トレイや容器を使ってグループを作り、スッキリ見せることも心がけて。使いやすい冷蔵庫を作るコツを、冷蔵庫収納家の福田かずみさんに聞きました。
常に買い足す品は、トレイにまとめて居場所をキープ
ヨーグルトなど、食べる頻度が高く、なくなったら買い足すものは、専用のトレイを準備。「買ってきたら常に同じ場所に補充するクセをつけましょう。増減が一目瞭然で、在庫の管理もしやすくなります」
空ビンになっても同じ場所にしまい、定位置を確保
自家製ドレッシングや調味料のビンは空になったあとも冷蔵庫の定位置へ。「空いた場所につい違うものを置きたくなりますが、それが秩序が乱れる原因。そうしないために、空ビンを同じ場所に置いておきます」
魚や肉のトレイは、買ってきたらすぐさらば
トレイに入った魚や肉はかさばりがち。ラップで密閉するほうが保存性も高まるので、すぐに外して包み直すとよい。「トレイを包んでいたラップを使い、肉や魚を直に包み、さらにビニール袋に入れて終了。深めの収納容器に入れておきます」
液垂れやこぼれる恐れがあるものは、トレイにのせて
しょうゆや酢など、卓上でよく使う調味料は、液だれの危険も。また小麦粉などの粉ものも飛び散りやすい。「万が一こぼした場合でも、トレイにまとめて入れておけば、トレイの中だけ掃除すれば済みます」
チューブ類は“スタンド”を使って立てる
ケチャップやマヨネーズなど、チューブ系調味料は、フタを下にして収納したい。「そのまま置くと倒れてしまい、ポケット内が乱れる原因に。デザートカップなどをスタンド代わりに使うと、自立できます」