JO1・白岩瑠姫×大平祥生、2人で旅行するなら? 白岩「祥生が行ったことない場所に連れていくよ」

2024.6.2
韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11人組グローバルボーイズグループ・JO1。デビューから4年が経ち、それぞれが感じるグループの成長と変化、また“新章”の幕開けとなる待望のニューシングルの聴きどころや彼らのポジティブ習慣についても伺いました。ここでは白岩瑠姫さんと大平祥生さんのインタビュー内容をお届けします。

【RUKI】白岩瑠姫

JO1 白岩瑠姫 音楽

「今回のシングルは、ライブの盛り上がりを重視した“音を楽しむ”が裏テーマ。ライブで歌っているところを想像しながら、楽しくレコーディングしました」

ニューシングルの制作をそう振り返った白岩瑠姫さん。収録されている曲の中でも特にお気に入りの曲を尋ねてみると、「う~ん」と言いながら、頭を抱える仕草。

「どれも好きだから選べないなあ。『Love seeker』と『Test Drive』は朝聴くと特に高揚感が増すので、テンションを上げたい朝に聴いてほしい曲。一方で、僕が参加したユニット曲の『Sugar』は僕たちの挑戦が感じられる曲です。しっとりした曲なので、午後から夕方にかけて聴くのがおすすめです」

デビューから4年。公私ともに自身の成長を感じているそう。

「最近、JO1の昔のMVやライブ映像を見返して思ったのは、その頃に比べて今はパフォーマンスに余裕が出てきたということ。もちろんまだまだ課題はありますが、楽しめるようになったのは成長かな、と。プライベートでは、この頃、朝早く起きるようになったんです。休みの日には昼くらいまで寝ていた僕が、夜寝るのが遅かったとしても9時くらいに起きているんですよ。おかげで充実した一日を過ごせるようになりました。部屋の掃除や洗濯をしたりしています。部屋の乱れは心の乱れというじゃないですか。布団干しもしていますよ。これも心に余裕ができたからかもしれません」

そんな白岩さんのハッピーの源はおいしい焼き肉と、“おじさん”!?

「元気になりたい時はおいしい焼き肉を食べに行きます。特に、タンやユッケが好きです。昨日も、気合を入れるために食べてきました。仕事でお世話になっているおじさんと二人で夜桜を見て、おいしい焼き肉を食べて…。やっていることはデートですね(笑)。僕、おじさんに好かれる傾向があるんですよ。事務所にいる時も、気づくと社長やドライバーさんといったおじさんたちが僕の周りに集まってきていて(笑)。僕もおじさんたちと話すのが好きなので、楽しいですね。気を使わなくていいし、話を聞いてくれるので居心地がいいんです。同世代と話している時とは違う面白さがあります」

年上から可愛がられるのは、おばあちゃん子であることも影響しているのかも。

「デビューしてからも、月に1度は、祖母の家に顔を出しています。祖母はもともともんじゃ屋さんをしていたので、もんじゃが絶品なんです。祖母の家には、僕のグッズが並んでいるコレクター部屋があるんですよ。行くたびに、グッズや雑誌が増えているので、びっくりします。その半面、少しはおばあちゃん孝行ができているのかな、と嬉しくなったりもして。JO1になってよかったと思うことの一つです」

しろいわ・るき 1997年11月19日生まれ、東京都出身。趣味は映画観賞。「自分の趣味や気分にドンピシャの映画に出合うと、幸せを感じます。最近の“最高の一作”は『真実の行方』。絶対観てほしいです」

ジャケット¥220,000 シャツ¥37,400 パンツ¥165,000 ネクタイ¥15,400 リング¥35,200(以上ジョン ローレンス サリバン TEL:03・5428・0068) 靴¥72,600(アデュー/バウ インク TEL:070・9199・0913) ブレスレットは本人私物

【SHOSEI】大平祥生

JO1 大平祥生 音楽

関西地方出身の大平祥生さんは、昔から甲子園球場に足を運んでいて、阪神タイガースも好きだったそう。ニューシングルに収められた楽曲「Test Drive」は、阪神タイガースが勝利した試合後に行う“VICTORY DISCO”に使用されることが決まり、喜びを隠せない様子。

「今までは応援する側だったのが、お仕事として関われるなんてすごいこと。嬉しいです! そして今回のシングルで注目していただきたいのはユニット曲。僕は『Sugar』に参加しているのですが、音源に口笛が入っていたりして、キャッチーでおしゃれな仕上がりになっています。僕たちの新しい顔が見られると思うので、楽しみにしてください」

デビュー当時から、どことなくミステリアスな雰囲気を纏い、唯一無二の魅力を発揮し続けている大平さん。一日の中でハッピーなのはどんな瞬間なのだろう。

「ごはんを食べている時です。韓国でスンドゥブを食べて以来ハマっちゃって、日本でもよく食べているのですが、お店でも宅配でもスンドゥブを注文した瞬間が一番幸せ(笑)。ちなみに、ちょい辛が好きです。あとは(木全)翔也と一緒にいる時間かな。二人で喋っている時も楽しいですが、趣味がバイクという共通点もあって。昨日は久しぶりに翔也とツーリングがてら、回転寿司を食べに行ったり、それぞれの思い出の地を巡ったりしていました。それに付き合ってくれる仲間がいるのも最高だし、天気のいい日にバイクのエンジン音を聞きながら風を感じて走るのは、大人の趣味みたいな感じがして、すごく充実した時間になるんです」 

自分がご機嫌になる方法があるのは、大事なことだとわかっている一方で、ネガティブな感情の切り替え術も持っているのだそう。

「そもそもJO1は、翔也はじめ(鶴房)汐恩とか(佐藤)景瑚くんなど面白い人がたくさんいるグループ。練習中や待機中のちょっとした時間でも盛り上げてくれるので、いつも元気をもらっています。それでも何か嫌なことがあった時は、あえて僕は『そういうの待ってた、ありがとう』と口に出して言うようにしていて。嫌な気持ちになっているから、もちろん心からそんなふうには思えない時も多いけど、『ありがとう』までセットにして言うことで不思議と嫌な感情が消えて、楽しい気分になるんです」

最近は、個人的な勉強を通じて成長を感じる機会も増えたそう。

「昔は興味がなかった、お金の勉強を始めました。きっかけはある時ふと、もっと将来のためにいろんな勉強がしたいな、と思ったことから。韓国語の勉強にも力を入れていて、レッスンも受けているんですが、自分でも気がついた時に単語や発音を覚えています。好きな韓国語は“よくやったね”という意味の『チャラゴイッソヨ』。これも自分を褒めてハッピーにする言葉ですね」

おおひら・しょうせい 2000年4月13日生まれ、京都府出身。「最近部屋でよく聴いているのは、YouTubeの“日常BGM”。平和そうなプレイリストを探して流していると、自然とリラックスできます」

コート¥176,000(ドレスドアンドレスド TEL:03・6379・1214) シャツ¥12,100(ビームス/ビームス 原宿 TEL:03・3470・3947) パンツ¥44,000 靴¥90,200(共にガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール TEL:03・6427・9087) リング(人差し指)¥27,500(ミラ/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575) リング(薬指)¥33,000(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777) ピアスは本人私物

RUKI×SHOSEI

大平:景瑚くんはデビュー当時、発言とか行動が謎めきすぎて心配されてたけど(笑)、最近は落ち着きつつも面白い方向にいってるね。

白岩:最近は、バラエティ番組にもよく出るようになって、成長したのかな。俺は、まめ(豆原一成)が一番成長したと思う。デビューした頃は最年少らしく可愛らしいまめだったけど、今は「漢になる!」って言って、筋トレに命かけてて。撮影中もちょっとした空き時間に、河原で急に筋トレ始めたりするから(笑)。

大平:すごく男らしくなって、いいよね。前向きにしてくれるのは(河野)純喜くん。考え方や行動すべてがポジティブだから、一緒にいるとモチベが上がるんだよね。「この曲のここの歌が良かったよ」って、お互いに褒め合うこともありますよ。

白岩:俺は(與那城)奨くんかな。“なんくるないさ”の精神で生きているから、基本悩んだり、ちょっとやそっとじゃ落ち込まないらしくて。誰かが悩んでいる時はいつもポジティブな言葉をかけているよね。社交的で、包容力のあるリーダー! 最近は個人の仕事も多いから、こうやって全員で仕事するのは久しぶりじゃない?

大平:うん、朝も「おはよう。久しぶり」ってあいさつしたぐらい。

白岩:最近、ドライブしたいって思ってるんだけど、誘うなら祥生か翔也か景瑚なのね。でもみんな忙しいから気を使って、声をかけられなかったんだよね。

大平:全然行きますよ! 昨日も翔也とバイクでツーリングしたし。

白岩:俺は東京歴が長いから、祥生が行ったことない場所に連れていくよ。

大平:“東京ジョイポリス”行きたいです。

白岩:いいね。

大平:あと車では無理だけど、人生で1回はオーロラを見に行きたいんですよね。

白岩:俺もオーロラ見てみたい。

大平:行きましょうよ!

白岩:行こう! あとはまだやったことないことでいえば、山奥のAirbnbを借りて、自然の中で何日か過ごしたい。川で遊んだり、星空を見たり。さらに温泉に入れたら最高。

大平:3日ぐらい休みがあったら、日本一周もしてみたいな。瑠姫くんの運転で(笑)。

白岩:3日では無理! いやそれこそ祥生は関西出身なんだから、僕が東京を案内する代わりに大阪を案内してよ。ユニバは番組のロケでは行ったけど、プライベートであまり行ったことがないから行きたい。そして、いいホテルに泊まりたい。

大平:じゃあ1日だけ贅沢して高級ホテルに泊まりましょう。そしてユニバのあとは、梅田に行ってごはんを食べるのがお決まり。大阪の主要地って、自転車一台あれば回れるぐらい意外と狭いから、案内しますよ。

白岩:じゃあ俺車で回るから、祥生は自転車ね。

大平:え? 乗せてくださいよ(笑)。

ジェイオーワン 韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11人組グローバルボーイズグループ。2020年のデビュー以降、全シングルが主要音楽チャートで1位を獲得。『NHK紅白歌合戦』に2年連続で出場し、昨年末は白組のトップバッターを務めるなど、注目を集め続けている。ニューシングル『HITCHHIKER』が発売中。

※『anan』2024年6月5日号より。写真・Maciej Kucia(AVGVST) スタイリスト・井田正明 ヘア&メイク・西尾さゆり 佐々木美香 河本 茜 島田聖香 柿原由佳 田村裕子 藤原 萌 取材、文・小泉咲子 酒井美絵子 尹 秀姫 若山あや 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー

(by anan編集部)