timelesz project -AUDITION- DOCUMENTARY

【timelesz project #3次結果と新たな挑戦者①】初のチーム戦、波乱あり、成長ありの3日間を振り返る

エンタメ
2024.12.13

timeleszの新たな仲間を探す旅、「timelesz project」。候補生約350人の中から通過した36人が次に挑むのは3次審査。3次審査は、各9人の4チームに分かれ課題曲を仕上げるチーム戦であり、同時に4次へと進む15人を選ぶ個人戦。3日間の過酷なバトルを振り返ります。

初のチーム戦、波乱あり、成長ありの3日間。

3次審査は、V6の曲で、ジュニアの定番でもある「Can do! Can go!」の振り入れからスタート。さらにチームの課題曲と、合わせて2曲を実質2.5日で仕上げなければならないタイトなスケジュール。しかし、ジュニアたちは通常これ以上の短時間でやってのけるので、このスピード感に食らいついていけるかは大事なポイントに。最終的には個人に順位がつき合否が決まるが、4チームに分かれてパフォーマンスを仕上げていく。その過程では、それぞれのレッスンに取り組む姿勢や協調性も明らかになっていった。2日目にはSUPER EIGHTの大倉忠義さんがサプライズ登場。終始、緊張感ある3日間の戦いを振り返る。

【DAY 1】暫定ながら初めて個人順位がつき自分の現在地を知る。

9:30 菊池(風磨)さんから内容発表

10:00 全体ダンス「Can do! Can go!」

11:00 暫定順位発表/自己紹介

13:00 グループ分け/課題曲発表/リーダー・パート決め 振り入れ、ボーカルレッスン開始

19:00 仕事終わりの松島(聡)さんが会場入りし、各チームを視察

21:00 DAY 1 終了、ホテルへ

3次審査最初の関門は、V6の楽曲「Can do! Can go!」の振り入れ。菊池さんが一人ひとりのパフォーマンスをチェックし、次々と立ち位置を指定。そこに書かれた番号こそが自分の暫定順位だった。ダンス経験者と未経験者が偏らないように4チームが編成され、それぞれの課題曲に取り組む。この日は候補生が互いを知るための自己紹介タイムがあり、モノマネを披露した候補生もいた。

【DAY 2】各チームに数多くの課題が残る中間発表に…。

7:30 会場入り/スチール撮影/自主練

9:00 timeleszの3人が登場、候補生に午後の中間発表が告知される/全体ダンス

10:00 各グループ ボーカル・ダンスレッスン/自主練

12:00 SUPER EIGHTの大倉忠義さんがオーディションの様子を見学

14:00 中間発表

17:00 各グループ ボーカル・ダンスレッスン/自主練(集中レッスンをしてもらう候補生も)

21:00 DAY 2 終了、ホテルへ

「Can do! Can go!」にメンバーも参加。練習から躍動感あるプロのダンスで魅せた。松島さんが「楽しむよ~!」と士気を上げ、全員の気持ちが一つに。踊り終えると自然と拍手が起こった。一方で、突如発表された中間発表での課題曲のパフォーマンスはメンバーやトレーナーが望むレベルに届かず。課題が明確になった。ちなみに、佐藤(勝利)さんから、前日までいた博多のお菓子の差し入れも。

\4チームの2日目を総まとめ!/

中間発表があった2日目にananが潜入! この日はカメラ総数約30台、総勢80人ものスタッフが動き、メンバーや候補生の一挙手一投足を捉えていた。

Team RED

ダンス未経験者が多くとも抜群のチームワークで魅せた!

3次審査課題曲/SHAKE
猪俣周杜さんが一人練習していると、自然と浅井乃我さんや佐野空波さんが合流するなど、リーダーでムードメーカーでもある上野凌大さんを中心に早くから団結。中間発表前に唯一円陣を組んでいたのもREDチームだった。しかし、菊池さんが緊張感の薄れを見抜き指摘。気持ちを入れ替え挑んだ発表では9人の笑顔がはじけ、松島さんも体を揺らしながら終始ニコニコ。「見る人の惹きつけ方がよかった」(佐藤さん)と高評価を得た。

Team YELLOW

1分1秒を惜しまず課題のボーカルを猛練習。

3次審査課題曲/Monster
個人暫定1位の実力者ながら、リーダーとして悩む山根航海さんだったが、レッスン場を出る際に「忘れ物しないようにね!」と声掛けするなど、こまやかなリーダーシップを見せていた。チームの課題はボーカル。ハモる予定だったパートが「目指したところに到達していない」(トレーナー・宮本美季さん)とユニゾンに変更になってしまう。しかし、レッスン直後、エレベーターを待つ間も歌い続けるなど、諦めることなく練習を重ねた。

Team GREEN

ポテンシャルは高い“華のあるチーム”。

3次審査課題曲/Monster
候補生同士の距離がなかなか縮まらずグループの一体感に課題を残したGREEN。パフォーマンス披露直前には、安部亮輔さんの脚がつってしまうアクシデントも。「自己管理も仕事、仲間を気遣うのも仕事」という菊池さんのプロ意識を的確に表した言葉は、全候補生の胸に響いたはず。それでも、発表後の集中ダンスレッスンで未経験者の加賀谷桜汰さんの表情が、何かを掴んだかのようにふわっと和らぐなど、本審査に向けて明るい材料も。

Team BLUE

【Team BLUE】腹を割って話し合い空中分解の危機を脱出!

3次審査課題曲/SHAKE
篠塚大輝さんがレッスン前にいち早く入って自主練を始めたり、高山大輝さんと堤良維さんがハモリパートを繰り返し練習したり。個々はやる気がみなぎっているのに、ダンス移動でぶつかるなどどこかちぐはぐな印象。佐藤さんからは「個のいい部分をグループとして活かせていない」という鋭い指摘が。発表後、菊池さんがチームに掛け寄って緊急ミーティング。車座になって本音をぶつけ合えたことで、明日へ希望をつなげた。

【DAY 3】36人から15人へ。生き残りを懸けた本番!

8:00 会場入り/各グループ最後の自主練

11:00 審査会場へ移動

14:00 パフォーマンス審査本番/選考ミーティング/順位発表

21:00 3次審査終了

朝から最後の仕上げ作業が続く最終日。会場は中間発表とは異なるスタジオで、本格的なライティングが組まれ、本番に向けて緊張が高まっていく。大多数の候補生にとって、マイクを持って歌うのはこれが初めての経験となる。順位発表後、志半ばでオーディションを去ることになった21人には、メンバーから一人ひとりに、予定していた時間を大幅に超えて温かいメッセージが送られた。

PROFILE プロフィール

timelesz(タイムレス)

2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。ニューシングル『because』が発売中。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。

INFORMATION インフォメーション

『timelesz project ‐AUDITION‐』

timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。timeleszのファンも、そうでない人も注目必至の新感覚オーディション番組。

取材、文・小泉咲子 望月リサ

anan 2426号(2024年12月11日発売)より

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