「台湾コスメの一番の魅力は、最新技術を取り入れつつ、自国の自然を生かしたナチュラルな成分」と語る濱田さん。台湾人女性は肌が本当にキレイで、メイクよりもスキンケアの方を大事にしているそう。
「とくに生姜や緑豆、ヘチマなど、漢方で使われる成分を含むスキンケアアイテムが人気。シートマスクもヘチマやアロエなど、さまざまな成分が配合されたものがバラ売りされているので、なじみのないものでも試しやすい。ドラッグストアに加え、最近はオーガニックや敏感肌向けのブランドも目立つようになり、美意識の高まりを感じます」
私たちが選ぶときにチェックすべきポイントは?
「せっかくならヨクイニン(ハトムギ)や真珠、ツバメの巣など、台湾ならではの成分を選んで、穏やかでありながら悩みにガツンと効く漢方の力を実感して!」
気になる台湾ブランドの数々。
NARUKO(ナルコ)
「NARUKOはティーツリーを使ったコスメが多く、毛穴悩みに効果的。赤ハトムギを使ったシートマスクはニキビができそうなときに使うといいんです」
DR.WU(ドクター・ウー)
人気のドクターズコスメ。「バイオセルロースのプルプルとしたマスクは、極薄で肌の凹凸にピタッと密着。肌のすみずみまで潤い、透明感が底上げできます」
阿原 YUAN(ユアン)
「ニガウリの歯磨き粉は、歯の美白効果が絶大で、周囲から『ホワイトニングした?』と聞かれるほど。ナチュラルだから、経皮吸収も気にせず使えます」
豐台灣(From Taiwan)
「アロエとヘチマのシートマスクは、私の夏の定番。豐台灣のマスクは、牛乳やハトムギなど、日本でもなじみ深い成分を使っているので、入門におすすめ」
※商品はすべて私物です。
文化情報発信拠点『誠品生活』が上陸!
「おしゃれな女友達にギフトを選ぶならココ!」と、濱田さんもお勧めする『誠品生活』が日本初上陸。書籍を中心に、文具やコスメ、食料品など、人気の台湾ブランドをはじめ100近いブランドが集結する。美容好きの注目は、日本初上陸の漢方コスメ、『DAYLILY』。台湾の日常に根付いた漢方文化を身近に体験できる。台湾茶からつくられた香水ブランド『P.Seven 茶香水』や石けんが人気の『阿原 YUAN』も要チェック。
9/27(金)オープン。東京都中央区日本橋室町3-2-1 COREDO 室町テラス2F 10:00~21:00(レストランは11:00~23:00) 不定休
はまだ・ふみえ 日中美容研究家。大学時代に台湾に留学し、その後通訳の仕事で度々台湾を訪れるように。台湾コスメの可能性に早く注目。
※『anan』2019年9月25日号より。写真・中島慶子 取材、文・野崎千衣子
(by anan編集部)
※憧れの美肌センパイ、片瀬那奈さんが語る「リンクルケアは、いまが始めどき!」
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