前田大輔「得意な低音のラップを武器にできたら」
高校生の時、それまでずっと野球をやっていたんですが、BIGBANGさんのファンになったことをきっかけにダンス&ボーカルに興味を持つようになりました。その後、韓国の事務所に入ってからはダンス漬けの日々。その時期は吐くくらい踊りまくっていました。じつは当時、Sexy Zoneさんと一度お仕事しているんですよ。メンバーの代わりに振りとフォーメーションを覚えて本人に教える、“ダミー”と呼ばれる仕事でしたが、その現場の空気がすごくよかったのを覚えています。みなさん終始笑顔で、僕らにも気軽に話しかけてくださるし、対応力とか魅せ方も素晴らしい。当時はメンバーを募集するなんて思いもよらなかったけれど、一緒に活動したら楽しそうだなと思ったのは覚えています。その時はずっとふざけていて賑やかな印象が強かったですが、今、オーディションで接しているみなさんは優しいけれど、芸事に対しては厳しく真剣。そのギャップも含めてプロのすごさを実感しています。オーディションを受けるにあたって、timeleszさんのライブ映像も観たんですが、それぞれ個性的で自分の色を持っているんですよね。振りは揃えながらも、その中で自分を自由に表現していて、個々のキャラクターが光っている。尊敬するところばかりです。
ここまでのオーディションでとくにキツかったのは3次審査ですね。自分が一番経験があるだろうと思って、チームのリーダーに立候補したんですが、初日、全員ボロボロで、何もできていない自分にすごく落ち込みました。その日の夜、徹夜で自分のパートは全部入れて、次の日はダンス初心者の候補生に教える時間にあてて…。周りのみんなに助けられて乗り越えられた感じです。性格的に、結構完璧主義なところがあるんですよ。ダンスのレッスンをする時も、必ず動画を撮って何度も見直して、修正点をノートに書き出して…ってことを何回も繰り返すんです。それがチームの温度差を生んでしまったのかもしれないなとも思います。今の自分の課題は、パフォーマンスする上での魅せ方。これは韓国にいた時からの課題ですが、ダンスもラップもそれなりにできるけれど、突出したものがないというか…。今は、いろんなグループの方のパフォーマンスを見て魅せ方を研究しているところ。得意なのは低音…とくにラップを褒められることが多いので、そこを武器に、4次を突破できたらと思っています。
PROFILE プロフィール
前田大輔(まえだ・だいすけ)
2000年8月30 日生まれ、富山県出身。カラオケ店店員。「エンターテインメントって、人の人生を救うことがある。自分が誰かのそういう存在になれたら嬉しいです」
PROFILE プロフィール
timelesz(タイムレス)
2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。
INFORMATION インフォメーション
『timelesz project ‐AUDITION‐』
timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。