チョコレート界はただいまシーズンまっただなか。6つのトップメゾンも、この冬の新作を次々と発表しています。さまざまなテーマを掲げ、辣腕ショコラティエたちが思いを込めて生み出した一粒。ぜひ、じっくりと味わって。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ
1977年、のちに“ガナッシュの魔術師”と称されるロベール・ランクス氏が、当時珍しかったショコラ専門店として創業。そのモダンな一粒はフランスのショコラ文化の礎となった。1998年に日本1号店がオープン。
ランデヴーア パリ(5個入り)¥2,187 パリの日常の4シーンをショコラで表現。バラとスミレ、フランボワーズ香る「フルール プレズィール」など。1月中旬~販売。東京都千代田区丸の内3‐4‐1 新国際ビル1F TEL:03・3201・6006 11:00~20:00 無休
ピエール・エルメ・パリ
ピエール・エルメ氏は仏最高勲章シュヴァリエを受章、「世界のベストレストラン50」で最優秀パティシエ賞に輝き“パティスリー界のピカソ”と称されている。1号店は1998年、日本で誕生。青山店は昨年末リニューアルした。
ボンボン ショコラ14個詰合わせ“アムール”¥5,670 プラリネのカリカリが楽しい「アンフィニマン プラリネ アマンド」も新作。1/18~2/14販売。東京都渋谷区神宮前5‐51‐8 ラポルト青山1~2F TEL:03・5485・7766 10:00~20:00 不定休
アンリ・ルルー
“フランス・ショコラ界の父”と呼ばれるアンリ・ルルー氏が1977年、ブルターニュ・キブロンで創業。名作、塩バターキャラメルしかり、職人の手仕事を守りつつ、食材からのインスパイアを元に、革新的なお菓子を生み出している。
Voyage au Japon(ヴォヤージュ・オ・ジャポン)(6個入り)¥2,900 ほうじ茶プラリネの「キョウト」、柚子とバジルの「ユズ・バジリック」も。箱は京友禅の老舗、『千總』とのコラボ。古典柄の花車は日本への旅を象徴。伊勢丹新宿店などで2/1~数量限定販売。0120・033・340
ピエール・マルコリーニ
1994 年創業。ブリュッセルに構えるアトリエで、カカオ豆から、画一的でない大胆なアロマのチョコレートを作り続けている。日本には2001年上陸、全国に今や7店舗を展開。一昨年に、ベルギー王室御用達となった。
カカオ グラン クリュ 7個入り¥2,550 世界各地のカカオの特徴を楽しめるアソートメント。今回は特別に新作「アーモンド プラリネ グラン クリュ」を一粒プラス。東京都中央区銀座5‐5‐8 TEL:03・5537・0015 11:00~20:00(日・祝日~19:00)
フレデリック・カッセル
パティシエのエリート集団、ルレ・デセールの会長も務めるフレデリック・カッセル氏のパティスリー。1994年、静かな森に囲まれたパリ郊外のフォンテーヌブローで店を構えた。日本では2008年から展開している。
コフレ・ミルフイユ(6個入り)¥2,700 ショコラになったミルフィーユ。バニラ、ピスタチオなど6種の味わい。1/25~通年販売。東京都中央区銀座4‐6‐16 銀座三越B2 TEL:03・3562・1111(大代表) 10:30~20:00 休みは施設に準ずる
ユーゴ・アンド・ヴィクトール
2010年に誕生と新しめの店ながら、上質な素材と、『ラデュレ』や『ギィ・サヴォワ』で活躍したユーグ氏の技術と、溢れるイマジネーションで生み出すお菓子は、パリっ子たちを虜に。昨年、日本旗艦店が開店。
Frais(フレーズ)(12個入り)¥4,800 おなじみのカルネ(手帳)のパッケージもイチゴのハートで。東京都渋谷区神宮前4‐12‐10 表参道ヒルズ本館1F TEL:03・6434・0912 11:00 ~ 21:00(日曜~ 20:00) 休みは施設に準ずる