「サプライズ満載だよ。ジャック・スパロウが落ちぶれて、海賊なのに銀行強盗をするシーンは、良質のサイレント映画のよう。バスター・キートンやチャップリンの世界だね」
ジョニーといえば〈泥沼の離婚劇で、激ヤセ〉と噂されたけど、すこぶる元気。シリーズ5作目となる最新作の出来にも自信満々だ。
「オーランド・ブルームが演じたウィルの息子が登場するのはいいアイデア。それによってオーランドも再び出演してくれて嬉しいよ。それに新キャラのキャプテン・サラザールをハビエル(・バルデム)が演じてくれたことも、すごいサプライズだ。彼とは『夜になるまえに』で共演してからの親友で、演技の巧さも人柄も知っているからね。今回も、常に“死”の匂いを漂わせるサラザールを深みのある演技で体現してくれた。彼らと一緒にアイデアを出し合って仕事ができることがとにかく楽しくて、至福の時間だったよ」
じつは、もうひとり超サプライズな出演者がいる。
「ジャックが牢獄で伯父と遭遇するシーンがあるんだけど。僕は“ポール・マッカートニーが演じてくれたら、面白い!”とひらめいて、直接電話をしたんだよ。ジャックの父親役はローリング・ストーンズのキース・リチャーズだし、その兄弟はビートルズのポール・マッカートニー。こんなこと…まさに奇跡が実現したと思わない?」
キャストばかりか、ストーリーにもユニークかつ新鮮なエピソードを盛り込んでマンネリを打破した新作。ジャックの宿敵バルボッサが抱き続けた“人生の秘密”が明らかにされる展開は人間ドラマとしても見ごたえあり。もちろん、ジョニー演じるジャック・スパロウの魅力も健在だ。
「ジャックの本質は変わらない。不遜で狡猾。経験から何かを学んだり、それによって成長することはありえない。つまり、彼はいつまでたっても本能の赴くままに行動しているんだ。でも見方を変えると、そんなジャックこそが純粋であり無邪気にも見える。たぶん、それがみんなに愛される理由なんだと思うよ」
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