現在、福岡、⼤阪、東京、名古屋と4⼤ドームツアー「King&Prince DOME TOUR 2026 STARRING」を開催中のKing&Prince。最新アルバム『STARRING』を引っ提げたツアーから2⽉18⽇(⽔)の公演の模様をお届けします。

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    2023年に新体制になって約3年──。ふたりで歩み始めてから2⽉15⽇に1000⽇⽬を迎えたKing&Prince。会⾒ではこの2年間、振り返る暇もないくらい⾃分たちにできることと向き合い、駆け抜けたと語っていたふたり。

    永瀬廉さんは「ファンが喜んでくれることや楽曲に時間をかけて向き合ってきた2年だった」と語り、髙橋海⼈さんは「もう今では全てが愛おしく⾒えてくる。公園でイチャイチャしているおじいちゃんおばあちゃんみたいな安⼼感(笑)。廉が隣にいるのは当たり前じゃないし、奇跡的な時間」とふたりの強固な絆を感じさせるコメントをしていた。

    2023年6⽉21⽇リリースの『なにもの』から始まり、最初のアリーナツアーではファンが⽬の前にいる光景に感極まっていたふたりが4⼤ドームツアーまで辿り着いた。

    圧巻の巨⼤タワー出現に沸いたオープニング

    会場は天井席まで超満員。ペンライトが⽩と⻩⾊の2⾊で埋め尽くされる中、スクリーンに映し出されたのは、⽩い⼿袋のキャラクターのアニメーション。会⾒では髙橋さんが注⽬ポイントのひとつで「⼿のキャラクターが客席をあっためてくれていて。⾃分たちが出てくる前からもうステージが始まっている」と語っていた通り、⼀気に『STARRING』の世界観に没⼊できる仕掛けに。

    今回は、「映画」をテーマに時間をかけてじっくり熟考して作られたKing&Prince史上最⾼傑作と⾃負するアルバム『STARRING』を背負ったステージ。映画の始まりのようなワクワク感を⾼めてくれる映像からスタートし、髙橋さんの「レディ、アクション!!」の合図で本編へ。ふたりの登場は、アリーナ中央、まさかの⾼さ15mの巨⼤タワーの上というサプライズな幕開けに…!

    髙橋さんはイエロー、永瀬さんはホワイトの照明に照らされたタワーから放たれたのは、会場を照らすサーチライトのような眩しい光。⼤歓声に包まれる中でイヤホンみたいにふたつが揃ってひとつと歌うラブソングで⽢いハーモニーを届ける「Stereo Love」を。タワーから降りたふたりは、センターステージまでの花道約100mが⾚⾊の照明に照らされるとレッドカーペットさながら歩く姿は、威⾵堂々たるものだ。

    とびきりのショータイムに誘う「Theater」を、⼿を振りながら歌う姿はスターの輝きに満ち溢れている。この曲は、SNSでの総再⽣回数が約4.5億回となっているアルバムリード曲。ファンクをベースにしたトラックと現代的なメロディが融合されたダンスナンバーだ。彼らのパッションに共鳴するように炎の特効が上がり、会場に訪れたTiara(ファンの総称)もますますヒートアップ!

    「&LOVE」では髙橋さんが「俺の後についてきてください」とクラップを呼びかけ、会場が⼿拍⼦でひとつに。「Donʼt Grow Up」では、「皆さん楽しんでますか? 歌って踊って跳びはねたいと思います。皆、ついてこられる?」とコール&レスポンス。「OK。皆いい感じです。ミニスカの⼈以外、ちゃんと踊っていました。やるやないかい!(笑)その調⼦で最後まで⾏きましょう〜」(髙橋さん)と、曲の合間にファンとのコミュニケーションも忘れないのがKing&Prince のライブだ。

    「皆⼀緒に踊りましょう」(髙橋さん)の声で会場がダンスしたのは、「What We Got 〜奇跡はきみと〜」。まるで魔法のような、かけがえのない奇跡を歌うこの曲では、会場の制御ライトがレインボーに輝き、美しい光景を⽣み出す。最後はふたりでハイタッチ!

    おなじみのキャラ・城之内くんとたけやんが映像とMCに登場

    King&Princeのお笑い的(!?)コーナーといえば、すっかりおなじみとなった城之内くん(永瀬さん)とたけやん(髙橋さん)。けだるそうに喋る原宿系男⼦のキャラクターになりきり、ゆるい会話を繰り広げるふたり。今回はカラオケボックスでふたりの新曲の打ち合わせ中、曲が降りてくるまでの⼀コマが映像で⾯⽩可笑しく描かれた。

    その後、城之内くんとたけやんが⽣まれたきっかけとなった曲「Harajuku」などをキャラのままで披露も。そのままMCも城之内くんとたけやんのまま突⼊! 「ようやく東京に降臨した! うわー、俺ら売れているんじゃない? うぬぼれるわ(笑)」と、会場から声援を浴びて嬉しそうな城之内くん。「せっかく東京だし、地⽅から来た⼈もいるかもしれないし、原宿連れていく?」と、原宿グルメを堪能したいと⾔い出す。たけやんは綿菓⼦、城之内くんは⽜丼がいいと⾔いながら、5万5000⼈のファンを個室ごはんに連れていくという無謀な話し合いを繰り広げていく。

    そして、髙橋さんが着替えでステージを去ってもキャラのままトークを続ける永瀬さん。「じゃあ、永瀬くんのいいところね、好きなところを⾔えるっていう⼈いる?」と、これもまたすっかり恒例となったファンへの直撃質問コーナーへ。⼀⼈をご指名して、好きなところを聞くと「蹴られそうにカッコいいことを⾔う?」と“気だるそうに”を“蹴られそうに”ととぼけて聞き間違い。続いて「髙橋くんの好きなところ」を会場に尋ねて、「ダンス」とファンが答えると今度は「髙橋くんのおすすめのダンス曲」を質問。「めちゃめちゃ相談してるな〜」と客席の様⼦をしっかり伝えていた。

    ふたり揃ってからは城之内くんとたけやんモードから通常に戻ってトーク。永瀬さんが「ずっと⾦⿂が餌を⾷べてるみたいにパクパクしていて。あなた何喋っていたんですか?」と曲の合間に髙橋さんが⼝を動かしていたことが気になったという。「あの時は、『オリンピック観た? ⾦メダルすごかったよね』ってマジで⾔ってたの(笑)」と髙橋さん。ここからミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケートで⾦メダルを獲得したりくりゅうペアの話で盛り上がる場⾯も。「時事ネタを⼤事にして、ちゃんと世間の流れに乗っていきたい。“りくりゅうペア”は、素晴らしかった。ふたりのシンクロ率はマジですごかった」(髙橋さん)と絶賛だ。

    そして、「俺らはオリンピックに今回呼ばれなかったけど…」と“れんかいペア”で出場したい競技は、“800mソリ”という話に。スキーは得意じゃないという髙橋さんは、「やっぱりスポーツの⼟俵で戦っても多分勝てないと思うから、『2026 冬季アイドルオリンピック』に出たい。明星ジャンプ!」とニッコリ。「雑誌の『Myojo』で名物で。うちの事務所のアイドルは皆、こうやって跳ぶ」(髙橋さん)と実践。本気でやろうとふたりで⼿を繋いで⼤ジャンプを披露する場⾯も。

    MC中には3⽉25⽇にリリースする新曲「Waltz for Lily」を紹介。この曲は永瀬さんが主演する映画『⻤の花嫁』の主題歌として映画のために書き下ろされた楽曲。⼤切な⼈との出会いを儚くも描いた歌詞と和のエッセンスを加えた⼤⼈びたワルツだ。会⾒では永瀬さんが「初めてワルツというジャンルをやりました。歌詞もめっちゃキレイな世界観やなというポイントがたんまり詰め込まれていて。⾃分ともちょっと置き換えられる歌詞。⽇本語のキレイさを堪能してもらえるような曲」と解説。

    髙橋さんは「ワルツのアレンジのニュアンスについては廉が引っ張って意⾒してくれて頼もしかった。映画でこの曲が流れるのが待ち遠しい。映画に寄り添って作られた曲なので、バチバチに合ってるかなと思います」と永瀬さんの映画を⼼待ちにしているとコメントしていた。この⽇、東京公演で初お披露⽬。温もりを感じるような温度感の歌声で、ハートフルにまっすぐな愛を歌う姿に会場のペンライトが揺れた。

    そして、永瀬さんが「皆さん、いただきますか? 皆さんにこの曲、差し上げまーす!」と叫ぶと、⼤きな話題となった50TA⽒が作詞作曲した「希望の丘」へ。King&Princeの「エナジーを“差し上げます”」というフレーズに対して、「いただきます」とファンが返す、コール&レスポンスが⾯⽩いナンバーだ。会⾒で「いただきます」を皆楽しみにやりに来ていて、ちゃんと⾸まで下げてくれている⼈がいたとふたりが話していた通り、全⼒のコール&レスポンスが繰り広げられ、⼀体感は満点。ファン参加型の演出で⼤盛り上がりだ。

    ソロは、永瀬さんが儚げな表情で切ない歌声を届けた「Darling」。シャボン⽟がフワフワ空を舞う演出と星空の光景がスクリーンに映し出される中、恋い焦がれて会いたいと願うという想いを歌うバラードに会場はうっとり。会場のペンライトも星のように輝き、ファンと⼀緒にこの曲を完成させたのはロマンティックな星空空間だった。⼀⽅、髙橋さんのソロ曲は、「this time」。本⼈が作詞作曲を⼿掛けており、⾔葉の響きがユニークな楽曲だ。布団が敷かれ、おやすみタイムのような演出で枕を投げたりする場⾯も。眠れない夜に踊る夢を⾒ているような感覚に包まれた。

    場⾯は変わり、「こくはく」と題して、“れんかい”に似せた2匹の可愛らしいリスのキューピッドのキャラクターが登場したスクリーン映像を公開。アニメキャラに合わせてふたりがアフレコして挑んだのは、勇気ゲージをファンが放つポジティブな⾔葉でいっぱいにするお遊びコーナー。“さいこう”“がんばれ”“てんさい”“だいすき”という⾔葉の中からひとつのワードが選ばれ、会場みんなで⼤合唱。勇気ゲージのメーターがフル満タンになると、応援していたリスが「僕は君のことが⼤好きです」と告⽩。結果、「こくはく」は⼤成功に。「この調⼦でみんなをキュンキュンさせちゃうぞ!」と永瀬さんと髙橋さんが声を揃えて、次の曲へ。

    STARRINGなふたりが紡ぐ幸せな空間に感動

    続いて⼤きなハート型のセットから登場して歌ったのは、「HEART」だ。⼤きな歓声が巻き起こると頭上から1万6000個のハート型のバルーンが降ってくるファンタジックな光景に誰もが笑顔になり、まさに幸せな空間そのもの。かと思えば、ラストスパートの「Magic Touch」では360 度回転する炎の特効演出の中、ハードに攻めのダンスで会場を圧倒。「シンデレラガール」のようなデビュー当初の曲から最新曲まで、多彩な表情で魅了し、最⾼のエンターテイナーであることを証明していた。

    今回のツアータイトルとなっている「STARRING」は、主演・主役を意味する。それぞれが映画やドラマで主役を担い役者としても活躍しているからこそ背負える⾔葉だ。そして、スター街道を突き進んでいくぞという覚悟を込めたタイトル通り、ふたりで4⼤ドームを達成できるほど、愛されるスーパースターに頼もしく成⻑。ふたりが⽣み出す演出は、ピースフルで訪れた誰もが幸せになれるステージだった。

    最後、ふたり揃ってステージに⽴ち、髙橋さんが「皆さん今⽇はありがとうございました。今⽇はたくさんの皆が来てくれましたけど、僕たちKing&PrinceとTiaraの皆は、出会うタイミングがそれぞれ違います。でも、本当に⼤切な出会いがひとつひとつ重なって、今僕たちはステージに⽴てています。皆、ありがとう。僕たちと初めて会ったあの⽇のことを思い出して聴いてください」と挨拶し、「MEET CUTE」へ。

    忘れない瞬間である初めましての出会いの歌を⼤切に紡ぐふたり。それは初めて観る映画の感動を君の隣で味わっていたいという願いのうた。King&Princeのふたりが出会った運命の⽇から⽉⽇が経過した2026年。STARRINGでドラマティックなふたりが紡ぐシナリオは、幸せなネバーエンディングストーリーだ。

    写真・くさかべまき 取材、⽂・福⽥恵⼦

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