出来たてのおいしさを! 人気シェフのスイーツを味わえる、待望のイートイン店

フード
2025.01.17

出来たてのおいしさを特別な空間で堪能したい…。そんな願いを叶える待望のイートイン店をご紹介。

【MAISON CACAO メゾンカカオ 丸の内店】生ミルフィーユ

1650円

カカオを調味料感覚でパーツにちりばめ、味と食感を深めた。ソースのあまおうは福岡・糸島「友納農園」から直送。イートインはワンドリンク制で、写真は「カカオティー」880円。

柔らかに漂う香りとテクスチャーに没入する、カカオデザートの新世界。

国内外を旅して見つけたとびきりの食材を、コロンビアの自社農園産カカオで生チョコに仕立てる『MAISON CACAO』が、都内旗艦店をオープン。新たな生菓子も天板のまま熱々が出てくる焼き菓子も、全てチョコやカカオを使ったもの。さらに初のカフェも併設、イートイン限定の新作がリリースされた。ミルフィーユも持ち帰り不可の繊細なデセール仕立てに。こう見えて実はカカオ尽くしで、生地にカカオバター、カスタードにはホワイトチョコを混ぜ込んで乳味を底上げ。極薄板チョコの食感も忍ばせた。アクセントは糸島の農家直送「あまおう」などのベリーソース。口に入れると驚くほどエアリーでパリふわとろり。出来たてのテクスチャーとカカオ香に息を呑む。

ミルフィーユは注文後に仕上げ。

ショコラムースやクランチなどの5層を重ねた「生フロルケーキ」。軽くてカカオ感しっかり。直径約8cm。各1650円(テイクアウト1620円)。

書家、中塚翠涛さんのアートが壁を彩る。

INFORMATION インフォメーション

デザートからおやつ、ギフトまで、ブランドの世界観を体感する新たな場として昨年12月オープン。ブランド誕生10周年の今年のバレンタインには、和梨や白いちごの「アロマ生チョコレート」など30以上もの新作が。東京都千代田区丸の内3‐3‐1 新東京ビル1F TEL:03・5962・9488 10:00~20:00(カフェ17:30LO) 無休

【EQUALLY(イクアリー)】クレープ・ショコラオランジュ

2970円

月替わりの“季節のスペシャリティクレープ”から。オリジナルチョコをガナッシュ、ソース、ブランマンジェに。1月末まで。2月はチョコとオレンジのホットクレープが登場。

花束かパフェか。華麗に味わいが調和する、パティシエクレープ。

食べるのをためらうほど美しい、花束のようなクレープを生むのは、『ル パティシエ タカギ』などで経験を積んだ友納滉一シェフ。相模原の卵など選りすぐりの素材を使い、細かいパーツまで丁寧に作るパティシエの技で、クレープの概念を覆している。新作は柑橘とチョコアイス大福を包んだ、和洋折衷な一本。新たにチョコレートまで作り、使うのはビーントゥバー店、『ノルマンディーショコラ』と完成させた、店の生地に合うフルーティでナッティな「イクアリーチュアオ」。もっちりしたチョコ生地から、ガナッシュや求肥で包んだチョコアイスがひんやりとろり。滴るデコポンが華やぎと爽やかさを添えていく。クレープの気軽さで洗練されたデザートを楽しむ気分!

新たなスタイルのクレープを次々発明する友納シェフ。

テイクアウトできるクレープとして生みだした、チョコやナッツを包んだ「クレープショコラサンド」(1個980円~)は、取り寄せも可能。

カフェスペースは広々。

INFORMATION インフォメーション

間借り営業だった人気店が昨年、自身のクレープリーカフェを構えた。デザートはもちろん、朝食やランチ、手土産も、クレープの新しい形を提案。東京都世田谷区豪徳寺1‐46‐15 豪徳寺レーベル2F TEL:非公開 8:30~18:00(土・日・祝日~19:00) 火曜休(祝日の場合は営業)

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写真・荒川加代子(MAISON CACAO) 田尻陽子(EQUALLY) 取材、文・chico

anan 2430号(2025年1月15日発売)より

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No.2430掲載2025年01月15日発売

チョコレート♡LOVE 2025

バレンタインシーズンを間近に控え、恒例のチョコレート特集をお届けします。ショコラメゾンのラグジュアリーな世界から、いま注目の“ビーントゥガトー”、ホテルや人気ショコラトリー、パティスリーの新作、ギフトにも最適なクッキー缶、最高の出来立てを味わえるイートインデザート、手軽に食べられるデイリーチョコ最新情報まで、2025年のチョコレートのトレンドを徹底リサーチしています。

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