大阪・関西万博では日本を代表する企業たちが各自テーマを設けて、独自の文化や技術を世界中に発信。どこも世界観が半端なく、見応え十分。
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パナソニックグループパビリオン「ノモの国」×テクノロジー
光る結晶とともに、感性の赴くままに未知の世界を探索。
モノとココロが写し鏡になった不思議な国に迷い込んだ来館者たちは、結晶を手に持ち、自分に秘められた可能性を探す体験ができる。立体音響や360度映像、極微細ミストのスクリーンなど最新技術を用いることで五感を刺激。「ひとの理解」研究に基づく行動解析・表情解析などの技術と独自開発した感性モデルを用いて、一人ひとりの個性や特性を反映した異なるストーリーが楽しめるのも魅力。

光・映像・音・空気に関する空間演出技術を駆使した、幻想的なイマーシブ空間が広がる。

光っている木や岩に結晶をかざすと様々な反応が!
住友館×フォレスト
ランタンを手に、様々な生き物が住む森を探検。
1970年の大阪万博開催時に植えられたスギをはじめ、約1000本の木を用いた住友館は、森がテーマ。本物の木とデジタル技術を駆使して再現された森の中を自由に散策できるインタラクティブ体験では、ランタンを手に持ち、様々な生き物たちに出会える。散策後には、映像技術とダンスが融合した森といのちをめぐる物語の上映も。物語の中に入り込んだような世界観が広がり、感情を揺さぶられる。

特定の場所にランタンを置くと、隠れていた動物が姿を現すなど、ユニークな演出が。

LEDビジョンを用いて、森といのちをめぐる物語を上映。
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION×アニメーション
人類とモビルスーツが共存する映像世界が圧巻。
世界に誇る、日本の名コンテンツであるガンダムシリーズの世界観を再現。シリーズで描かれてきた宇宙での暮らしやまだ実現していない科学技術を、新たな未来の可能性として捉え、臨場感のある完全新規映像とパビリオン空間を通して演出。「スタージャブロー」の見学ツアーに参加した来場者たちは、ハロに導かれ軌道エレベーターに搭乗し、地上3万6000kmの高みを目指す旅に出発する。(C)創通・サンライズ

約17mの実物大ガンダム像は、格好のフォトスポット。

奥行18m、高さ8m超の映像とソニーの触覚提示技術(ハプティクス)で圧倒的な没入感。
大阪ヘルスケアパビリオン×リボーン
オール大阪の企業や研究機関の先端技術が目白押し!
万博開催地である大阪の知恵と技術、アイデアが集結。人気は、健康データを測定し、25年後の自分(アバター)と出会えるリボーン体験(事前予約制)。そのデータをもとに、最先端のヘルスケアプログラムを体験できる様々なブースを巡りながら新たな自分へリボーン(生まれ変わり)できる。ほかに中小企業やスタートアップの技術力が週替わりで展示されるゾーンや食のエリアも楽しい。

美と健康の創造企業「タカラベルモント」の煌びやかなブースでは「真の美しさとは何か?」を問いかける。

ここでしか体験できない展示が満載。
EXPO 2025 大阪・関西万博
Information
開催期間:10/13まで 開場時間:9:00~22:00 開催場所:大阪・夢洲 交通:Osaka Metro中央線夢洲駅すぐ チケット:大人一日券¥7,500、平日券¥6,000、夜間券¥3,700など
anan 2454号(2025年7月9日発売)より