ハンデを物ともせず、福を運んできた会社猫・ふく(ミックス/推定13歳/♀)。今日もまったりと、“広報部長”は社員の仕事ぶりを監視中!?
今日もまったりと、“広報部長”は社員の仕事ぶりを監視中!?

日章の社員が業務に勤しんでいる姿を、フロアの中央のお邪魔な場所でキリリと監視中。
3本足で軽快に階段に上り下り。社内では勤務中の人の椅子を占拠したり、机の上で昼寝しながら、みんなの仕事ぶりを監視――!? いま日本で一番有名(たぶん)な会社猫、ふくさんが暮らすのは、石川県の運送会社・日章のオフィス。約8年前に駐車場で血だらけの瀕死状態だったところをトラックドライバーが救出し、会社で保護することに。
「発見時、すでに右の前脚を失った状態でした。治療が終わったら里親を探すつもりだったのですが、すっかり懐かれてみんな離れがたくなり、会長や社長に頼み込んで会社に迎えることになりました」と教えてくれたのは、常務取締役の清水あゆみさん。いるだけで空気を和ませ、社員だけでなく得意先の人たちにも愛されているふくさんは、今や日章の“広報部長”。2年前から始めた会社のInstagramでは、宣伝活動をしっかりこなし、なんと16万人超ものフォロワーを獲得!
「最初はドライバー飯とかも投稿していたんですけど(笑)、今はふく一色。おかげで日章のことを多くの人に知っていただけるようになり、ドライバーも含め社員全員の仕事への士気も高まっています」
全国の社長さん、みなさまの会社でもぜひ保護猫をいかがでしょう?
YouTube:NISSHO
anan 2469号(2025年10月29日発売)より





































