細いだけじゃなく、適度な筋肉と締まったお腹が印象的な、村田友美子さん。
「もともとは何も運動していない、ただの主婦だったんです。脚が太いのは悩みでしたが、30歳を越えているし、どうせ痩せないだろうと思っていたので、正直諦めてました。でも35歳のとき、ひょんなことからママ友に体幹トレーニングを習うことになったんです。やってみたら、器具を使わずできることにまずびっくり。内容は結構キツかったんですが、その疲労感が意外と嫌いじゃなくて。ハマってしまいそのまま週1回続けていたら、3か月くらいで体がぐんぐん変わりはじめて。まず持っていた洋服がゆるくなった。そして諦めていた脚が徐々に締まってきた。さらに悩んでいた肩こりもなくなった! そこからもっと夢中になり、学校に通い、整体を学び、結果、トレーナーになってしまいました(笑)」
5年経った現在は、トレーナーとしてクラスを持ち、さらにご自身のトレーニングメソッド本を出版。ちなみにプライベートでは、3児の母でもあります。
「私は、骨盤底筋群、横隔膜、腹横筋、多裂筋の4つを鍛えることを重視しています。それらが鍛えられていると、内臓を正しい位置でしっかり支えることができ、内臓の働きが改善されて代謝が上がり、痩せやすい体になります。鍛えるためには、女性の場合は膣を締める。膣を締めるとインナーマッスルがキュッと持ち上がり、筋肉が刺激されます。座るとき、立つとき、常に膣を締めることを意識すれば、いつでも“ながら体幹トレーニング”ができるんですよ。同時に呼吸を深くして、肋骨をしっかり開いて閉じる。内臓が正しい場所にとどまれるよう、体の中にスペースを作ることを意識することも大事です」
村田さんのレッスンには、モデルやスタイリストなど、美に敏感な人たちが多数通っている。
「私のメソッドで、人が美しく、そして健康になってくれるのが本当に嬉しい。体幹トレーニングは体ひとつでできる運動なので、ぜひトライして、体の変化を実感してほしいですね」
ここではそんな村田さんオススメの“ながらメソッド”を実際に2つご紹介。日常生活の中でも体幹トレはできるんです!
村田さんオススメの“ながらメソッド”
腹斜筋をほぐすことで、くびれを作る準備ができるエクササイズ。机に横向きに座り、膣を締め、上半身をひねって顔は机の正面に。10秒くらいキープして、反対側も。
背骨が整い膣が締まりやすい姿勢。電車に乗るときにはこの姿勢を意識して。背筋を伸ばし、顎の下に柔らかい桃を挟んだイメージで顎を引く。首を後ろにスライドさせる。
むらた・ゆみこ コアトレーナー、yumicorebody主宰。1977年生まれ。著書『くびれ母ちゃんの、最強ながらトレーニング』(光文社)が発売中。ジムの詳細はhttps://coubic.com/yumicoreへ。©曽根将樹
※『anan』2018年6月13日号より。写真・中島慶子 イラスト・菜々子
(by anan編集部)
#健康についてさらに読んでみる。
#運動について、もう少しチェック!
※汚ねぇなぁ...男が萎える「プツプツ毛穴」の対策
[gunosy]
#恋愛について、もっと深く知る♡[/gunosy]