夢の「コーチェラ」出演に向けて布石となるアルバムが完成。
「『Ultimate Anthem』は、今後のリリスクを象徴する曲になると思います。ライブでは声出しや手拍子など、一体感を生む仕掛けもあります!」(ryuya)
「私もこの曲が一番のお気に入りで、〈New lyrical empire〉というフレーズの通り、リリスクの新しい姿を打ち出した曲になっていて。個人的にも満足いく歌入れができた自信作です」(hana)
「自分がフックを歌わせていただいた『Fallin’』は、最初に僕がレコーディングをして、あとからメンバーの声が入った音源を聴いたときに感動しましたね」(malik)
「『Ringing』の歌詞は頭の中を覗かれてるような感覚になるほど、私そのものっていう感じがします」(sayo)
「『Night Walking』は、私とryuyaで歌っているのですが、初めてロングバースでラップできたことも嬉しかったです!」(mana)
「キーが高くて歌えるか心配だった『DRIVE ME CRAZY』は、歌い込むにつれて声が出るようになって。おかげで歌唱レベルが上がりました」(tmrw)
minanさんとreinaさんは、chelmicoのRachelさんが作詞した楽曲を挙げた。
「『CHO→CHO』は人生に迷っている方々の背中を押してくれる曲になっています」(minan)
「今やライブの定番曲の『mada mada da!』は夏に向けて気持ちが上がる曲です」(reina)
アルバムのラストを飾るのは、現体制になって初めて発表した楽曲「NEW WORLD」だ。
「一番歌っているし、一番聴いてきた思い入れの強い曲。それが今作に収録されたことで、改めて胸にくるものがありました。始まりの曲だけど、この先も私たちの心の支えとなってくれる宝物です」(mana)
渾身の作品を完成させたリリスクに、今後の目標を聞いた。
「私たちは『コーチェラ・フェスティバル』出演を最終目標に掲げていて。今作が夢を掴む布石になればと思っています」(minan)
現体制初のオリジナルアルバム『DAY 2』。8人になって最初のデジタルシングル「NEW WORLD」、最新曲「Ultimate Anthem」「Ringing」を含む全13曲収録。【通常盤(CD)】¥3,300(ビクターエンタテインメント)
リリカルスクール 左下から反時計回りにreina、tmrw、mana、sayo、hana、ryuya、minan、malik。2010年ガールズラップユニットとして結成、’23年2月から現体制に。5月5日、渋谷 The GAMEで「lyrical school oneman live 2024“DAY 1”」開催。
※『anan』2024年5月1日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・真貝 聡
(by anan編集部)