ガクテンソク、ミルクボーイ、フースーヤら人気芸人が総出演。万博会場を爆笑の渦に!

6月15日、大阪・関西万博で、国連パビリオンと吉本興業が主催するイベント「Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO」が開催された。イベントの趣旨は“SDGsへの理解を深めてもらう”こと。そして、万博のテーマ“いのち輝く未来社会のデザイン”の実現とSDGs達成への貢献を目指し、会場各所で催しが展開された。


万博会場を爆笑の渦に! YOSE in EXPO(よしもと waraii myraii館)

人気芸人が総出演。みんなに笑顔を届ける!
「よしもとwaraii myraii館」では“こころとからだの健康につながる、笑いのチカラ”をテーマに「YOSE in EXPO」が行われ、若手からベテランまで20組の人気芸人が漫才やネタを披露。観客で埋め尽くされたアシタ広場には笑顔があふれ、拍手が響いた。

「Walk the Talk」は国連本部があるニューヨークやジュネーブでも開催されているイベントで“有言実行”という意味。このマインドのもと、自分の目標を言葉にして発信する。それが達成への大切な一歩となり、SDGsの考えにも繋がるきっかけとなることを目指しているのだとか。

“YOSE”に出演した芸人たちにも、イベントを通して見つけた目標を聞いてみた。ガクテンソクのよじょうさんは「やっぱり、世界を笑かすですね!」と。それを聞いた奥田さんは「ネタ作ってるの僕なんですけど。それって、世界を笑かすネタを俺に作らす、という目標?」とツッコミを入れつつも「(西川)きよし師匠が55年前の万博のステージに立って、今日また立たれたんで、僕も師匠みたいに50年後、もう90歳超えてますけど、次のこういう世界的なイベントに立てるような芸人としてやっていきたいですね」。

「Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO」

Information

メイン会場はEXPOホール「シャインハット」。オープニング&クロージングステージにスペシャルサポーターのJO1が登場し、パフォーマンスを披露。その他、ポップアップステージでの公開生配信やトークセッション、スタンプラリーなど多彩なイベントが行われた。

MCに漫才に、みんなを笑顔にしたコンビ3組にインタビュー

ガクテンソク「国連と吉本のイベント? ドッキリかと思いました」

左から、よじょうさん、奥田修二さん

――万博でMCという大役、もちろん初めてだと思いますが…。

奥田:まず台本が届いた時点で、国連と吉本のイベントっていう時点で、ドッキリやと思いましたよね。国連と吉本? あぁ、これドッキリだ(笑)。だまされたフリしようって思ってたんですけど、ほんまでしたね。当日が来て「いや、ホンマなんかい」って。いや、でもすごいですよね。会場おっきいから。

よじょう:なんかみんなテンション高いというか。ほんまに万博が盛り上がってるな、と思いました! しかも、お笑いとパビリオンって、なんか相性いいですよね。

奥田:そうなんですよ。だから、言ってみたら、むっちゃでっかい、地域の明るい祭り。そういうの、やりやすいんですよ、やっぱり。たまに行くことあるんですけど、盛り上がってる地域の夏祭り、それの地球規模版に出てるって感じです。

――よじょうさんも、いつもよりテンション高いような?

よじょう:これはね、お客さんが上げてくれました。僕が元気をいただきました。ほんまは、あげなあかんのですけどね。

奥田:昨日、たまたま大阪泊まりやったおかげで、東京の国分寺市から来なくて済んでるんで、元気でもあるんですけど。

よじょう:それはありますね(笑)。

奥田:お笑いのチカラを信じて、笑いたいなと思ってくださってるみなさんが、気持ちよく、心から笑えるようなものを提供できるようにがんばっていきたいですね!

ガクテンソク

Profile

よじょう 1981年生まれ、ボケ担当。奥田修二 1982年生まれ、ツッコミ担当。NSC大阪校27期生扱い。2005年9月結成。『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』優勝。

ミルクボーイ「あるあるネタは英語でも海外でも通じるんです」

左から、駒場孝さん、内海崇さん

――いつもと違う雰囲気の舞台でしたが、どうでしたか?

内海:横に大屋根リングがあったり、前にオレンジの大きい玉とかあって、見てる景色がいつもの劇場とちゃうんで、なんかこっちも楽しい雰囲気で、はい、漫才できました!

――世界で漫才を披露してみたいとか思ったりしますか?

内海:やってみたいですね。英語さえできれば、ですけど。でも前に番組で、英語で漫才する企画をやったんですよ。「オカンが言うには」を「マイ・マザー・セイ」みたいな。英語の下手さもウケたのかわかんないですけど、でもなんかウケました。

駒場:晩ごはんでコーンフレークが出てきたら、ちゃぶ台ひっくり返すところはウケてたんで、やっぱり海外でもコーンフレークは朝ごはんなんやと思いました。晩やったらあかんねやって。あるあるネタは外国の方にもわかるみたいです。

――今日のイベントを通して見つけた目標を教えてください!

内海:僕らファン層がちょっと上なんですよ。40代とか50代の方。今日もオカン世代が、うちわ持って振ってくれてて、後ろで見てくれてたんで。前の若い子、あんま笑ってなかったんです(笑)。そこはやっぱり若い子もターゲットにしていかなあかんかなと。きゃーきゃー言うてたん多分40代の人やったんで。

駒場:僕は声がちっちゃいので、ほんま今日みたいな屋外だと、めっちゃでかい声出してるつもりなんですけど…。やっぱ聞こえてない感じがするんで、もっとでかい声出す、ですね。

ミルクボーイ

Profile

駒場孝 1986年生まれ、ボケ担当。内海崇 1985年生まれ、ツッコミ担当。NSC大阪校27期生扱い。2007年7月結成。『M-1グランプリ2019』優勝、'22年『上方漫才大賞』大賞受賞。

 

フースーヤ「世界の人が笑えるようなギャグもたくさん持ってます!」

左から、田中ショータイムさん、谷口理さん

――お二人の漫才は言葉の壁を越えて海外でもウケそうです。

谷口:めちゃくちゃ笑ってる外国の方、いましたね。でもわざわざ見には来ない通りがかり、枠の外の人でしたね。これ、万博やな~と思いました。以前、台湾から来られた方に「今日は、台湾からフースーヤの単独ライブ観に来ました。いつもはYouTube見たり、配信買ってます」って、出待ちで言われたことがあって。すごいな、台湾にも届いてるんだって、めっちゃうれしかったです。お笑いは他には誰を見るか尋ねたら、フースーヤと東京03さんしか見ないらしくて。なので、東京03さんと僕らの笑いは外国でも通じるんやとわかりました。

田中:東京03さんと僕らで海外でライブ回ろうかな。ツーマンライブ。あ、夢です。計画段階です(笑)。いや、もう正直世界狙ってますね。世界の人が笑えるようなギャグもたくさん持ってますし。代表ギャグを一回、YouTubeでいろんな国の言葉に変換しました。ジャスティン・ビーバーに届けっていうことで。

谷口:PPAPが刺さったのを受けて、彼にハマりに行くためだけのネタを一回作ったんですけど、届かずでした。

――世界をすごく意識してますね。目標は世界進出ですか?

田中:海外と日本の架け橋になるようなコメディアンになりたい、と思ってます。こういうところで、ボケなくてすみません。

谷口:僕は有名なTikTokerになりたいなと思います。

田中:あ、そういうオチ。TikTokerも世界と日本繋ぐけど…。

フースーヤ

Profile

左・田中ショータイム 1993年生まれ。右・谷口理 1993年生まれ。NSC大阪校38期生。2016年4月結成。’24年『NHK上方漫才コンテスト』優勝、’25年『ytv漫才新人賞決定戦』優勝。

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写真・吉村規子

anan 2454号(2025年7月9日発売)より
Check!

No.2454掲載

ボーダレスカルチャー 2025

2025年07月09日発売

アニメ、映画…世界で沸いているカルチャーをボーダレスに楽しめるようになった昨今。あまたある情報の中からいま注目すべきエンタメをピックアップします。海外からの反響も大きい日本発の配信ドラマ、日本で楽しむ韓国ミュージカル、国際化著しい大阪のお笑い、女性作家中心に人気を集める東アジアの文学界など、知っておきたい最新エンタメ事情&話題の人々に迫ります。さらに開催中の大阪・関西万博で世界中のカルチャーを体感できるエリアをレポート。

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