timelesz project -AUDITION- DOCUMENTARY

【timelesz project #15人の想い⑪】日野健太「このオーディションは人生の節目に出合えた縁」

エンタメ
2024.12.26

timeleszの“仲間探しの旅”、通称“タイプロ”。約1万9000人いた候補生は、4次審査までに15人に絞られた。審査が進むにつれ、配信や公式サイトで徐々に明らかになる候補生たちの個性や素顔から目が離せなくなった人も多いことだろう。そこで今回は、日野健太さんの「timelesz project」に懸ける熱い想いに迫るインタビューをお届けします。

日野健太「このオーディションは人生の節目に出合えた縁」

応募したきっかけは、内装やデザインで関わっているイタリアンピザのお店のお客さんから、このプロジェクトのことを教えてもらったことです。自分から知って応募したわけではなかったので、1次審査に通った連絡がきた時は、このまま進むのか、すごく迷いました。ジャズやR&Bシンガーとして自己プロデュースでやってきて、30歳を迎え、自分の音楽が完成しつつある。でも、これまで僕が音楽を続けてこられたのは、小さな偶然というか、言ってみればまぐれが重なった結果なんです。その一つひとつを僕は“縁”や“運命”だと捉えて生きてきました。だから、このオーディションもそうなんじゃないかと。ソロでやってきて、仲間が欲しいとも思っていたんですよね。timelesz projectは一からグループを作るのではなくて、新しい仲間を見つけるためのオーディションじゃないですか。30歳という人生の節目で、アイドルという新しい挑戦ができて、僕も仲間に出会えるかもしれないチャンスをもらえた縁として、大事にしたいと思ったんです。

4次まで来て実感するのは、アイドルはエンタメの究極だということ。20代の10年間、唯一続けてこられた歌には自信はあるけど、頭の中でダンスのことを考えちゃうと歌えないんですよ。歌、ダンス、表情…すべてを意識しながら同時にできてしまうアイドルというジャンルに対して、日増しにリスペクトが生まれますし、自分もなりたいという気持ちが強まっています。

僕が言うのもアレですけど、timeleszのお三方はそれぞれ個としてのパワーがあって第一線で活躍し続けているのに、もう一回グループにフォーカスを当てて、もっと大きいことがやりたいんだという想いにもう痺れちゃって! お三方共通で思うのは、コメントから、ちゃんと見てくれているんだと感じられるところ。僕だけじゃなくて、3次なら36人、4次は18人全員のことを。本気で向き合ってくれているのが伝わるから、期待に応えたい、もっと頑張りたい。そう思わせてくれるお三方のこと、めちゃくちゃリスペクトしてます。

リスペクトの大切さは、僕自身の体験を通して痛感していて。以前、バンドを組んでいた時はそれがなくて、熱量に差が出てきてバラバラになってしまったんです。もしメンバーとして加入できるのなら、timeleszさんがSexy Zone時代から培ってきたものへのリスペクトを忘れたくないです。

PROFILE プロフィール

日野健太(ひの・けんた)

1994年10月24日生まれ、愛媛県出身。歌手。3次審査では自らの歌唱スタイルをアイドルらしく昇華させ高評価を得た。「4次では初心者と思わせないキレのあるダンスを見せたい」

PROFILE プロフィール

timelesz(タイムレス)

2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。

INFORMATION インフォメーション

『timelesz project ‐AUDITION‐』

timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。

写真・くさかべまき 取材、文・小泉咲子 望月リサ

anan 2427号(2024年12月18日発売)より

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No.2427掲載2024年12月18日発売

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