レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『YOSHIDA HOUSE(ヨシダハウス)』の小皿料理とグラスワインです。
FOOD

あれ、あそこにいるのは…●●シェフ、その向こうは△△シェフだし、その前には××シェフじゃない? 深夜0時を過ぎるとこの店の客は俄然シェフ指数が高くなる。

「緊張しますよ、気付くと深夜1時に満席のことも珍しくないんです」とオーナーシェフの吉田佑真氏。合計15席の料理は、すべて彼が仕上げる。その素早い動きを見て思い出した。どこかのお店で会ったことがあるゾ! 経歴を聞くとそれは13年前のこと。私の定番レストラン『レストランキノシタ』・木下和彦シェフの元で修業していたという。それから6年前、原宿の店でシェフを務めていた時期もあった。なるほど、記憶を呼び起こしたのは“キノシタ流サービス精神”だった。

「お二人なら、すぐに出る小皿料理を2皿、前菜2~3皿、それからメイン1皿で十分」とアドバイスしてくれたが、出てきて目を見はった。「全然、小皿じゃない」。(写真のように)ゆうに3人前はある。キノシタイズムはしっかり受け継がれている。ただし、料理はもちろん吉田シェフの個性が出ている。例えばブルゴーニュの卵料理にタコ? 「思いついて作ったら大正解でした」。メニューに載せたら人気ナンバー1に。21時まではしっかり食事を楽しむ大人のカップルが多く、その後は気楽なスタイルで。味は、シェフたちのお墨つき!

FOOD

YOSHIDA HOUSE 東京都渋谷区広尾5‐20‐5 TEL:03・5860・2139 18:00~翌3:00(翌2:00LO、主菜のみ翌1:30LO) 月曜休

タスマニアサーモンの瞬間燻製¥680、タコの燻製とウフマヨネーズ¥680、グラスワイン「マルセル・セルヴァン」の白¥950。

いぬかい・ゆみこ レストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。

※『anan』2019年5月22日号より。写真・清水奈緒 取材、文・犬養裕美子

(by anan編集部)



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静かに、そしてじっくりと自分自身について見つめ直すのに適した日です。その背景には生活上のストレスや病気、ケガなどの事情があることが多いと思われますが、ここで今後について真剣に考えることがきっと役に立ちます。将来の自分のために今からできることを始め、長期的視野を持って継続していくようにするとよいです。

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