かわむら あみり

「絶対関わりたくない…!」婚活女性が出会った「配慮のない男性」3選

2024.5.7
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第171回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その60をお届けします。

1. やる気のない男

婚活 恋活 出会い 飲み会 NG男性 エピソード

【結婚引き寄せ隊】vol. 171

それは20代から40代まで、幅広い年齢層と職種の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。参加人数が多いパーティだと、最初の自己紹介タイムで、次から次へとまさに回転寿司のようにどんどん入れ替わって、次の男性と会話することになります。

それぞれアピールの仕方に差はあれど、短いこの自己紹介タイムになんとか自分のことを印象付けようと、男女ともに前のめりになって会話する人がほとんど。そういう私も、気合を入れて、1人ひとりと「こんにちはー!」から始めます。

ちょっとずつ手短にアピールすることにも慣れた頃、伏し目がちな細身の男性がまわってきました。最初にチラッとこちらを見たあとは、ニコリともせず、目をそらします。プロフィールカードを交換して、一応挨拶するも、小さな声でボソッと「…こんにちは」と返してくる始末。こちらが聞かないと、向こうからは何もリアクションしてきません。

他の参加者はがんばっているのに、その男性のまったくやる気のない様子に、こんな態度でなんで婚活パーティに来ているんだろう? と終始謎だらけに。その男性と会話したあとは調子が狂って、なんだかこちらもテンションが下がってしまいました。ちょっと様子を見ていたら、誰と話していても同じような接し方をしていたので、もしややる気のなさを打ち出して逆に印象付けるという技なのか!? などと考えたりもしましたが、やっぱり関わりたくないと強く思ったのでした。

2. 香水の香りが強すぎる男

それは婚活サイトで知り合った男性とやりとりしていたときのこと。事前にプロフィールの情報から、エンタメ好きという趣味が似たところがあったため、メールでも何度かやりとりして、実際に会うことになりました。

その日は、その男性が指定してきたおしゃれなカフェで待ち合わせ。一応おでかけ用のワンピースを着て、緊張しつつもそのカフェへ向かったところ、先に男性が到着していました。プロフィール写真とほぼ同じ印象の、誠実そうな人でよかったな、と思って席についたのですが…。

これはなんの香りだろう…? と、すぐ香水の香りがただよってきました。自分でもときどき香水をつけることがあったため香りがあるのはいいのですが、そんなに頻繁に使わないため、近くに強い香水をつけている人がいると、あまり鼻が慣れていなくて気になってしまいました。

その男性は、きっと初めてのお茶の機会だからとはりきって香水を体にふりすぎたのか、それとも普段からかなり強めの香水をつけるのが定番なのか。理由はわかりませんが、会話の内容よりも強すぎる香水が気になって、結局はそれっきりになりました。身だしなみのつもりでやっていることでも、やりすぎは逆効果になることもあるかもしれません。

3. 決めつける男

それは30代がメインの飲み会に参加したときのこと。あまり恋活や婚活といった出会いを探すための場という感じではなく、友達が友達を呼んで、ただ楽しく飲むというようなカジュアルな場所だったため、さほど気合を入れずに自然体で参加していました。

席替えの時間になり、離れた場所にいた40代の男性の横に座ることになったのですが、座るなり「あ! キミはたぶん彼氏欲しい感じでしょ〜!?」とニヤニヤしながらこちらを見て、決めつけてきました。彼氏が欲しいのは図星でしたが、何も話さないうちからそんな話をふってくるなんて…。

さらには、「○○に住んでそうだよね」とか、「ちょっと言わないで! 当てるから…いまこんなこと考えてる?」など、こちらの考えや住まいを決めつけて、勝手に当てっこしようとする男性。酔っているのかもしれないけどドン引きだよ、と極力違う人と話すようにしていたら、反応がなくてつまらないのか、今度は別の女性に絡んでいました。もしかすると、寂しがり屋の男性なのかもしれませんが、相手になれる度量はないなあと実感。

出会いを探していると、思いがけない人に出会ったり、出来事があったり。でも最終的には、きっと“運命の人”に出会えるはずです! みなさんの恋がうまくいきますように。

文・かわむらあみり

Information

かわむらあみりの本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)が2024年4月1日に発売!
よかったら、かわむらあみりのSNSや本もチェックしてくださいね♪
https://amirikawamura.com/


©maroke/Adobe Stock