取材/文・井上ユウ
今回の座談会に集まったのは、4名の男性たち。
S・Kさん…20代・マーケティング・未婚
S・Oさん…30代・人事・未婚
K・Mさん…20代・エンジニア・未婚
K・Iさん…30代・プロデューサー・既婚
年齢も立ち位置もバラバラな彼らが、どんな恋愛観を吐露してくれるのか。覆面によるリアルな座談会のスタートです。
いいにおいがする子が好き…
まずは率直に、「どんな女性に惹かれるのか」について聞いてみました。すると、意外な共通点が明らかに。
K・Mさん やっぱり、良いにおいがする人(笑)。においってすごく大事だと思うんです。たとえば、彼女が香水をつけていたとして、その香りを嗅いだだけで「あ、今、大切な人のそばにいるんだ」っていう実感が得られる。
S・Kさん そもそもいいにおいって何なんでしょうね?
K・Iさん それはもはや神秘の域ですよ。この間も男友達と話していたんですけど、「いいにおいがする女性と、そうじゃない女性の違いって何なんだろう」って。結局、答えは出なかったんだけど。
S・Oさん 多分、「合うか合わないか」だと思います。体臭を嗅いだときに嫌な気持ちがしなければ、それは「遺伝子的に合致している」ということなのかなって。
K・Iさん 逆に、どうしても耐えられないにおいの女性とは、関係性も発展しない…。
S・Kさん そっかー。僕はそこまでにおいを重視しないけど、案外大切な部分なのかもしれないですね。
K・Mさん じゃあさ、「たばこのにおい」はどう?
S・Kさん たばこかー…。
いいにおいがする女性に惹かれるという話の流れから、「喫煙女子」についても掘り下げていくことに。
においの前に気をつけたい、相手への◯◯。
K・Iさん たばこを吸うこと自体は嫌じゃないし、そのにおいで嫌いになったりもしないけど、刺身や日本酒を前にしたときに煙を撒き散らされると、「おい!」とはなりますね。
S・Oさん それは確かに。TPOをわきまえたうえで、ひと言確認してくれれば良いんですけどね。周囲のことを気にせず吸われてしまうと、においがどうこう以前に、「自分本位な女性なのかな?」と思ってしまうかも。実は僕の彼女が喫煙する子なんです。
S・Kさん 普段、どうしているんですか?
S・Oさん 紙巻たばこではなく加熱式たばこを使っています。独特なにおいはするものの、紙巻よりもにおいが少ないので、気遣ってもらえてるんだなと感じます。
K・Mさん 僕の彼女も喫煙者。でも、僕の前では絶対に吸わないんです。別に吸ってくれてもかまわないんだけど、気を遣っているのかなー。
S・Kさん 絶対そうですよ!
そこで、喫煙をしているanan総研のメンバーたちに本音を聞いてみました。すると出てきたのは、対男性への気遣いの数々。
「たばこを吸わない男性とデートするときは、たとえ『吸ってもいいよ』と言われても我慢します。吸わない人からすればたばこのにおいは決していいものじゃないし、相手に我慢させるくらいなら自分が我慢したほうがマシ」(32歳・自営業)
「ただでさえ喫煙することに対する世の中からの風当たりが強いので、周囲の男性には喫煙者であることを隠しています。どんなにケアしても髪の毛についたにおいは落ちないので、デートの前には禁煙しているんです(笑)」(29歳・接客業)
みんな、なんて涙ぐましい努力を……。しかし座談会を進めていくと、喫煙習慣のあるanan総研メンバーが思っている「喫煙習慣=悪印象」はなく、別のことのほうが気になる、と話題にあがりました。
喫煙自体はマイナスにはならない、ただし……
S・Kさん 過去にお付き合いした女性のうち、3名が喫煙者だったんです。でも付き合う前って、たばこを吸うかどうかは気にしていなくて。いざ彼氏彼女になったときに、「あ、この子吸うんだった」って気づいたくらいで。
K・Iさん よほどのヘビースモーカーじゃなければ、そこまで気にならないですよね。
K・Mさん そうそう。むしろ、吸いたいのを我慢しすぎてソワソワされるほうが気になるかも。
S・Oさん 大切なのは、周囲のことをきちんと考えられるかどうかですよね。対人への気遣いに関する価値観があまりにも違いすぎると将来が見えないし、一緒にいてもお互いにストレスを感じてしまいそう。たばこを吸う行為ひとつとっても、そのあたりの人間性が見えるかなって。ただ、吸っているからといってNGにはならない。
K・Iさん 確かに。場をわきまえて吸う分にはなにも悪くない。
S・Kさん 逆に、「男ウケ」を意識しすぎて吸いたいのを我慢しているのって、その八方美人加減に「うーん」となる(笑)。
S・Oさん 僕に好かれようと思うあまり我慢してくれているのであれば嬉しいし、こちらとしても「我慢しないで吸ってね」と声をかけてあげたくなるんだけど、不特定多数の男性全員に好かれたくて我慢しているなら話は別だよね。
K・Iさん その努力はいらないかも……。
どうやら、喫煙がマイナスポイントに直結するわけではないよう。大切なのは、相手のことを思いやっているかどうか。「たばこ、吸ってもいい?」とひと言声をかけるだけで、二人の間に漂うモヤモヤとしたわだかまりもなくなるのかもしれません。
実際、anan総研メンバーのなかには、こんなエピソードを持つ人も。
「彼氏がとにかくたばこを嫌う人で、でも私は我慢ができなくて。最初は隠れてコソコソ吸っていたんですけど、それがバレて大喧嘩になりました。はいはい、もうやめればいいんでしょ、と思ったのですが、よくよく聞いてみると、嘘をつかれていたことにショックを受けたみたいで。それからは一度断ってから吸うようになりました」(30歳・会社員)
「彼氏がたばこを吸わない人なので、紙たばこから加熱式たばこに変えました。加熱式たばこの中でもにおいが全くないタイプのものを選んだので、服ににおいがついちゃうこともなくて、彼氏の前でも堂々と吸えるようになったのが嬉しいです」(32歳・事務)
恋愛はどちらか一方だけが我慢していては続かないもの。喫煙女子のみなさん、コソコソ隠れて吸うのではなく、ひと言断りを入れたり、においのない種類の加熱式たばこに切り替えたりと、相手への気遣いの方法を探るのが大切みたいですよ!
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