美しい自然の中で育んだ感性のままに歌を届けるシンガー。
「夕暮れになると父がギターを弾く隣に座って耳を傾けたり、父の好きな洋楽のCDを聴いたりするうちに、どんどん音楽が好きになって、自分の曲を歌う歌手になりたいと思うようになりました」
そんな環境で夢を膨らませていった彼女の音楽からは、クラシック・ロックや、沖縄の音楽の薫りが感じられるはず。ナチュラルで情感あふれる歌声にも癒される。その魅力が詰まっているのがデビューアルバム『Anly one』。名前をもじったタイトルが微笑ましい。
「パッと見てわかりやすいタイトルがいいかなって。曲は高校生のころから書き溜めたもの、東京に来てから書いたものと両方が入っています。私の音楽のベースになっているブルースやロックと、伊江島で育ったのどかな雰囲気も感じてもらえたらいいですね。全曲ロックだと島のおじいやおばあがびっくりするので(笑)、中盤はアコースティックで優しい曲を入れています。ずっと応援してくれた島の人たちに喜んでもらいたい、そんな気持ちも込めています。アルバムを出すことにずっと憧れていたので、すごく嬉しいですね」
最新シングル『この闇を照らす光のむこうに』では、Anly+スキマスイッチとしてのコラボが実現。「以前、曲作りで壁にぶつかってたとき『ボクノート』にすごく励まされて頑張れたので、いつかスキマスイッチさんと共演したいと思っていました。私の作る歌も、どこかで聴いてくれた人の胸にささるものになればいいなって、思っています。例えば流れ着いたメッセージボトルのように、開けてみたら私の心境にぴったりだった、というような、そんな歌をずっと作り続けたいな」
夢が膨らむ20歳。6月からはツアーがスタート。故郷の沖縄ではバンドを従えた初のライブになるそうで、いちばん楽しみにしているのは、Anlyさん本人のようだ。
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