ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「女性特有の不調とカフェインの関係」。生理前や生理中の適切なカフェインとの付き合い方を、産婦人科の先生に教えてもらいました。
お話を伺った方
Profile
八田真理子
日本産科婦人科学会専門医。「ジュノ・ヴェスタクリニック八田」院長。女性のヘルスケアに関する相談会やセミナーを通じ、正しい知識の普及にも取り組んでいる。

コーヒーは1日に3杯までを目安に
「コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、眠れなくなるというのはよく知られています。しかしそれ以外にも、体を冷やしたり、血管収縮作用があるので、PMSや生理痛がひどくなる可能性もあるんです。リラックス効果もあるので、100%避けるべきというわけではないのですが、生理前や生理中は摂りすぎに気をつけてください」(産婦人科医・八田真理子先生)
うまく付き合うコツは?
「コーヒーは食後に飲む人も多いと思いますが、鉄分の吸収を妨げる働きもあるので、少し時間を空けて飲むのがいいですね。どんなに好きでも、生理前や生理中は、ミルクで割ったり、1日3杯程度にとどめましょう。もちろん個人差もあるので、普段から体質をチェックしておくことも大切です」
コーヒー以外にも、カフェインを含む食品は意外と多い。
「紅茶や緑茶、そして高カカオのココアやチョコレートにも注意が必要です。生理前や生理中の症状がツラい方は、ホットミルクやハーブティー、カフェインレスのコーヒーに置き換えるのもひとつの方法。また、氷でキンキンに冷えた飲み物にも注意。胃腸に負担がかかり、体力が奪われ、痛みの感じやすさにつながることも。できるだけ常温に近い温度のものをいただくのがいいですね」
anan 2496号(2026年5月20日発売)より






















