timelesz project -AUDITION- DOCUMENTARY

【timelesz project #15人の想い⑭】前田大輔「得意な低音のラップを武器にできたら」

エンタメ
2024.12.27

timeleszの“仲間探しの旅”、通称“タイプロ”。約1万9000人いた候補生は、4次審査までに15人に絞られた。審査が進むにつれ、配信や公式サイトで徐々に明らかになる候補生たちの個性や素顔から目が離せなくなった人も多いことだろう。そこで今回は、前田大輔さんの「timelesz project」に懸ける熱い想いに迫るインタビューをお届けします。

前田大輔「得意な低音のラップを武器にできたら」

高校生の時、それまでずっと野球をやっていたんですが、BIGBANGさんのファンになったことをきっかけにダンス&ボーカルに興味を持つようになりました。その後、韓国の事務所に入ってからはダンス漬けの日々。その時期は吐くくらい踊りまくっていました。じつは当時、Sexy Zoneさんと一度お仕事しているんですよ。メンバーの代わりに振りとフォーメーションを覚えて本人に教える、“ダミー”と呼ばれる仕事でしたが、その現場の空気がすごくよかったのを覚えています。みなさん終始笑顔で、僕らにも気軽に話しかけてくださるし、対応力とか魅せ方も素晴らしい。当時はメンバーを募集するなんて思いもよらなかったけれど、一緒に活動したら楽しそうだなと思ったのは覚えています。その時はずっとふざけていて賑やかな印象が強かったですが、今、オーディションで接しているみなさんは優しいけれど、芸事に対しては厳しく真剣。そのギャップも含めてプロのすごさを実感しています。オーディションを受けるにあたって、timeleszさんのライブ映像も観たんですが、それぞれ個性的で自分の色を持っているんですよね。振りは揃えながらも、その中で自分を自由に表現していて、個々のキャラクターが光っている。尊敬するところばかりです。

ここまでのオーディションでとくにキツかったのは3次審査ですね。自分が一番経験があるだろうと思って、チームのリーダーに立候補したんですが、初日、全員ボロボロで、何もできていない自分にすごく落ち込みました。その日の夜、徹夜で自分のパートは全部入れて、次の日はダンス初心者の候補生に教える時間にあてて…。周りのみんなに助けられて乗り越えられた感じです。性格的に、結構完璧主義なところがあるんですよ。ダンスのレッスンをする時も、必ず動画を撮って何度も見直して、修正点をノートに書き出して…ってことを何回も繰り返すんです。それがチームの温度差を生んでしまったのかもしれないなとも思います。今の自分の課題は、パフォーマンスする上での魅せ方。これは韓国にいた時からの課題ですが、ダンスもラップもそれなりにできるけれど、突出したものがないというか…。今は、いろんなグループの方のパフォーマンスを見て魅せ方を研究しているところ。得意なのは低音…とくにラップを褒められることが多いので、そこを武器に、4次を突破できたらと思っています。

PROFILE プロフィール

前田大輔(まえだ・だいすけ)

2000年8月30 日生まれ、富山県出身。カラオケ店店員。「エンターテインメントって、人の人生を救うことがある。自分が誰かのそういう存在になれたら嬉しいです」

PROFILE プロフィール

timelesz(タイムレス)

2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。

INFORMATION インフォメーション

『timelesz project ‐AUDITION‐』

timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。

写真・くさかべまき 取材、文・小泉咲子 望月リサ

anan 2427号(2024年12月18日発売)より

MAGAZINE マガジン

No.2427掲載2024年12月18日発売

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寒くて免疫力が下がりがちな冬。不要なものをデトックスしつつ、必要なエネルギーをストレスなくチャージすることで、食から体を整えるためのレシピ集。初心者のための“せいろ蒸し”、長谷川あかりさんが教える“養生粥”、世界のあったかスープ、のせるだけチャージ丼など、簡単でおいしい旬のレシピが盛りだくさん。

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