「体だけの関係は寂しすぎる」。そう頭では理解しつつも、ナンパで出会った周平くんとセフレになってしまったリコさん。いつも、セックスだけを求められ、その度に「もうやめよう」と誓うのに…。体がどうしても離れられなくなってしまったのだ。
――リコさんが離れられない理由は?
日焼けした肌にワイルドな肉体、顔は強面系で、見るからに遊び人の外見。しかも、雰囲気がエロくて、女慣れしていて。セックスのムード作りも上手でテクニックも最高。女性を悦ばせることに長けている人なの。だから…。あんなに乱れることも濡れることも、周平くんが初めてだった。
――印象に残っているセックスは?
毎回、食事をしてからホテルに行くかな。いくらセフレとはいえ、ホテルで集合ってことはなくて。ちゃんと恋人感を演出してくれるのも嬉しい。で、ホテルの部屋に入ると、電気を暗くして、映画を観ながらソファに座って。お酒を飲んでいると、私の肩に手を回して、髪をなでながら自然なキス。少し湿り気のあるふっくらとした唇の感触が気持ち良くて…目をつぶると、映画館にいるような気分に浸れる。
うっとりしていると、耳元で「お風呂に入りたい?」って周平くん。頷くと、手をつないでお風呂に誘導してくれた。脱衣所に入ると、優しくブラウス、スカート、ブラ、ショーツの順で脱がされる。その一つ一つはとっても丁寧で、体を視線で舐め回して楽しんでいるよう。いやらしくも女の子扱いが嬉しくて。状況に体が感じすぎて、すでにびちょびちょに濡れていた。
お風呂に入ると、周平くんはいたずらをする少年のように、突然シャワーを浴びせてきたり、泡を私の頬につけてきたり。仲良しカップルのように楽しく洗いっこをしたの。でも、そのうち周平くんの手つきが艶かしくなって…乳首を指で転がしたりつまんだり。私が「あん…」と喘ぐと、お×××を触られて。「もうこんなに濡れてるよ、何で?」って、意地悪な質問をしてきた。その言葉にまた体が熱くなって、何も答えることができなかった。そして、指をお×××に挿れられて。じっくりGスポットを攻めてくれた。耳元では、周平くんが耳をピチャピチャ舐める音がする。濡れそぼったお×××の音と唾液の音が頭の中でリンクして。エクスタシーの渦に落ちてくの…。
――周平くんのテクは優しい?
はい、それまでは…。でも、お風呂を出ると、ディープキスをしながらベッドに押し倒されて。荒々しくおっぱいを揉みながら、乳首をベロベロと舐めだしたの。急に強引になったから、私も火がついて。身をよじらせて喘いじゃった。そしたら、両脚をガッと開かれて。周平くんはお×××を見ながら、敏感になったところを指で剥いで。剥き出しになったクリトリスを吸いながら舌で器用に舐めてきたの。気持ちいいところが固定されて、下半身に甘い痺れが走る…。はしたない喘ぎ声を発して、すぐ絶頂に達してしまった。
一息つく間もなく、周平くんはぐちょぐちょになったお×××に、いきり立ったチンチンを挿れてくる。私は目をつぶって、深く刺さる感触を脳と膣で味わっていた。周平くんは、やっと刺激に辿り着いたからか、「アーー」って声を出して。深いストロークで徐々にピストンのスピードを上げていった。で、「俺たち、やっぱ相性いいよね」「リコすごいきつい」「すごい、いい」って、繰り返し言ってくるから…。その言葉は私をまた夢中にさせる。
バックに体勢を変えると、周平くんの興奮度はますます加速して。お尻をギュッと持って、ひたすらパンパン…。私は、そのオラオラなセックスがたまらなくて。「もっと…もっと…」とお尻を突き出して悦んだ。最後は正常位に戻って。おっぱいを揉みしだかれながら、腰を上下に動かしたり回したり変化球で攻められる。たまらず私は周平くんを抱きしめて、自ら腰を振りだして…一緒に果ててしまった。
正直に話すと、私は周平くんと付き合いたい。でも、向こうは彼女にする気はさらさらないのがわかるし、第一、付き合ったとしても絶対浮気されるし。これ以上ハマったら危険だから、そろそろ身を引くことを考えてる。
※『anan』2018年8月15・22日号より。イラスト・平泉春奈 取材、文・多部千春
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