もしかしたら名器かも…! 彼がセックスでハマりまくる「女性のアソコ」

文・三松真由美 — 2022.1.6
ananwebの公式Instagramには、エッチに関するさまざまな悩みが寄せられています。エッチの不満、悩みを恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松先生が簡単解決!

下手ッピセックスでも、あるだけ上等!

セックス エッチ イク 昇天 絶頂

【レスなひとびと 番外編】vol. 27


ananwebのインスタグラムに寄せられる恋とエッチのお悩みの数々。クリスマスだ、お正月の姫はじめだ、バレンタインだ、ひな祭りだ…など季節ごとのイベント時にはエッチが付き物です。

「今日はスペシャルな記念日なのに、キスしかしてくんないってどういうこと?」という不満を未婚女性からは聞きます。

待って! そんなことでブーブー言ってはいけません。
結婚して何年か経過すると「誕生日なのにキスすらない」というセックスレス問題以前のお悩み相談が続出するのですよ!!

エッチに関する女性のお悩みは、記念日やイベントデイでなくても、通年通して尽きることはありません。たしかにイベントデーには、エッチがないことにフォーカスされる傾向がありますが…。

よって、レスびとではない方からのお悩みが寄せられると「あるだけいいじゃないか」と説教するのであります。

今回の番外編も「あるだけええやんか」の方々です。

エッチはあっても゛下手ッピな、どうしようもないエッチ”だったらレスびとになってもいいのだろうか。これには哲学者と問答しなければならない深い真相が隠されています。みなさん、下のお悩み相談を見ながらセックスについて一緒に考えてみましょう。

「自分もイキたいのに、イキそうな直前で彼氏が疲れて止めちゃう」

「セックスが下手すぎて、やるのがおっくうに。レスになってきてて相性が悪いなら別れるべきだと思い始めてる」

「セックスが完全に2人オナニー、道具にされてる感覚」

「1回ヤった後、アソコが痛いっていうのやめてほしい。これはみんな共通するのか、うちの彼氏だけなのか聞いてみたいです」

わたくし、羅列しながら呟いているのです。「あるだけ上等!」と。

彼氏の方がいつも先にイッてしまう相談者さん、イキそうになるタイミングを観察して、腰をひいて一旦離れるとか、彼氏に一瞬他のこと思い浮かべる言葉を投げ掛ければよし。

メンズが一番萎える言葉は「後ろにオカンおるで」だそうです。オカンが怒ってる顔とか、ニタニタしてる顔が浮かぶと、興奮が一気に冷めるとやら。試してみてちょうだい。

二人エッチをマスターベーションのように感じてしまう相談者さんは、あなたがクールなSタイプだと思います。道具にされていることを心から喜べるようマインドチェンジができれば、うまくゆく。不可能なら、今彼とは別れて、Mタイプのメンズを必死で探して一発やってみて。あなたがどんなエッチで満足できるか見定める時期なのであります。己のセックスを知れ。

「痛い」って言われる相談者さん、いやいや全世界の共通トークではないです(笑)。まじで病気かもしれないので、病院をおすすめします。いや、もしかしてあなたの腟(最近はフェムゾーンとも言います)がむっちゃ締まりが良くて気持ちいいのかもしれません。締められすぎて痛みを感じる。そこは病院へ行ったあと、お互い話し合ってみて、どっちか確認してね。

とっても気持ちいいフェムゾーンだとしたら、あなたは無敵のお姫さまです。自分のカラダにパラダイスを抱えていると、誇りを持ちましょう。フェムパラダイス!!!

ということなので、セックスのお悩みは、相手と共に自分を知る機会にもなるのです。下手ッピながらも、恋とセックスについて考える機会を与えてくれた彼氏の股間に向かって手を合わせましょう。


三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。『妻で母ですが、女性風俗にハマりました』(KADOKAWA)好評発売中。

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