日本各地を探してみたら、話のタネになるローカルな調味料が出るわ出るわ。基本調味料はもちろん、ちょい足しで料理が大化けするテーブル調味料に、ちょいのせで食欲倍増なごはんの友まで。今回はその中から、関東のローカル調味料をピックアップしました。

かければなんでもうまくなる! 東京・中里の「中里のしまだれ」

中里のしまだれ 150ml 800円。
中里のしまだれ 150ml 800円。

東京から約300km、伊豆諸島南端に位置する青ヶ島。ここでは刺し身にはワサビ醤油ではなく島だれが常識だ。昔から各家庭で手作りしていた味噌ダレで、作り手によって味が異なるのだとか。島の宿〈中里〉では3年寝かせた島味噌に島唐辛子、醤油、生姜、ニンニクを合わせて、さらに熟成させたもの。唐揚げの下味、野菜炒めやパスタの隠し味にも美味。150ml 800円。TEL:04996・9・0062 http://item.rakuten.co.jp/kusaya/10000169/

蓋を開けた瞬間、広がる幸せ。千葉・HAPPY NUTS DAYの「ピーナッツバター粒あり」

ピーナッツバター粒あり 240g1850円

ピーナッツバター粒あり 240g1850円

『HAPPY NUTS DAY』は、スケボー仲間3人により房総・九十九里で誕生したピーナッツバターのブランド。高クオリティで全国のファンに愛されている。材料は千葉県産落花生と北海道産てん菜糖、九十九里産の海塩だけ。ザクザクの粒を噛んだ瞬間、熟練の職人が丁寧に焙煎したピーナッツの香りとコクが花開く。カレーやエスニックの隠し味にも大活躍。なめらかな粒なしもあり。240g1850円。TEL:03・6869・9811 http://happynutsday.com

鎌倉漁協の「もったいない」と料理家の知恵が生んだ傑作。神奈川・鎌倉ダイニングの「鎌倉アンチョビ」

鎌倉アンチョビ 10g500円

鎌倉アンチョビ 10g500円

シラス漁の網にかかった大量のカタクチイワシを、ある日譲り受けた料理家の矢野ふき子さん。新鮮なイワシは確かにおいしいが、一度に食べるには限度がある。そこでひらめいたのが保存食になり、さまざまな料理に使えるアンチョビだ。量抑えめの自然塩で熟成させ、グレープシードオイルで漬け込んだアンチョビはコクはあるのに、香りも塩気もまろやかで使い勝手がいい。10g500円。TEL:0467・44・8822 http://www.kamakuraanchovy.com

※『anan』2016年11月2日号より。写真・小笠原真紀 水野昭子  文・日高むつみ

(by anan編集部)

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