
川崎翼さん(渋谷美容外科クリニック新橋院 院長)
スキンケアの進化は目覚ましく、先端成分が続々。いま注目株としてキャッチーなのは、「5-ALA(ファイブアラ)」。広い分野でポテンシャルを秘めた成分について美容外科クリニックの先生に話を伺いました。
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お話を伺った方
Profile
川崎翼さん
渋谷美容外科クリニック新橋院 院長。近畿大学医学部卒業後、神戸大学医学部附属病院にて初期研修を修了。大学病院等で経験を積み、大手美容クリニック入職、2026 年4月、渋谷美容外科クリニック新橋院院長就任。日本形成外科学会、ボトックスVST認定医。患者の不安を軽減するカウンセリングに定評があり、一人一人の美しさを引き出すことを重視している。
What's「5-ALA」?
「5-ALA」は人体にエネルギーを生み出す過程において重要な成分。健康維持に深く関わり、近年メディカルからアンチエイジングの美容領域まで、幅広く活用されている先端成分です。
先生教えて!
医療から美容、農業まで幅広い分野で注目されている、 いま話題の「5-ALA(ファイブアラ、5-アミノレブリン酸)」。どんな働きのある成分なのか、渋谷美容外科クリニック新橋院院長の川崎翼先生によると。
「5-ALAはアミノ酸の一種で、体のエネルギー作りに関わるとても重要な物質です。生命維持やその他の活動にも 不可欠な成分であることから、生命の根源物質ともいわれて います。明らかな点としては、5-ALAはミトコンドリアの電子伝達系に関与することで、エネルギー産生を高める働きが確認されています」
メディカル領域では5-ALAのヘルスケアとしての研究や応用が進んでいるとも。
「医療現場ではがん診断に5-ALAが使用されるケースや糖尿病治療にも可能性が検討されています」
エネルギー産生が上がると美容面で期待できることは。
「美容領域については研究段階の部分も多いですが、代謝が改善されることでターンオーバー促進、ハリやキメの改善といったことも期待されています」
様々な肌悩みからがん診断まで、多角的アプローチが期待できる5-ALA、その魅力をさらに深掘りします。
① 5-ALAは、エネルギーを作る土台をサポート
5-ALAは、体の中にもともとある「小さな材料」のようなもの。細胞の中で変化して、エネルギー工場(ミトコンドリア)をサポートし、エネルギーを生み出す力を高めてくれるのが大きな役割。
「5-ALAの仕組みは、鉄と結合してヘムを作り、それがミトコンドリアの電子伝達系を活性化させてエネルギーを生み出します。活力がアップすることで、疲労回復や代謝改善が期待されています」
② 5-ALAの体内量は加齢とともに減少
地球上の動植物内にも存在する5-ALA 。微量ながら野菜や発酵食品などにも含まれ、日本人は食べ続けてきましたが、体内の含有量はある年齢から一気に下降線をたどるというデータも。
「5-ALAは17歳をピークに減少することがわかっています。エネルギーを生み出し、血液や細胞の働きにも関わる“生命の根源物質”であるため、減少すると代謝が落ちたり、疲労感を感じたりすることも。そのためサプリや点滴で補うという方法もあるとされています」

「加齢によるALA体内量の変化」/ALAの体内量は17歳をピークに減少していく(参考資料:ALAサイエンスフォーラム)
③ 疲労回復・睡眠の質の向上
5-ALA は間接的に睡眠の質についても、改善できる可能性を秘めているのだそう。
「エネルギー代謝が整うということは、疲労感の軽減や日中の活力向上などにつながります。まだ研究段階ですが、それに伴う深い睡眠といった睡眠改善も期待されています。レム睡眠・ノンレム睡眠の周期が改善され、間接的ながら睡眠の質を底上げする可能性があることも報告されています」
④ 浸透しやすい5-ALAは、肌悩みにもアプローチ
5-ALAは低分子なのもポイント。ヒアルロン酸が100万g/mol、コラーゲンが10万g/molなのに対して、5-ALAは131g/molととてつもなく超微粒子に。
「分子が小さいので塗布した際に角質層に入りやすく、肌への浸透率が高いのが特徴です。まだ研究段階の部分も多いといわれますが、ターンオーバーの促進や皮膚の水分量の増加、コラーゲン、ヒアルロン酸の増加といったアンチエイジングの臨床データも報告されています」
肌に取り入れるためには?
「当院では主に点滴で行っており、また自宅ケアとして渋谷美容外科 クリニック 新橋院は5-ALA配合のフェイスマスクもあります」

4週間の連用による試験参加者の肌色の変化/4週間の連用で試験参加者の赤みとメラニンINDEXが継続的に減少した(参考資料:KIYAN PHARMA株式会社)
⑤ がんの診断や糖尿病(治療)の未来にも期待
5-ALA は医療分野では主に、がん細胞を可視化する診断技術に応用。
「5-ALAはがん細胞に取り込まれやすく、光に反応する性質を持つため、がん細胞を可視化する診断(蛍光診断)や、光線力学療法(PDT)にも応用されています」
また今後の糖尿病治療に関与の可能性も。
「エネルギー代謝に関わる物質であることから、糖代謝やミトコンドリア機能に関連した研究も進められ、糖尿病治療でも期待されています」
5-ALA、食事で摂れる?
微量ながら5-ALAは野菜や果物、魚介といった食品にも含有。特に黒酢や納豆といった発酵食品や日本酒、ワインなどに多く含まれるというデータも。
「普段の食事からも摂取していますが、量としては十分ではないため、内側から補うにはサプリメントや、形態は違いますが、点滴による施術という方法もあります」(参考資料:ALAサイエンスフォーラム)
5-ALA点滴で内側から若々しく。疲労回復や肌質改善に期待
費用は1回約¥55,000 施術時間は15~30分程度で、月1~2回の施術が一般的。副作用としては、点滴時の血管痛のほか、一時的な低血圧や吐き気、肝酵素上昇、光線過敏などが報告されていますが、重篤なものはまれです。
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渋谷美容外科クリニック 新橋院
渋谷美容外科クリニックでは、ニキビ治療、脂肪吸引、医療脱毛からシミ取りまで切らない施術から外科の施術まで様々な悩みに応える。
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