
市川市動植物園のサル山で暮らすパンチくんが一躍人気者に! その姿をひと目見ようと、国内外から訪れた来園者が熱視線を送る。
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パンチの姿を見守ろうと、サル山には人だかりが!
1987年開園の市川市動植物園は、哺乳類を中心に約40種類の動物を飼育。動物との距離も近く、表情や愛らしい仕草を間近で見られ、気軽に動物との触れ合いが楽しめる。そんなローカルでアットホームな動物園に生まれたニホンザルのパンチくんが世界的な注目を集め、来園者が殺到中!

いまだに飼育員さんには甘えん坊
「もともと1日の入園者は数百人程度でしたが、パンチくん効果で平日は3000人、週末は8000人を超える日も。海外からの訪日客も多く、3月の入園者は過去最多の9万人に達しました!」 と話すのは市川市動植物園課の課長で広報を担当する安永崇さん。『ルパン三世』の作者モンキー・パンチさんにちなんで名づけられたパンチくんが世界的に人気者になった経緯を教えてもらった。

ぬいぐるみは徐々に卒業中!/ニホンザルの赤ちゃんは母親にしがみつく習性があり、パンチはぬいぐるみの“オランママ”に身を寄せながら育ってきた。しかし最近はママ離れが進み、自立へまっしぐら。
「昨年7月に生まれたパンチですが、母親は夏の酷暑の中の初産で体力が低下していたこともあり育児放棄に。そのため飼育員によって人工哺育で育てられ、約半年後の今年1月にサル山の群れに合流しました。母親代わりのオランウータンのぬいぐるみと共に過ごす光景がSNSで拡散され、2月前半に園の公式Xで“#がんばれパンチ”をつけて、パンチの投稿をスタートしたら瞬く間に世界中に広まりました」
サル山には56頭が暮らし、その中でも一際小さいのがパンチくん。食事の時間になると飼育員に駆け寄りしがみつく姿が微笑ましい。他のサルに怒られることもあるが、それは群れ入れの過程では起こり得ること。ただ最近は、他のサルと一緒に遊んだり、サル山のてっぺんまで登ったり、無邪気で活発な姿もよく見られるので、パンチくんの成長を温かく見守ろう。
他にもまだまだいる! 注目したい動物たち
コツメカワウソ

“流しカワウソ”の涼しげな姿に胸キュン
泳ぎが得意で、愛嬌のある可愛らしい見た目のカワウソ。小獣舎には飼育員のアイデアから生まれた半円形のパイプを利用したウォータースライダーが設置され、そこにザブーンと勢いよく飛び込むカワウソの姿が見られる。カワウソが流水とともに流れてくるように見えることから、流しそうめんにあやかって、「流しカワウソ」と呼ばれて親しまれている。
レッサーパンダ

動物園のアイドル。2本足で立つ姿が見られたらラッキー
市川市の友好都市である中国の四川省からシセンレッサーパンダを寄贈されたことが、市川市動植物園開園のきっかけに。赤茶色の毛並みがトレードマーク。手が器用で、リンゴを上手に掴んで食べたり、木登りもお手のもの。現在6頭のレッサーパンダが、ケージ形式の動物舎や柵なしの放飼場で暮らす。運がよければ、2本足で立つ姿が見られることも。
ポニー

パドックでのんびり過ごすポニーを撫でて交流を!
肩までの高さが147cm以下の小さな馬。おっとりとした性格で、パドック(砂場)でマイペースに遊ぶ姿が見られる。1日数回、ハーネスをつけて園内を散歩する時間があり、至近距離で触れ合うことも。人が大好きなので、声をかけながら正面や横からゆっくり近づいて優しく首筋を撫でてあげると、嬉しそうな表情を見せてくれる!
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市川市動植物園
撮影の際、脚立や椅子、自撮り棒は使用禁止。駐車場の数が限られているため、交通公共機関の利用がおすすめ。千葉県市川市大町284-1 TEL. 047-338-1960 9:30~16:30(最終入園16:00) 月曜(祝日の場合は翌日)休 動物園入園料大人 ¥440ほか

























