに、⻄畑さんの⾳頭で「お誕⽣⽇、おめでとう!」コールを会場全体で届けるとオリックス・バファローズの公式マスコットキャラクターである、バファローブルくんとバファローベルちゃんがバット型のバースデーケーキとともに登場。「なんで? 今⽇、試合ないで」と⼾惑いながらも「J・FUJIWARA 728」の背番号が⼊ったオリックス・バファローズの新しいユニフォームをプレゼントしてもらうと「これ、むっちゃ欲しかってん!」と藤原さんは⼤ハシャギ。さらに宮崎でキャンプ中の宮城⼤弥選⼿、安達了⼀コーチからビデオメッセージが届き、「この中で誰よりも京セラに通ってる⾃信がある」と豪語する、筋⾦⼊りのオリックスファンである藤原さんは「めっちゃ嬉しい。京セラドームならでは」と感無量。
さらに「俺やで〜!」とビデオレターに現れたのは、SUPER EIGHTの横⼭裕さん。「誕⽣⽇おめでとう。あの丈が30歳。8歳の時から知ってるから、感慨深いです。『anan』、びっくりしました。表紙⾒ましたよ。変な気持ちになりました(笑)」「1回、サシでごはん⾏きましょう」と、藤原さんが表紙を飾るこの⽇の発売号にも触れながらお祝いメッセージを届けて会場を沸かせた。
「めっちゃうれしいわ」と喜びを噛み締める藤原さんがソワソワしたのは、祖⺟、両親、姉という藤原家からのビデオメッセージ。「藤原家に⽣まれてきてくれてありがとう」という感動的な⾔葉の後、「それでは後半戦も盛り上がっていきましょう!」と⾔う⺟に、思わず「仕切んなって!」と照れ笑いする藤原さんだった。
「超巨大ちびぬいバルーン〜どっちやねん〜」でドームを飛び回る7人

昨年のライブツアー「なにわ男⼦ LIVE TOUR 2025 ʻBON BON VOYAGEʼ」では、7⼈で⾞に乗り込み、冒険の旅を綴る「The Greatest Voyage」を歌ったメンバーたち。どこかヤンチャな少年感の漂う、なにわ男⼦らしいキュートな⾐装に着替え、ドームではちびぬいキャラをかたどった巨⼤バルーン「超巨⼤ちびぬいバルーン〜どっちやねん〜」に吊り下げた⾃転⾞に乗り、京セラドームのスタンド席に⼤接近した7⼈。ペダルに⾜をかけ、上空をゆっくり旋回しながら、ニコニコ笑顔で歌うメンバーたち。
途中でバルーンが下降しはじめると、⼤橋和也さんが「ヤバい、沈んでくー! こういう時は、なにふぁむの⼒、貸してくれるかな?」「俺が『バルーン』って⾔ったら可愛く『あがれー!』って⾔って」と会場に呼びかける。「あがれー!」というファンからの声援でバルーンはまたゆっくり上昇し、ドーム内を旋回していく。その間も⾃転⾞のハンドルをギュッと握って、緊張していたのは⾼所恐怖症の⾼橋さん。「恭平、⼤丈夫?」と⾔う藤原さんに「今⽇、ちょっと怖いっす。今⽇、ちょっと揺れます。ヒャ〜!」と精⼀杯の声を出すと、会場から笑いが起きていた。
「初心LOVE」から始まったデビュー5年を振り返るメドレー

「#MerryChristmas」で京セラを⼀瞬にしてクリスマスムードにし、「君に恋をした」では彼らのキラキラ感を存分に⾒せたかと思えば、「ファイナル! まだまだ騒ごうか」という道枝さんの低い声が。“ヴィラン”な⾵貌を携えた⾐装に着替え、センターステージに現れた7⼈は炎が噴き上げ、⽕薬が爆発するステージで「The Answer」「Circus Night」と、ハードなダンスパフォーマンスを畳み掛けていく。
「ウォ〜オオ〜!」と⼒強く雄叫びをあげて歌い出す「Live in the moment」の頃には、さっきまでのキラキラ感を放っていた同じグループとは思えないほどのパワフルさで魅了し、最後はステージの奈落へ⾶び込んで驚かせた。
ほどなくして⾶⾏機の映像を背に、デビュー⾐装で姿を⾒せた7⼈。⻄畑さんが「もっとあんな恋がしたくて〜♪」と歌い出すデビュー曲「初⼼LOVE」から、これまでの5年を⾛⾺灯のように振り返る楽曲の数々が続く。同時にそれぞれに当時の映像が流れてくる演出には、⽬の前にいる彼らの成⻑ぶりと⾒⽐べて思わず胸が熱くなる。
「なにふぁむ! 京セラ! ラストスパート、⾏くぞー!」と藤原さんが煽り、⻘春感が詰まった「Blue Story」、ジュニア時代に何度も歌っていた「僕空〜⾜跡のない未来〜」へ。「夢が叶ったぞー!」「ありがとー!」と喜びいっぱいに⼤声をあげる⼤橋さんの声で、京セラ中に多幸感が広がっていく。
締めコメント全員分掲載!
7人それぞれの愛を、大切な“なにふぁむ”へ…
ここまで32曲を届けたなにわ男⼦。彼らにとって、ジュニア時代に⽣まれた⼤切な曲「Time View〜果てなく続く道〜」を披露する前に、⼼からの挨拶をなにふぁむに届けた。
道枝さん
「(今回の)ドームライブは3⼤ドーム、4⼤ドーム、5⼤ドームと広げていける公演になるんじゃないかなと思い、リハをやってきました。こうやって、こんなにもたくさんの⽅々が、僕たちを応援してくださって、すごく愛を届けてくださって、本当に⾃信がつきました。それは本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。いつか、贅沢を⾔っていいなら、この7⼈となにふぁむと、スタジアムで花⽕を⾒たいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」と⾔うと、拍⼿が湧き起こった。
大橋さん
「僕の今の気持ちを⼤声で⾔いたいと思います」と意気込みながら「なんやったっけ?」と⼀瞬ド忘れ。そんな愛嬌を⾒せたあと、あらためて「史上初を成し遂げたぞー!」と今の気持ちを叫んだ⼤橋さん。「6⽇間京セラでやるのは史上初と聞いて、夢が叶ったなっていう⾔葉が溢れ出してきました。僕たち7⼈、そして⽬の前にいる皆さん、そして全⽇本、全世界、全宇宙にいるなにふぁむの皆さんに⽀えられました。もっともっと皆さんが幸せになってもらえるように、僕たち精⼀杯頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。僕たちの夢は、まだまだこれから先いっぱいあります。皆さん、ついてきてください。本⽇はありがとうございました」
藤原さん
「誕⽣⽇をお祝いしていただき、本当にありがとうございます。あらためて、たくさんの⼈の愛を感じました。横⼭くんからのビデオレターを⾒ている時に横⼭くんからもらった⾔葉をふと思い出して。『頑張ってたら、誰か⾒てるから』って。その⾔葉を信じて、僕はずっと頑張ってきました。『いつ、これが報われるんだろうな?』と思いながら頑張ってたんですけど、 ⼀番近くにいるファンの⼈がずっとずっと⽀えてくれてました。今僕は、最⾼のメンバーと出会って、最⾼のファンの皆さんと、最⾼の場所で、最⾼の思い出を作ることができています! 本⽇はありがとうございました」
⾼橋さん
「本⽇は僕たちに会いに来てくれて、本当にありがとうございました。皆さん幸せでしたか? 今⽇が最終⽇ということで、こんなにもたくさんのなにふぁむのみんなと会えたことがすごく嬉しいですし、ここまでやってきたことは間違ってなかったんだなって実感しております。もちろん⼤好きなメンバーのおかげですし、たくさんいてくれるなにふぁむのみんなのおかげだと思ってます。みんながいるから僕たちがいますし、僕たちがいるからみんながいる。そういう関係で、お互い⽀え合いながら愛し合っていけたらなと思っております。僕たちは皆さんのことが⼤好きです」
最後はマイクを外して「なにふぁむー、⼤好きだよー!」と⼤声でファンへの愛を届けた。
長尾さん
「今⽇⼀⽇、楽しかったですか? 僕はご満悦でございます(笑)。皆さんと東京ドームから京セラドーム6⽇間、最⾼の思い出ができました。それが明⽇からは宝物だなと感じております。皆さんといろんなところに⾏って、いろんなことをして、いろんなことを感じて、いろんな思い出がたくさんあるんですけど、この数⽇の思い出は、すっごい輝いていると思います。またすぐ、皆さんと会えます。だって5周年ですから。皆さんとたくさん会って、たくさん思いを作っていきたいなと思っています。もちろん、その先もたくさんの宝物を⾒つけに⾏きましょう。本⽇は本当にありがとうございました」
大西さん
「本⽇は会いに来てくださり、本当にありがとうございました。皆さんがオープニングからめちゃくちゃきれいな灯りで僕たちを照らしてくれて、本当にアイドルでよかったなと⼼の底から思いました。僕はお仕事の中でコンサートが⼀番⼤好きなんですけど、それはいろんなところで、僕たちを⾒つけてくれて、会いたいなと思ってくれて、時間を作ってくれて、準備してくれて、僕たちも準備をして、お互いが愛をぶつけ合えるから。こうやってホールから始まってアリーナ、ドームまで、皆さんと来られたことが嬉しくて、この幸せな空間をこれからももっともっと⼤事にしたいです。これからも僕たちのこと⼤好きでいてください。僕たちを⾒つけてくれて、本当にありがとう」
西畑さん
「アイドルって最⾼ですね」と噛み締めるように⾔葉にしたあと、会場をぐるりと⾒渡した⻄畑さん。「今⽇ずっとライブしてて、最⾼に楽しかったです。なにわ男⼦って最⾼やなって思いました。皆さんはどうですか? なにふぁむって最⾼ですか?」と問いかけると「サイコー!」と声が返ってくる。「東京ドームから始まって、すごく濃くて、毎分毎秒が夢のようで。 今⾒ているのが現実なんだっていうのがすごく不思議な感覚で。でも⽬の前には⼀⼈⼀⼈皆さんがいて。終わってしまうのは、達成感はあるけどすごい寂しくて、ずっとこうやってライブしてたいなって思いました。今⽇だけじゃなくて、またぜひともなにわ男⼦に会いに来てください。出会ってくれて、本当にありがとうございました。なにわ男⼦はこれからも⼀歩⼀歩進んでいきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」
すべてを歌い終えた7⼈は、静かにゴンドラに乗り込んでステージ上空へと去っていった。残された観客は、ライブの振り返りやリハをする様⼦などの映像を⾒ながら余韻に浸る。ダンサーや関⻄ジュニア、⼤勢のスタッフたちの名前が流れるエンドロールのラスト、“SPECIAL THANKS”として⼀番最後に「NANIFAM」の⽂字。なにわ男⼦からファンへの感謝の気持ちは、こんなところにまで深く刻まれていた。
セットリスト
set list
- ダイヤモンドスマイル-Anniversary ver.-
- Over The Horizon!
- Poppin' Hoppin' Lovin'
- NANIWAʼn WAY
- I Wish
- ありふれた恋じゃ、もう満たされない
- Make Up Day
- Seven Stars 2025
- アシンメトリー
- Black Nightmare
- Melody
- Special Kiss
- ちゅきちゅきハネムーン
- 勇気100%
- 関⻄アイランド
- なにわの男⼦やねん!
- Because I just love you
- Never Romantic
- Happy Happy Lucky You!!(ジュニア)
- The Greatest Voyage
- Happy Happy Birthday!!
- ⽉⽕⽔⽊君曜⽇
- YUUWAKU DANCE
- Doki it
- #MerryChistmas
- ハッピーサプライズ
- 君に恋をした
- The Answer
- Circus Night
- Live in the moment
- 初恋LOVE(うぶらぶ)
- a サチアレ
- Time View〜果てなく続く道〜
b Soda Pop Love
c ちゅきちゅきハリケーン
d 妄想っちゅーDiscooooooo!!
e 2 Faced
f Blue Story
g Alpha
h 僕空〜⾜跡のない未来〜
【ENCORE】
- ギラギラサマー
- ボンボンボヤージュ
- コイスルヒカリ
- なにわ Lucky Boy!!
【W ENCORE】
- スキスギ

























