ゆりやんレトリィバァ「大切なのは自分のために頑張ること」夢も好きな自分も手にいれるマインドセット

活動の拠点をLAに移し、芸人だけでなく女優としても活躍の幅を広げるゆりやんレトリィバァさん。そんな彼女が手がけるトレーニングウェアブランド〈YURYUR(ユーユー)〉が誕生! ローンチイベントに合わせて帰国したゆりやんさんに、ブランド立ち上げのきっかけから、好きな私でいるために大切にしていることについて教えてもらいました。

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    自分を好きになるきっかけになってほしい

    ── 〈YURYUR〉を立ち上げたきっかけを教えてください。

    トレーニングを始めて6年が経つのですが、いつも気になっていたのがレギンスに透けるパンティライン。これがイヤだからTバックを穿くという方も多いと思うんですけど、TバックはTバックでYゾーンやIゾーンの布面積が少ないので心許ないというか…。できるだけフロントの面積は広く、かつ線が出ないショーツがあったらいいなというところから商品づくりがスタートしました。

    ── アンダーウェアから始まったというのは新鮮ですね。実際に動き出したのはいつ頃だったんですか?

    1年ぐらい前だと思います。

    ── ブランドのコンセプトも教えていただけますか?

    「自分を大切にして、 より自分を好きになって、 自信をもって生きていこう」というのが〈YURYUR〉のコンセプト。私もトレーニングを始めるまでは、自分を好きになる方法ってよく分からなかったんです。よくセルフラブだとか、自分を好きになろうっていうけど、「How?(どうやって?)」って感じ。だから、そもそも好き放題の生活をして、これが私ですって開き直っていました。

    ── セルフラブやボディポジティブといった当時の風潮に違和感があったんですね。

    トレーニングを始めたことで、やった分だけ身体は変わることができるということを知りました。骨格から変えることは無理だけど、自分の身体を好きなイメージに向かって伸ばすことはできるんだと思えたら嬉しくって。その楽しさを〈YURYUR〉を通して伝えたい。自分を好きになるきっかけというか、トレーニングが好きな方も、ハードルを感じていらっしゃる方も、家の中でも外でも気楽に気分が上がるウェアとして楽しんでもらえたらいいなと思っています。

    しんどさを乗り越えた先にある未来

    ── 45キロの減量ののちに、「極悪女王」で40キロの増量をされたんですよね。ダイエットが一度成功したあとに元に戻すのはとても勇気がいると思うのですが、いかがでしたか?

    一度体のためにやったことをリセットすることになるので、とても悩みました。トレーナーの岡部さんとも相談して、トレーニングや食生活のサイクルを変えずに、筋トレの方法などを工夫して筋肉を増やす方向で取り組むように。ライフスタイルはそのままにアプローチを変えたことで、全てが水の泡になってしまうのではという不安から解放されて、安心して増量に挑むことができました。きっと人生のいい経験になるし、戻すのに時間がかかったとしてもトレーニングを変わらずにやっていけるなら大丈夫という自信にもなりました。

    ── トレーニングを続けるうえで、気持ちや体調の波とはどのように向き合っていらっしゃるのでしょうか?

    トレーニングがしんどいとか、休みたいって気持ちが全然ないんですよね。拷問のような未来のない痛みや苦しみは嫌なんですけど、トレーニングの苦しさは、乗り越えたら絶対に結果が出るって分かるから。

    年を取りたくないとか、10年後、20年後を考えて落ち込む方もいらっしゃると思うんですけど、トレーニングを続けていると10年後にはもっと体が仕上がって、もっと健康になれる。そう考えたらめっちゃ楽しみになるんです。ひとつしかないこの体でずっと生きていくんだったら、もっとよくなるためにできることをやめる理由なんてないんじゃないかなって。

    思い続けたら必ず叶うと信じて

    ── これまで芸人として、女優としてたくさんの “欲しい” を叶えてこられたゆりやんさん。やりたいこと、欲しいことを叶えるために大切なことってなんですか?

    昔から欲しいって思ったら、とにかくどうやったら手に入れられるかなって考えるタイプ。アメリカに行くときも、私が「ハリウッドスターになるために行きます」って言ったら、半々くらいでボケだと思ってる人もいれば、すごいねと思ってくれる人もいたんですけど、私自身は全く疑いなく信じていて。なりたいって思ったら、とりあえずやってみないとなれるもんもなれないって思うんです。

    ── 信じることを疑わない考え方は昔からですか? それとも、経験によって自信がついたのでしょうか?

    思い出に残っているのは、子どものときに鉄棒ができなくて、できるわけないって思いながら毎日毎日練習していたらできるようになったこと。そのときに人間って練習したらできないことってないんだって思えたことがきっかけのような気がします。なんでも頑張ったらできるみたいな。芸人になったときもそうですし、運動して自分に自信持てるようになったことで、あんだけしんどいことができる私をナメるな!みたいな思いを持てるようになりました。

    ── ゆりやんさんが次に欲しいものはなんですか?

    Academy Award! Oscer!(アカデミー賞!)

    ── 今日(3月3日)はまさに授賞式でしたね!

    本当に憧れです。ありがたいことにお仕事で来日中のハリウッドスターと同じ空間にいさせてもらうこともあったりするんですけど、そういうときに周りから「写真撮りなよ!」とか言われても、私は「今撮らなくても、これからいつでも撮れるようになるし!」って言い聞かせてます。そう思い続けていたら、本当にそうなれるような気がするんです。

    ゆりやんレトリィバァさんの、いま好きなこと

    なんでも自分に聞いてみる──「なにを食べたいんだろう?」とか「誰としゃべりたいんだろう?」って、正直に問いかけてみるんです。その結果、日本に帰ってきてからは大好きな〈七宝 麻辣湯〉に毎日のように通っています。水餃子や小籠包、キムチ小籠包をできるだけたくさん入れて特製餃子麺に。辛さは「5」にして、汗かいて震えながら、涙流しながら食べることにハマってます。おかげでちょっと太っちゃったんですけど、トレーニングは欠かさずにやってるので全然いいんです!

    Profile

    ゆりやんレトリィバァ

    1990年11月1日生まれ。奈良県吉野郡出身。大学4年生の時に、大阪NSC35期生としてNSCを首席で卒業。2017年、第47回NHK上方漫才コンテストで優勝。同年12月「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝。海外進出を目指し、19年6月には、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にも出場。21年には「R-1グランプリ」で優勝。24年12月からアメリカ・ロサンゼルスに活動の拠点を移している。
    YURYUR公式サイト:https://recirculet.com/pages/yuryur

    写真・鳥羽田幹太 インタビュー、文・市谷未希子
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