岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ソニー製品」です。
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僕が所属しているレコードレーベルはソニー・ミュージックレーベルズのSMEレコーズです。マネージメントをお願いしているのもソニー・ミュージックアーティスツという会社です。ミュージシャンとして拾っていただいた当初からずっと変わらずソニーにお世話になっています。そうである以上、音楽を聴く製品に関してもソニーグループのものを使わせていただこうと、大きくひっくるめたところの“自社”製品を愛用しています。

最近買ったものでいうと、ワイヤレスイヤホンを購入しました。普通に家電量販店へ行って試聴をしてみて、これがいいなと思って買いました。〈LinkBuds(リンクバッズ)〉というBluetoothイヤホンです。低域もしっかりとしていて音質のバランスがとてもよく、フラットで聴きやすくて気に入っています。イヤホンは、低音を効かすなどイコライザーを細かく設定することができるものやさまざまな種類があるので、試聴は必ずして、自分に合うものを見つけるのがいいと思います。〈LinkBuds〉は価格もお手頃だし、おすすめです。

今、アルバム制作の真っ最中ですが、できあがった曲は家のスピーカーやマスタリングスタジオの冷蔵庫みたいにでっかいスピーカーでまず試聴して細かなところまでチェックします。でも、その後にスマホに落としてワイヤレスイヤホンで聴く作業も必ずやります。音楽を聴く環境は人それぞれですが、多くの人がイヤホンやスマホ内蔵のスピーカーで聴いているんじゃないかと思います。なので、みなさんが最も聴く状態と近い環境下で、どう音が鳴っているかを確認するのはとても大切な作業なんです。あとは、新幹線の移動時間もワイヤレスイヤホンで音楽を聴いていますね。

家のオーディオ環境でいうと、楽曲を制作する仕事部屋で使用しているスピーカーはフランスのFOCAL(フォーカル)のもの。これは、僕が上京したばかりのころ、音響マニアである橘慶太さんが僕の耳に合うものを選んでくれたものなので他社製ですが、リビングに置いてあるのはやはりソニー製のコンポです。仕事部屋はあくまで仕事として音楽を聴くための場所なので、ゆったり落ち着いて自分のために聴くときにはこのコンポで音楽を流します。これも、みなさんご存じの家電量販店で普通に買ったものです。音楽は作るのも、聴くのもぜひソニー製でお願いします!

おかざきたいいく コンセプト・アルバム『OT WORKS III』とアナログ盤12インチシングル『サブマリン』が発売中。全国17都道府県19公演のライブハウスを巡る「okazakitaiiku JAPAN TOUR II」(12/23まで)がスタート!

※『anan』2023年10月18日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)

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何かの成果を得るというのは純粋な努力だけでなく運も絡みます。だから、結果だけ見ればよくいわれるように「なるようになる」ものです。野心的に頑張る一方で、もう十分だと思ったり、私には合わないなと感じたりするならば、いっそこだわりを捨てることで気が楽になるでしょう。達観的に眺める心の余裕が欲しい日です。

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