櫻坂46・山下瞳月、的野美青「可愛くてちゃんとサステナブル!」“エシカルファッション”を着こなす

ファッション
2025.03.10

左から、的野美青さん、山下瞳月さん

櫻坂46の山下瞳月さん、的野美青さんが纏う「エシカルファッション2025」。環境や社会問題に向き合うブランドを選ぶことは、持続可能な社会をつくるための大切なアクション。サステナビリティと旬のムードを融合させたファッションを、プライベートでも仲良しの2人が体感します。

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INDEX

    山下瞳月さん、的野美青さんが纏う「エシカルファッション2025」

    (写真左)ドレス¥73,700(シーエフシーエル/シーエフシーエルオモテサンドウ) シューズ¥52,800(カチム)「3Dプリンターのように出力して作られる服があることに驚きました。スカートはボリューミーだけど、トップはタイトで大人っぽい。こんなふうに双子コーデで着るのも新鮮」(的野さん)

    (右)ドレス¥77,000(シーエフシーエル/シーエフシーエルオモテサンドウ TEL:03-6421-0555) シューズ¥52,800(カチム info@katim.sc)「スカートのふんわりとしたフォルムがきれい。着心地のいいニット素材ですが、パーティなど華やかな場でも映えそう。抜け感のあるオフショルダーもお気に入りポイントです」(山下さん)

    チョーカー¥17,600 トップス¥79,200 スカート¥86,900(以上ヤンヤン/リディア TEL:03-3797-3200) シューズ¥74,250(サンディ・リアング/リディア)「首まわりや裾に施されている花のパーツが可愛くてひとめぼれでした。こういう遊び心のあるアクセントが大好き。柔らかなニットで着心地が良いのも嬉しい」(山下さん)

    カーディガン¥79,200 ラップスカート¥83,600 パンツ(スカート付き)¥51,700(以上ヤンヤン/リディア) シューズ¥77,625(サンディ・リアング/リディア)「花モチーフがちりばめられたキュートなデザインは、普段自分では選ばないので新鮮。ファッションの新たな楽しみを発見したような気分です!」(的野さん)

    (的野さん)ヘアクリップ¥28,600(ボーニー/エドストローム オフィス) トップス¥45,100 中に着たシャツ¥49,500(共にホワイトリード/ワングラムチャン) 左手人差し指のリング¥66,000 右手中指のリング¥52,800(共にエネイ/エネイ松屋銀座) ネックレス¥46,200(シーミー/アッシュ・ペー・フランス)「アーティなヘアクリップに惹かれました。ネックレスはハートモチーフだけどクールで、幅広い着こなしに合いそう。リサイクル素材のジュエリーは自分でも探してみたいです

    (山下さん)バレッタ¥19,800(ボーニー/エドストロームオフィス TEL:03・6427・5901) ワンピース¥68,200(ホワイトリード/ワングラムチャン TEL:03・3710・9696) ブレスレット、細¥53,900 太¥91,300(共にオールブルース/エドストローム オフィス) 左手中指のリング、上¥165,000 下¥35,200 右手人差し指のリング¥134,200(以上エネイ/エネイ松屋銀座 TEL:03・3566・2139)「どのジュエリーも程よいインパクトで、シンプルな服をアップデートできる。プライベートでもアクセサリーを探しているので、ジュエリーの重ね着けはぜひ真似したいです!

    01/01

    ドレス 参考価格¥73,700 シューズ 参考価格¥75,900(共にガニー customerservice@ganni.com) バングル¥9,500(コス/コス 青山店 TEL:03-5413-7121)「『ガニー』はプライベートでも愛用しているブランド。一見シンプルだけど、広く開いた腕まわりのデザインやポケットのあしらいが個性的。新作もチェックしたい!」(山下さん)

    ジャケット 参考価格¥61,600 パンツ 参考価格¥44,000 シューズ 参考価格¥75,900(以上ガニー) イヤリング¥4,900(コス/コス 青山店) チューブトップ¥16,500(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店 TEL:03-5224-8677)「スタイルが良く見える、ジャケットのコンパクトな丈感が気に入りました。セットアップが好きで普段からよく着ているので、私服に一番近いスタイルかも」(的野さん)

    2人が着た8ブランドはこちら

    ① CFCL(シーエフシーエル):最先端のテクノロジーで、環境負荷を最小限に

    社会や環境に配慮した公益性の高い企業に与えられる国際認証「Bコープ」を日本のアパレルブランドで初めて取得。

    ほぼ全てのアイテムに使われているのが、3Dコンピューター・ニッティングの技術。立体成型で編み上げるので裁断の必要がなく、布地の廃棄量を最小限に抑えられる。

    フォルムの美しさと鮮やかなラインが目を引くワンピースは、100%再生ポリエステル素材。縫い目がないので着心地が良く、自宅で手入れできるのも嬉しい。

    ② YANYAN(ヤンヤン):デッドストックや残糸に命を吹き込むブランド

    中国の伝統的な漢服とモダンな感性を融合させた、プレイフルなアイテムが人気のNY/香港発ブランド。

    “ハイクオリティなアイテムを多くの人に届けたい”という想いのもと、ニット工場で行き場をなくした高級糸を可能な限り活用するものづくりを行う。デザインプロセスに配慮し、なるべく地球環境に負荷を与えない生産背景を目指している。

    二人が着た新作は、良質なコットンで編まれたニット素材。トリミングや装飾に手仕事ならではのやさしいムードが漂う。

    ③ BONEE(ボーニー):売り上げの一部を動物愛護活動へ寄付

    デザイナーのノゾミ・フジクラによる、オープンマインドな精神を具現化する日本発のジュエリーブランド。身に着ける人に寄り添いながらパーソナリティを際立たせる、ニュートラルな雰囲気のアイテムが揃う。

    製作は職人によるハンドメイド。パッケージにはサステナブルな素材を使用し、売り上げの一部は動物愛護活動への寄付に充てられる。個性的なフォルムが視線を奪うバレッタとヘアクリップは、装いを引き立てるモダンなアクセントに。

    ④ Whiteread(ホワイトリード):手仕事で生み出される普遍的なデザイン

    イギリスのファッションレーベル。デザイナー、イザベラ・ドイルの美学を表現するコレクションは、巧みな手仕事と美しいシルエットが際立つ、シンプルで時代を超えて愛せるものばかり。

    ヴィンテージやデッドストック、リサイクル生地を使っているのも特徴で、古くなったアイテムを預かり、黒に染め直すサービスも。山下さんは赤のワンピース、的野さんはブラックのトップスを着用。たっぷりとしたフォルムと自然なドレープが印象的。

    ⑤ SEEME(シーミー):女性支援への想いをハートマークに込めて

    EU諸国や国連機関と共に女性の社会的自立を支援してきたカトリーナ・オッキオが2012年に設立し、ハンドメイドのアクセサリーを展開。暴力を受けた女性の生活向上を目指し、チュニジアに工房を設立。被害者支援というエシカルな取り組みによりフェアトレード認定を取得している。

    ネックレスのトップに使われている大きなハートモチーフは、ブランドのアイコン的存在で“世界中の暴力を愛に変えよう”というメッセージが込められている。

    ⑥ All Blues(オールブルース):デザインも生産方法もミニマル&クリーン

    2010年創立のスウェーデン発ブランド。さりげなく個性を放つミニマルなジュエリーで支持を得る。生産の全工程を国内で完結させることにこだわり、ストックホルム郊外で3世代続く家族経営の金細工工房とタッグを組んで作られる。素材は良質なリサイクルシルバーとゴールドのみ。

    本国にあるストアのディスプレイ什器にも再生素材を採用し、エシカルな姿勢を徹底。シルバーチェーンブレスレットはフォルムがなめらかで着け心地もいい。

    ⑦ ENEY(エネイ):地球にやさしいエシカルなダイヤ

    日本発ジュエリーブランド。軸となるのは長年の研究の末に誕生した合成石「ラボグロウンダイヤモンド」。成分や組織は、天然ダイヤと同じ。採掘が不要なため地球にも人にも負荷をかけずに生産できるのが特徴。繊細さと強さを同時に感じさせる、コンテンポラリーなデザインが魅力的。

    マットな質感のシグネットリングや、クリアな鏡面仕上げを施したシンプルなデザインなど、自由に重ね着けしながら個性的な演出を楽しみたい。

    ⑧ GANNI(ガニー):CO2の大幅な削減を目指す北欧発のエシカルブランド

    環境先進国デンマークのコペンハーゲンが拠点。リサイクル素材を積極に採用し、2年後までにブランドが排出するCO2量を半減することを目標に掲げる。2022年には社会や環境に配慮した持続可能な企業であることを証明する国際認証「Bコープ」を取得。

    山下さんが着たのは立体的なデザインが特徴のワンピース。的野さんはピンストライプのアイテムをセットアップで着用。どちらもメリハリのあるシルエットがモードな雰囲気を醸し出す。

    山下さん、的野さんが実践している「SDGs」は?

    エシカルな精神を持つブランドの新作に身を包んだ、櫻坂46の山下瞳月さんと的野美青さん。それぞれの製作背景に興味津々。

    「リサイクル素材を使っていたり、最先端のテクノロジーで廃棄を抑えていたり。可愛くてちゃんとサステナブル! という意外性に魅力を感じました」(的野さん)

    2人は学校でSDGsについて学んでいる世代。自然と日常のなかで環境に配慮した選択をするようになったと話す。

    「こまめに電気を消すとか、フードロスを減らすために食料品はできるだけその日使う分だけを買うようにするとか。些細なことですが、小さな行動の積み重ねが大事ですよね」(山下さん)

    「メンバーでも、村井優がマイボトルを持ち歩いて使っていたり、谷口愛季がゴミを減らす工夫をしていて、私も真似しなくてはと思うんです」(的野さん)

    影響を与え合いながら前に進む櫻坂46。四期生加入を控え、新体制に向けての意気込みも熱い。

    「これまで先輩方の背中を追いかけてきたので、今後は自分がかっこいい背中を見せられるようになりたい」(的野さん)

    「自分がしてきてもらったように、私も誰かを支えられたら嬉しい。新しい仲間と素敵な景色を見られるよう、共に成長していきたいです」(山下さん)

    PROFILE プロフィール

    山下瞳月

    やました・しづき 2005年1月22日生まれ、京都府出身。櫻坂46の三期生として2023年加入。昨年『自業自得』『I want tomorrow to come』の2作連続でセンターに抜擢される。11thシングル『UDAGAWA GENERATION』が発売中。

    的野美青

    まとの・みお 2006年11月8日生まれ、福岡県出身。櫻坂46の三期生で、現在最年少メンバー。実家にレゴ専用の収納部屋があるほどのレゴ好き。YouTubeの「櫻坂チャンネル」では山下さんと共に「日本ラーメン旅」動画を公開。

    写真・大辻隆広 スタイリスト・髙品逸実 ヘア&メイク・茂木美鈴 取材、文・間宮寧子

    anan 2437号(2025年3月5日発売)より

    MAGAZINE マガジン

    No.2437掲載2025年03月05日発売

    今、わたしたちにできること。

    特集は“いま、私たちにできること”。SDGsやエシカルという価値観が定着して久しいですが、自分レベルで実践できる地球にやさしい情報をアップデートしてお届けします。第2特集はフェムケア。CLOSE UPは笑福亭鶴瓶さんと重岡大毅さん。Travis Japanカレンダーへの道には川島如恵留さん、Aぇ! groupプレ連載には小島健さんが登場します。

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