沖縄出身シンガー・Anlyが念願のコラボ! その人気アーティストとは?

エンタメ
2017.05.09
沖縄本島から船で30分の離島・伊江島で育ったAnlyさん。幼いころからお父さんが愛好していたロックやブルースに親しんでいたという。
音楽

美しい自然の中で育んだ感性のままに歌を届けるシンガー。

「夕暮れになると父がギターを弾く隣に座って耳を傾けたり、父の好きな洋楽のCDを聴いたりするうちに、どんどん音楽が好きになって、自分の曲を歌う歌手になりたいと思うようになりました」

そんな環境で夢を膨らませていった彼女の音楽からは、クラシック・ロックや、沖縄の音楽の薫りが感じられるはず。ナチュラルで情感あふれる歌声にも癒される。その魅力が詰まっているのがデビューアルバム『Anly one』。名前をもじったタイトルが微笑ましい。

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「パッと見てわかりやすいタイトルがいいかなって。曲は高校生のころから書き溜めたもの、東京に来てから書いたものと両方が入っています。私の音楽のベースになっているブルースやロックと、伊江島で育ったのどかな雰囲気も感じてもらえたらいいですね。全曲ロックだと島のおじいやおばあがびっくりするので(笑)、中盤はアコースティックで優しい曲を入れています。ずっと応援してくれた島の人たちに喜んでもらいたい、そんな気持ちも込めています。アルバムを出すことにずっと憧れていたので、すごく嬉しいですね」

最新シングル『この闇を照らす光のむこうに』では、Anly+スキマスイッチとしてのコラボが実現。「以前、曲作りで壁にぶつかってたとき『ボクノート』にすごく励まされて頑張れたので、いつかスキマスイッチさんと共演したいと思っていました。私の作る歌も、どこかで聴いてくれた人の胸にささるものになればいいなって、思っています。例えば流れ着いたメッセージボトルのように、開けてみたら私の心境にぴったりだった、というような、そんな歌をずっと作り続けたいな」

夢が膨らむ20歳。6月からはツアーがスタート。故郷の沖縄ではバンドを従えた初のライブになるそうで、いちばん楽しみにしているのは、Anlyさん本人のようだ。

アンリィ 1997年、沖縄・伊江島生まれのシンガーソングライター。高校時代より那覇市内でライブをはじめ、一昨年『太陽に笑え』でデビュー。6月に東名阪と沖縄でライブを行う。

1st album『Anly one』【初回生産限定盤CD+DVD 】¥3,000 ヒット中「この闇を照らす光のむこうに」など14曲を収録。DVDは渋谷eggmanのライブ映像を7曲収録。【通常盤CD】¥2,700(Sony Music Records)

※『anan』2017年5月3・10日号より。写真・水野昭子 インタビュー、文・三浦天紗子

(by anan編集部)


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