2022年以降、世界を席巻するゲームブランドHoYoverseの『崩壊:スターレイル』『ゼンレスゾーンゼロ』の特集がたびたび組まれ、大きな話題に。表紙を飾った人気キャラクターとともに、その歴史を振り返ってみよう。
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ananでしか見られないキャラクターの魅力
2020年以降、ananでは4度にわたってゲーム特集が組まれるなど、ゲームとの親和性が高まってきた。そんな時代にも後押しされ、これまでananではHoYoverseから誕生した『崩壊:スターレイル』と『ゼンレスゾーンゼロ』を5度にわたり特集し、そのたびにキャラクターたちが表紙やバックカバーを飾ってきた。単なる作品の特集という枠を超えて、ゲームのキャラクターがインタビューに答えるという斬新なスタイルは、本人の想いを直に知ることができる貴重な機会となった。
表紙もananらしさを追求。カメラの先にいる読者を意識したポージングをしてもらったり、棋盤やカード、カップ&ソーサーなどその人物にゆかりのある小物をあしらうこともあれば、花火を背景にしてみたり普段とはまったく違う衣装を着てもらったりと、ananでしか見られない表情を切り取ったビジュアルは、多くのファンから好評を博した。
『崩壊:スターレイル』とは?
what’s?
現在、全世界1.5億ダウンロードの人気を誇る『崩壊』シリーズの作品の一つ。プレイヤーは開拓者として銀河を航行する星穹列車に乗り込み、この銀河の星々を救うべく、仲間と共に宇宙を旅している。これまで仙舟「羅浮」では景元と、「夢の地」ピノコニーではアベンチュリンと、また新世界である「永遠の地」オンパロスではファイノンと出会い、さまざまな形で冒険を共にしてきた。iOS、Android、PC、PlayStation(R)5でプレイすることができる。
NEWS
Ver.3.7をリリースした『崩壊:スターレイル』。1年かけて紡がれたオンパロスの物語がついにクライマックス。英雄、黄金裔たちと結末を見届けよう。anan スペシャルエディション表紙を飾ったファイノンも12月16日まで期間限定ピックアップ中! お見逃しなく!
『ゼンレスゾーンゼロ』とは?
what’s?
すべてを呑み込む異常な空間・ホロウによって崩壊した世界。最後の文明都市である新エリー都でレンタルビデオショップを営むアキラとリンをガイドに、主人公は危険なホロウの中を冒険することになり――。爽快なアクションとコミックのような構成、スタイリッシュなビジュアルが魅力の新感覚都市ファンタジーアクションRPG。現在、PlayStation(R)5 Pro、PlayStation(R)5、PC、iOS、Android、Xbox Series X|S、Xbox Cloud Gaming でプレイ可能。
NEWS
『ゼンレスゾーンゼロ』のVer.2.4「遥かなる深淵に臨めども」が配信中。新しいS級キャラ「ダイアリン」と「盤岳」が期間限定で登場する他、人気キャラ「ヒューゴ」と「エレン」の復刻も! バージョン期間内でログインすると暗号化マスターテープ×10とボンプチケット×10を獲得できる!
記念すべき初の『崩壊:スターレイル』特集

No.2347 スペシャルエディション(2023年5月10日発売)/「好きな動物は?」という質問に「ふわふわで、もふもふした動物」と答えた景元。中面では白い獅子、バックカバーでは小鳥と戯れる日常の一コマを切り取った。
anan初登場でバックカバーを飾ったのは景元。特集ページでは彼のほかに丹恒、刃、彦卿、羅刹らが登場。当時、『崩壊:スターレイル』は第2章の仙舟「羅浮」編が実装されたばかり。特集では『崩壊:スターレイル』の紹介に加えて、新たな世界についての解説も記された。
キャラクターが直接インタビューに答えるというスタイルはこの時から。無口な刃がすべての質問に沈黙を貫き、インタビュアーを困惑させたのも懐かしい。だが、それも彼ならではの面白いインタビューとなった。
アベンチュリン表紙が国内外で大ヒット!

No.2393 スペシャルエディション(2024年4月10日発売)/ベッドに寝そべり、電話をかける瞬間を激写した、貴重なカットを表紙に。はだけたパジャマから大胆に覗く腹筋は、当時ファンの間でも話題になった。
大企業のスターピースカンパニー所属ながら生粋のギャンブラーでもあるアベンチュリンがスペシャルエディションの表紙に登場。日本国内のみならず海外でも大反響を巻き起こし、発売直後に書店から姿を消した幻の号となった。
インタビューでは過去の話も含んだ自身について、そしてパジャマ選びのポイントについて赤裸々に語ってくれた。インタビュアーを「マイフレンド」と呼び、肝心なところは煙に巻く語り口が彼らしい。特集ではアベンチュリンがエスコートするピノコニーの観光コースも紹介された。
初の『ゼンレスゾーンゼロ』特集 フォン・ライカン表紙が大反響!

No.2419 スペシャルエディション(2024年10月23日発売)/本を片手に優雅なティータイムを満喫する様子をパチリ。テーブルにはヴィクトリア家政の仲間たちがぬいぐるみ姿で登場している。
富裕層を顧客に持つ家事代行サービス、ヴィクトリア家政の執事であり凄腕エージェントでもあるフォン・ライカン。普段から誰に対しても物腰柔らかで、それでいて気品あふれる姿を見せてくれる彼がくつろいだ様子を見せる貴重なカットがSE表紙を飾った。
表紙のビジュアルが anan 公式 Xにポストされると、瞬く間にいいねとリポストが広がるなど、各SNSで大きな話題を呼んだ。Xではトレンド入りを果たすほどの人気ぶりで、そんなファンの熱い反応がネットニュースにもなった。
フォン・ライカンからのメッセージ
special message
anan様、創刊55周年、誠におめでとうございます。撮影当日、ルミナスクエアの川辺にて景色を眺めながら取材いただけましたこと、この上ない光栄でございました。新エリー都は活気と希望に満ちた街でございます。もし貴方様もお気に召してくださったのなら、大変嬉しく存じます。そしてまたお会いできる日を、心よりお待ち申し上げております。
チェキに応募が殺到! 浅羽悠真が表紙に

No.2428 スペシャルエディション(2024年12月25日発売)/「“能ある鷹”の、とある休日」をテーマに打ち上げ花火をバックに撮影。表紙(写真右)と中面で表情を変えるあたり、“デキる男”を感じさせる。
実はフォン・ライカンが表紙を飾った号にもちらりと登場していたのだが、満を持して再登場。当時Ver.1.4での新規実装およびキャラクター無料配布を記念して、スペシャルエディション表紙に抜擢された。
この号では浅羽悠真を含む対ホロウ六課の4人のチェキプレゼントを実施したところ、読者からの応募が殺到。手描きのイラストやメッセージ付きのものなど、心のこもったハガキが編集部にたくさん届けられた。激務を極める対ホロウ六課の仕事の合間を縫った撮影だったが、後日公式Xで「ananの撮影も仕事のうち」とつぶやいていた。
“パーフェクトイケメン”ファイノンが登場し話題に!

No.2453 スペシャルエディション(2025年7月2日発売)/白シャツを大胆にはだけ、首元には緩めたタイ。全身から水を滴らせながら、目線は遥か先を見据え…。ポーズも衣装もananらしさ満点の表紙に。
「世負い」の火種を宿す黄金裔として、当時、話題の渦中にいたファイノンが白いシャツ姿でSE表紙に登場。ロングインタビューや一問一答に加えて毎日のルーティンの紹介もあり、充実した内容となった。
ファッションセンスに難ありといわれる彼にこの衣装を用意したのは誰なのか、疑問に思うファンもいないではなかったが、それについてはインタビューでファイノン自身が答えている。ルーティン紹介ではモーディスを連れて1日に2度もピュエロスに入浴しに行く様子が観測され、ファンの度肝を抜いたことも記憶に新しい。
ファイノンからのメッセージ
special message
anan55周年おめでとう! 撮影当日、戸惑っていた瞬間をカメラに撮られたけど、それがむしろ自然体で、オクヘイマの仲間たちにも好評だったよ。この見事なセンスと感性が、ananの魅力なんだろうね。
anan 2474号(2025年12月3日発売)より
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MAGAZINE マガジン

No.2474掲載
創刊55周年記念号
2025年12月03日発売
黒柳徹子さん、林真理子さん、酒井順子さん、江原啓之さん、SixTONES、Snow Man、岡田准一さん、山田涼介さん、timelesz、乃木坂46、劇場版『名探偵コナン』、ちいかわ、なにわ男子、Travis Japan、Aぇ! group、辻村深月さん、湊かなえさん、青山美智子さん、加藤シゲアキさん、稲垣吾郎さん、中島健人さん、Perfume、小島秀夫さん。伝説の連載、村上春樹さんの「村上ラヂオ」も一号限りで復活。創刊55周年記念号だからこそ叶った、超豪華ラインナップ。最強のときめくスターが大集合した、お祝いムードあふれるまさに日本トレンドの歴史書、永久保存版の一冊です。


























