自分で方向性を決め込まず、可能性を楽しむことも大切だと思う。
TikTokのメイク動画が1600万再生を超え、ビューティ面にも視線が集まる森香澄さんの美容との向き合い方とは?
「メイクを始めたのは大学生の頃。高校時代は寝癖のまま学校に行くタイプでしたが(笑)、石原さとみさんに憧れてメイクを真似する中で美容全般に興味を持つように。今はドラッグストアのポイント10倍デーにコスメを買い込み、YouTubeやSNSを参考にあれこれ試すのが休日の楽しみになっています」
局アナ時代はほぼセルフメイクだったそう。
「最初の頃は失敗ばかり。私は目力が弱く、情報を伝える際の説得力に欠けるのがコンプレックスで…。アイシャドウやアイラインをしっかり入れて目元を強調したら悪目立ちしてしまい、濃すぎるのもよくないと学びました(笑)」
失敗を経て、今では“あざと可愛いメイク”の達人に。そんな森さんに、メイクを活用したセルフプロデュースの秘訣を尋ねてみた。
「方向性を自分で決めないこと。私自身も好きなメイクをしていたら“あざと可愛い”と言っていただく機会が増えたけれど、最初からそれを意識していたわけではないし、そこに縛られすぎると自分を狭めてしまう気が。この撮影のメイクも新鮮でしたし、いろんな可能性を楽しむことが幅を広げることに繋がると思います。いつかTWICEさんのようなアイドルメイクや中華メイクにも挑戦してみたいですね」
Self Makeup Tips!
均一な肌作りが最大のポイント。
年齢や性別を問わず好感度バツグンな森さん顔の秘密を公開!
「ニュース番組の時は顔に気になる点があると情報の邪魔になるので、肌荒れやクマをきちんと隠すことが重要に。どの世代の方が見ても不快にならないように、口元はベージュやピンクが◎。口をよく動かす仕事なので、保湿力の高いリップや透明グロスで乾燥を防ぎます。茶色のインライン&黒マスカラで、抜け感を出しつつ説得力のある目元に仕上げる点もポイント」
Kasumi’s Beauty Rules
1、ヘアケアに投資して髪に自信が持てた!
「髪が多い上に硬くて、広がりやすいのが悩み。サロントリートメントはなかなか続けにくいため、日々のヘアドライをレプロナイザー 4D Plusに変えてみたんです。値は張りますが、潤いを与えながら乾かせてダメージが少なく、髪がしっとり。さらにヘアミストやミルクで保湿をすることで、乾燥や広がりが落ち着いてきました」
2、大切な撮影の前にはハーブピーリングに。
「20代後半に入ってから肌のくすみやシミが気になってきたので、撮影が続く時期の前にハーブピーリングを取り入れるように。ピーリング系はダウンタイムが必要なものが多いけれど、私が通っているサロンの施術は皮むけしないし、終わった直後からメイクもOK。自分へのご褒美として、月に1回のペースで通っています」
3、乳酸菌サプリ&お酢ドリンクで腸活。
「朝は旬の果物を食べるのが理想ですが、用意に時間がかかるし、果物って意外と高くて(笑)。代わりにお酢を水か炭酸水で割ったものと乳酸菌サプリを飲むのを日課にしたら、毎朝いいスタートが切れるようになってコンプレックスだったぽっこりお腹も解消しました。お酢はリンゴ酢やハスカップ酢が飲みやすくてオススメです」
もり・かすみ 1995年6月16日生まれ、東京都出身。2019年からテレビ東京のアナウンサーとして活躍し、今年4月よりフリーに転身。Instagramは@mori_kasumi_
トップス¥29,700(ミュラー オブ ヨシオクボ TEL:03・3794・4037) イヤカフ¥13,200(チェリーブラウン TEL:03・3409・9227) スカート¥44,000(フミエタナカ/ドール TEL:03・4361・8240)
※『anan』2023年5月31日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・真島絵麻里