ツレヅレハナコさんが、夏に箱単位で消費しているという大のお気に入りアイテムがそば。
「夏は、そうめんよりもざるそば派。【4】『玉垣製麺所』の妻有そばは乾麺ですが、びっくりするほどにコシがある。うどんはいろいろなところのものに浮気しますが、そばに関してはこれ一筋です。自分一人の時はもちろん、人が来た時にも出していて、たっぷりのざるそばと揚げたての天ぷらを囲むことが、毎年の恒例に」
そば以外に食べたくなるのは…。
「枝豆が大好きなので、夏を心待ちにしています。新潟に行った時、その品種の多さと美味しさに感動して以来、ネットの【2】『新潟あったらもん市場』でその時期に出回るものを買っていて、食べ比べるのも楽しみのひとつ。また、夏になると長い魚を食べたくなるのですが、うなぎだと少し脂がくどいので、あなごをよく買います。【1】『本焼あなご下村 明石店』の天然あなごは、香ばしく、ふっくらしていて、贈答にもよく使いますね。他にも、普段、甘いものは食べないのですが、阿佐ヶ谷のマニアックなジェラート店【3】『シンチェリータ』は別。濃厚で、ピスタチオやノッチョーラなど、お酒に合うフレーバーがあって大好きです。また、【5】『08COFFEE』のアイスコーヒーは、秋田の友人にもらってから夏の楽しみに。少量しか作れないらしく、大事に飲んでいます。秋田の風景が描かれたパッケージがかわいく、自分だけでなく、人にも贈りたくなります」
1、本焼あなご下村 明石店「本焼あなご」
2串・¥4,320(税込み)
弾力ある食感は、天然あなごの成せる業。
明治時代初期に創業した老舗店が手がける、明石市の特産品である立派なあなごにタレをつけて焼きあげた贅沢な一品。贈り物として国内外の人に喜ばれている。付属の甘いタレはお好みでどうぞ。2串より注文が可能、紙箱と木箱から選べる。TEL:078・911・3422 http://www.anago.co.jp/
2、新潟あったらもん市場「新潟枝豆」
2kg・¥4,480(税込み)
濃い甘みと味わいに手が止まらなくなる…!
新潟の美味しいものを販売する『新潟あったらもん市場』では、旬のブランド枝豆を購入できる(写真は月夜音。品種は選べない)。朝採りしたものを直送するため、鮮度は抜群。生産者である「日之出会」が作り出す、驚くような美味しさを堪能して。Info@attaramoon.jp https://attaramoon.jp/
3、ジェラテリア シンチェリータ「カップ12個セット」
12個・¥5,600~(税込み)
素材の味を楽しめる夢のような詰め合わせ。
阿佐ヶ谷にある人気店のジェラートは、はちみつと、和三盆のやさしい甘さをメインに使うことでシンプルながら深い味わいを実現。「メルノワ」は国際ジェラートコンテストで3位に入賞。お取り寄せは、おまかせや、好きなフレーバーを選べるものなど全5種類。TEL:03・5364・9430 https://shop.sincerita.jp/
4、玉垣製麺所「妻有(つまあり)そば」
3袋・¥939(税込み)
まるで生麺のような、喉ごしとコシが魅力。
新潟にある玉垣製麺所の名物が挽きたてのそば粉を使った妻有そば。豊かな風味と独特のコシ、なめらかな舌触りを生む秘密は、布のりという海藻をつなぎにしたことにある。茹で上がった麺は、氷水でしっかりと冷やしてからいただいて。TEL:0800・800・2563 https://www.tsumarisoba.co.jp/onlineshop
5、08COFFEE「アイスコーヒー(無糖)」
1L・¥900(税込み)
苦味のきいたコーヒーで秋田に思いを馳せて。
世界各国の優れた農園から届いたスペシャリティコーヒーを丁寧に焙煎して全国へ届けている、秋田県の『08COFFEE』。リキッドタイプの無糖アイスコーヒーは、4種の豆をブレンド。なまはげなど秋田の魅力をデザインしたパッケージは、見ると笑顔に。TEL:018・893・3330 https://08coffee.thebase.in/
ツレヅレハナコ 食をテーマとした本を手がける編集者。『ツレヅレハナコの南の島へ呑みに行こうよ!』(光文社)をはじめ、自身の著作も多数。
※『anan』2020年7月29日号より。写真・山口 明 スタイリスト・荻野玲子 取材、文・重信 綾
(by anan編集部)