
「10周年プロジェクト」の発表イベントに集まったメンバーたち。写真撮影時は、上下黒の装いで会場スタッフとして活躍する(同じくQuizKnockの)川上諒人さんの姿もチラリと見られた。
伊沢拓司さんが率いる知的エンタメ集団QuizKnockが、2026年に活動10周年を迎えるにあたり、「QuizKnock10周年プロジェクト」を立ち上げることに! その内容が明らかになったイベントの様子をレポートします。さらに、今年創刊55周年を迎える“周年イヤー仲間”のananが主催するイベント「anan AWARD 2025」にも、QuizKnockを代表して伊沢さん、東問(ひがし・もん)さん、東言(ひがし・ごん)さんが登場することが決定! その情報もお届けします。
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1年かけて行われる6つのプロジェクトが明らかに!

10周年を記念した新しいロゴでデコーレションされたステージに登壇する8人。
「QuizKnock10周年プロジェクト」が始動した10月2日に行われたイベントには、QuizKnockフォロワークラブ「QuizKnock schoole」の会員100名と報道陣が参加。8人がステージに現れると客席から大きな拍手が巻き起こった。
まずは、メンバーを代表して伊沢拓司さんの挨拶からスタート。QuizKnockが立ち上がる数ヶ月前、2016年8月に当時住んでいた6畳一間のマンションでメンバーと会議をした思い出を語り、さらに、「苦しいこともあったけど、楽しくなかった日は一日もなかった」とこれまでの歩みを振り返る。
続けて、「QuizKnock10周年プロジェクト」で「これまでの感謝」を伝えること、「これからへの期待」を届けることを宣言。「日本全国、世界に『楽しいから始まる学び』が広がって、より良い未来を描けるような10周年イヤーを作っていきたい」と意気込んだ。

10周年プロジェクト用のカラフルでポップな衣装にも注目。
そのあとは、「QuizKnock 10周年プロジェクト」で予定されている施策をメンバーが紹介していく。
まず、「10周年プロジェクト」のコンテンツ紹介や裏側を伝えるリポーター役を東問さんと東言さんが務め、新チャンネル「
」(読み:もんちゃんごんねる)が開設されることを発表。チャンネルアイコンと同じポーズをとる2人に、観客からも笑い声が零れる。次に、山本祥彰さんが「10周年スペシャルブック」の発売決定をお知らせ。「気になるタイトルなんですが、なんと伊沢さんがつけてくれたんですね」と発表、「すごい長いタイトルになってない?」「漢字10文字とかなのかな?(笑)」とメンバーが心配する一幕も(伊沢さんは、「大丈夫です」と力強く返答)。
須貝駿貴さんはひときわ大きな声量で「カラオケまねきねこ」とのコラボを明かした。「私が歌で(発表します)♪」と熱唱のジェスチャーを交えながら、コラボグッズのイラストにはメンバーの意向が反映されていることなど、ファンにとって嬉しい情報を語った。
また、鶴崎修功さんが仙台、渋谷、名古屋、西宮、福岡の5か所を回る「QuizKnock 10周年記念展」の開催決定を発表。過去、5周年のタイミングでも記念展があったことを振り返り、展示で飾るために自身のサインを考案する動画「
」を思い出として挙げた。現在使用している鳥の鶴を模したサインは伊沢さんのアイデアをブラッシュアップしたものであることに触れ、「10周年では誰のサインが決まるんでしょうかね?」と会場の笑いを誘う。続けてふくらPさんが、「10周年記念展」の開催に合わせて北海道、愛知、福岡で「10周年リアルイベント」が行われることを発表。10周年を迎える2026年10月に東京で大規模イベントが用意されていることを明かした。「もう緊張しちゃいますね、今からね」とビッグプロジェクトの概要を謙虚に伝える姿から、人柄が滲み出ていた。

メンバー1人ずつ順番に発表を行う場面で、小ボケを挟み周囲を翻弄する河村さん。
最後に河村拓哉さんが発表したのは、「リバイバル企画総選挙」の開催。QuizKnockの歴代人気動画から選ばれたノミネート動画のなかから、もう一度実施してほしいものにX上で投票してもらい、「もう一度見たいあの動画」の1位を決めるというもの。
ノミネート動画のうち1本を、その場にいる観客からの投票で決めることが発表されると、会場は大盛り上がり。“選挙管理委員会”として一列に並ぶメンバーに見守られながらオンラインで投票を…と思いきや、会場がザワザワ。何が起こっているのか把握するべく伊沢さんが投げかけた「せーの」の掛け声に、観客が声を揃えて「電波がない!」と返答。思わぬハプニングだったが、メンバーと視聴者との信頼関係を象徴しているかのようなやりとりだった。
投票を待つ時間は、ノミネートされた動画の撮影時を振り返るトークが繰り広げられた。2019年公開の「
」について、伊沢さんが「当時はハイエースに乗って朝6時に現場に入ったわけじゃん。今(同じことが)できるかぁ!」と、あの頃より大人になったメンバーの体調を心配。メンバーからも「前乗りで」という健康第一な提案が。QuizKnockのファン、阿部亮平さんがサプライズ登場!

QuizKnock10周年イベントの開催を喜び、拍手をする阿部さん。
投票の集計中、サプライズゲストからのメッセージ動画が披露されることに。スクリーンに現れたのは、QuizKnock のファンであることを公言している、Snow Manの阿部亮平さん! 「クイズを学ぶ僕からすると勉強にもなって楽しめる神コンテンツ」「QuizKnockでたくさんの言葉を覚えた」「何回も見ている動画もある」など、熱い思いを語る。
いざ投票の集計結果を発表…というタイミングで、なんとステージにサプライズ登場! メンバーはもちろん、MCからも「QuizKnockの登場時の倍くらいの拍手がきています」と突っ込まれるほど、観客からの大歓迎を受けていた。結果、勝ち残った動画は「
」。通称「へつほつ」としてQuizKnockファンから愛されている名作が投票候補に加わることとなった。メンバーとのトークでは、阿部さんが「グロタンディーク素数」をQuizKnockの動画で覚えたこと、Snow Manの国立競技場ライブでファンの方が「グロタンディーク素数は?」と書かれたうちわを持っていて、「57!」とすかさず答えたことなどを明かす。
また、QuizKnockの動画を見返して久しぶりに泣いたことを伝えると、メンバーは驚きの表情に。2022年の「
」で、優勝者が決まった際の河村さんにグッときたのだという。最後に「まずは9周年おめでとうございます」「これからも見ている人たちの知識の扉を見ている人たちの知識の扉をどんどんノックし続けて欲しいなと思います」と挨拶、爽やかにステージを後にした。
anan AWARD 2025にQuizKnockが登壇!

anan AWARDでの伊沢さん&東兄弟の姿もお楽しみに!
実はananも、今年創刊55周年を迎える“周年イヤー仲間”。10月15日(水)には、その年を象徴し、活躍したスターの方々を表彰する「anan AWARD」が行われるが、その晴れの舞台にQuizKnockの登壇が決定!
15日に行われる生配信には、QuizKnockを代表して伊沢さん・東兄弟が出演する。いつもと一味違うフォーマルな装いが見られる貴重な機会をお見逃しなく。
試聴はこちらから! anan AWARD 2025【10/15(水)生配信!】
その年を象徴し、活躍したスターの方々を『anan』が表彰する「anan AWARD」が10月15日に開催。第1回の開催以来、タレント、モデル、アーティスト、アスリート、作家、クリエイターなど多彩な分野から選出し、受賞者には、『anan』のマスコットであるananパンダにちなみ”金のananパンダトロフィー”を贈呈してきた。詳細情報は、「anan AWARD 2025」公式サイトで。「anan AWARD 2025」授賞式の様子は、『anan』公式YouTubeアカウントにて無料でオンライン生配信! 「anan AWARD 2025」公式サイト
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クイズ王の伊沢拓司が中心となって運営する、エンタメと知を融合させたメディア。「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、何かを「知る」きっかけとなるような記事や動画を毎日配信している。