
トミー・フェブラリーさんとそのダークサイドという設定で生まれたトミー・ヘヴンリーさん。2人のトミーによる2ndアルバムがアナログで再発売されます。
2001年の日本のミュージックシーンに、メガネとともに彗星のごとく舞い降りたトミー・フェブラリー。ファッションは、中途半端丈のスカート&ソックス、ブックバンドでまとめた本を抱えたプレッピースタイル。微妙に踊りが揃わないチアガールたちを従えて、ユーロビート・サウンドに乗って小指を立てて歌うトミーの存在は、かわいくてどこかひねくれていて、そしてちょっぴりアンニュイで、当時の音楽好きカルチャー女子たちの心を鷲掴みにしたとか、しないとか。
突然やってきた謎の転校生的な登場だったトミーですが、その正体は人気バンド「ザ・ブリリアント・グリーン」のボーカルの川瀬智子。トミー・フェブラリーは彼女のソロプロジェクトであり、サウンドを手掛けていたのはブリグリのメンバーである奥田俊作。彼が作り出すクオリティの高い1980s感溢れるメロディとサウンド、そこに川瀬のこだわりが詰まりまくったビジュアルが加わった作品群が、登場から四半世紀経った今、世界中から再評価され、その人気は大きなムーブメントに!
ワールドワイドなY2Kブームを背景に、2024年初頭にアメリカのZ世代の間で人気が爆発。TikTokでの人気は凄まじく、特に「♥Lonely in Gorgeous♥」という曲の再生回数はなんと16億回を突破。以降も人気は継続中で、昨年11月には、NYとLAでフィルムコンサートが開催されて、コスプレをしたファンたちがスクリーンに向かい大合唱! 会場限定Tシャツも即完するほど盛り上がったそう。
日本では昨年7月に、トミー・フェブラリーと、そのダークサイドという設定で生まれたもう一人のアーティスト、トミー・ヘヴンリーの1stアルバムのアナログレコードをそれぞれ発売&あっという間にソールドアウト。そして2月11日、2人のトミーの2ndアルバムがアナログで再発売されることに! リトルツインスターズとコラボしたジャケットがかわいい『Tommy airline』は、ニュー・ウェーブ感溢れるダンス・ポップミュージックが、ゴスなムードのポートレートが魅力的な『Heavy Starry Heavenly』では、オルタナティブで骨太なロックが楽しめる。タイムカプセルのように届けられた2枚のアルバム、ぜひレコードに針を落とし、聴いてみて!
2000年代には、ananにも多数ご登場いただきました!

No.1290(2001年11月14日発行)
トミーがリアルに活動していた2000年代は、ミュージシャンがファッションのお手本だった時代。トミーもananの誌面にファッションアイコンとして多数登場。私物を公開し、こだわりのおしゃれの秘訣を教えてくれたことも。ちなみに、川瀬智子さんとして登場してくれたことももちろんあり、当時焼き物にハマっていたという川瀬さんと共に銀座の渋い器のお店を訪れる、なんて企画もありました。ぜひまた登場してください!
Profile
Tommy february6&Tommy heavenly6
トミー・フェブラリー&トミー・ヘヴンリー 川瀬智子自身が2つの人格をプロデュースするソロプロジェクト。フェブラリーはトミーのブライトサイドで2001年デビュー、一方2003年デビューのヘヴンリーはダークサイドの設定。2024年に米国と日本でTikTok公式アカウントを開設。写真はTommy heavenly6。
information

左・「je t'aime ★ je t'aime」などを収録したTommy february6『Tommy airline』、右・「Pray」などを収録したTommy heavenly6『Heavy Starry Heavenly』。それぞれ全12曲入り。【完全生産限定盤(アナログ盤2枚組)】 各¥6,800(ソニーミュージック)
anan 2483号(2026年2月10日発売)より

























