お醤油の種類はさまざま。料理に合わせて選んでみて。
先日、友だちのお祝いにお肉を贈ろうと思い、百貨店へ行きました。すると、店員さんに「このお肉が一番美味しく食べられるのは、あのお店のアボカド用のお醤油ですよ」と薦められたんです。“どういうこと?”“すごい連携プレーだな”と思いながらも、同じフロアにあるお醤油の専門店に行ってみることにしました。するとそこには、アボカドはもちろん、ステーキや目玉焼き、サラダなど、さまざまな料理に合う、全国各地のお醤油が並んでいたんです。私にとって醤油は、まだ足を踏み入れていない領域のものだったので、こんなにさまざまな種類があるんだと驚くと同時に、テンションが上がりました。たしかに、最近、鯖寿司をテイクアウトしたことがあったのですが、それについている醤油を使うと、家の醤油で食べるよりもすごく美味しく感じました。やっぱり、料理に合った醤油を使うことは大切だし、こだわってみるのもいいなと思いました。ギフトにするのもいいですよね。実際、友だちにお肉と一緒に贈ったところ、「すごくうれしい!」と喜んでくれました。しかも彼女は、「香川県に行ったらこれを買おう」と、旅のお土産にお醤油を買う人だったようで、ぴったりの贈り物ができたこともうれしかったです。私も食べてみたのですが、めちゃめちゃに美味しくてびっくりしました。
やっぱり、お醤油を使う料理といえば和食。今、あまり作らないという人は、なんでもいいから和食を作ってみると、お醤油に触れる機会は増えますよね。冷や奴からでもいいと思います。すると、「この料理にはこういう醤油もいいかも?」と、自然とこだわりが芽生えてくるのではないでしょうか。日本人に欠かせないものだからこそ、意識をしてみましょう!
よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。
※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾
(by anan編集部)