【JO1】デビューから一番変化があったのは誰? 川尻蓮×金城碧海×河野純喜が回答!

エンタメ
2024.06.02
音楽活動のみならず、メンバーそれぞれが映画やドラマ、バラエティなどさまざまな分野で躍進を続けるJO1が、約4年ぶりに全員でananに登場! ここでは、川尻蓮さん、金城碧海さん、河野純喜さんのインタビュー内容をお届けします。

【REN】川尻 蓮

JO1 川尻蓮 音楽

「僕、お喋りが好きで。自分が経験した面白い話もするし、相手の話も聞きたいんです。自分の知らない世界観や価値観を知るのが、嬉しいんですよね。だから人と喋っている時はいつもハッピーだし、あとは何でも遊びにすることで、僕のハッピーマインドは作られると思います」

ゲーム好きで知られる川尻蓮さん。最近ハマっているのは、一人で心の中でやる“未来予知ゲーム”。

「例えばいま目の前で(河野)純喜がおにぎりを選んでいたけど、何味を選ぶか予想していました。結局、純喜はパックごと持っていったのでハズレちゃったけど、当たると嬉しいです。こうやってよくメンバーの未来予知をしているんですが、もうずっと一緒にいるので正解率も上がってきました。特に(木全)翔也は子供っぽくて予想しやすいし、よく当たります(笑)。僕のテンションを上げてくれる、可愛い人です」

ダンス歴が長く、以前からパフォーマンス経験も豊富だった川尻さんは、デビュー当時からグループを支えてきた一人。メンバーからは、常に頼りにされてきた。それでも、もし落ち込んだら、どのように気分を変えているのだろう。

「何か問題に直面した時、視野が狭いと抜け出せなくなります。でも自らの経験で得た知識はもちろん、人の話から学びを増やしたり、自分の知識にしていくことで、いろんな打開策が生まれてくる。目の前に壁があったら、それを乗り越えてもいいし、回り道をしたり、コツコツ穴をあけてもいいんです。そうやっていくつもの手段を持っておけば、不安は消えて、ネガティブな感情は長く引きずらなくてすむと思います」

「JO1の川尻蓮としていられる感じが新しい」と話すのは、ニューシングルについて。

「今までの曲は、パフォーマンスする時にダークな世界観などを“演じる”ことが多かったと思っていて。でも今作は演じない、生身の僕自身でいられるような曲がラインナップされています。リード曲の『Loveseeker』は、生楽器を使ったファンクっぽいノリノリな曲調だったりするし、僕が気に入ってる『Test Drive』はこれも生音っぽいサウンドがおしゃれで。ちなみに、基本的に僕らの曲はキーが高いんですが、この曲はより高くて、(川西)拓実、純喜、僕が特に頑張りました(笑)。とはいえ、僕は逆にこのぐらいの高さが歌いやすかったりもするし、高揚感をあおれるので、ライブではファンのみんなと一緒に掛け声やダンスを楽しめると思います。楽しみにしていてください。カッコよくパフォーマンスをするのもいいけど、まずは僕たちがめちゃくちゃ楽しんで歌って踊れることもハッピーの秘訣ですね。そして僕は今年27歳になったので、そろそろ大人のフェーズ。もう少し日々落ち着いて過ごして、大人の魅力を出せるようにしたいです」

かわしり・れん 1997年3月2日生まれ、福岡県出身。ダンス、歌唱力ともに高いスキルを持つ。「相変わらず“ポケモンカードゲーム”が好きで、時間があれば純喜と奨くんと3人でやっています」

ジャケット¥110,000 シャツ¥41,800 パンツ¥44,000(以上ガラアーベント/サーディヴィジョンピーアールTEL:03・6427・9087) 靴はスタイリスト私物

【SKY】金城碧海

JO1 金城碧海 音楽

「2024年は365日、ハッピーボーイでいく! って決めているんです」とウキウキ話す金城碧海さん。

「去年はアジアツアーや単独ドーム公演ができたり、嬉しい出来事がいろいろありました。でも、僕自身が一日一日を幸せに過ごそうとしていたんじゃなくて、JAM(ファンネーム)の皆さんやスタッフの方々に幸せにしてもらっていたんですよね。それじゃあダメだと思って、自分がやりたいこと、無邪気に楽しいと感じることだけに目を向けるように切り替えたら、仕事が始まる前も“今日も一日やり切るぞ!”って前向きに取り組めるようになったんです。スタッフさんから、僕を見ると仕事を頑張ろうと思えると言われた時は、すごく嬉しかったです」

周りをポジティブにさせる陽なパワーを放つ金城さん。その言葉に迷いはなく、力強い。そうなれるまで、心のバランスがとれなかった過去もあったと振り返る。

「以前の僕は、歌っていても踊っていても自信が持てなくて…。他の10人が活躍している姿を見ると“自分は何もできない”と思ってしまうことが多かったんですよね。それ以上落ち込まないように心を閉ざしてしまっていたし、もっと頑張らなきゃいけないと思うから余計しんどくなって…。でも、人生一度きりなんですよね。なのに、自分で自分のことを下げてしまうことがもったいないなって。今は11人でステージに立つことはもちろん、そこに行くまでの道のりも修学旅行みたいで楽しくて。11人でいられる安心感をものすごく感じています」

前向きになれたのは、食生活を改善したことも大きかったそう。

「食生活に無頓着で、脂っこいものをよく食べていたんですけど、腸の働きがメンタルにも関わっていると聞いて、意識するようになりました。まず、添加物が多いものを避けて、逆に納豆とか乳酸菌とかを摂るようにしたら、もう全然違いますね。腸活おすすめです! それと水。スタッフさんに、水を替えると肌も心も綺麗になるよって言われたんです。最初は半信半疑だったんですけど、肌荒れが消えたんですよ。見た目に自信がついたこともあって、心もポジティブになりました。自炊もしていて、お母さんにビデオ通話で飯テロしてるんです。例えば牛肉を1パック買ったら、一度に使いきって一人で食べられない量を作っちゃう。小分けっていうのがまだできないんです(笑)」

新シングルのおすすめ曲には「Lemon Candy」をピックアップ。

「今回は愛を探しに行くというコンセプトで曲が集められているんですけど、この曲はキャッチーで心躍るメロディにのせて、レモンキャンディを好きな人にたとえて歌っているところが新しいんですよね。特に片想いをしている方や恋に憧れてる人には、いっぱい聴いてほしいです」

きんじょう・すかい 2000年5月6日生まれ、大阪府出身。色気のあるハスキーボイスで魅了する。’23年、WOWOW連続ドラマW‐30『ドロップ』や映画『OUT』に出演するなど、俳優としても活躍の場を広げる。

ジャケット¥108,900 パンツ¥57,200(共にリトルビッグ TEL:03・6427・6875) シャツ¥55,000(ミカゲシン/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762) 靴¥66,000(フット・ザ・コーチャー/オーセンティック・シュー&コー TEL:03・5808・7515) ピアスは本人私物 その他はスタイリスト私物

【JUNKI】河野純喜

JO1 金城碧海 音楽

JO1の元気印、といえば河野純喜さん。取材の日も、スタジオに入るや否や「おはようございます」と大きな声で挨拶し、スタジオに笑顔の花を咲かせた。

「今朝、『Test Drive』を聴いてきたから特にテンションが高いのかも。ボールをバットで打ってランナーが走る、といった野球をモチーフにした振り付けがユニークで楽しい曲です。他にも今回のシングルには、JO1のライブの高揚感を最大限に高めてくれるような曲が多く収録されています。一言でいえば、『無理矢理にでもテンションを上げたい時にぴったりの一枚』です」

なかでも聴いてほしいというのが「Lemon Candy」。

「(ボイスレコーダーに顔を近づけて)ぼ・く・が! 作詞に参加させていただきました。『君のためなら何でもできる』という歌詞を盛り込んで、好きな子を前にしてカッコつけちゃっている男子の背伸びをした恋愛を歌った甘酸っぱい曲です」

個々の活動も増えてきた中で感じた、自身の成長とは?

「正直、成長を感じることってあまりないんですけど…。この前、(與那城)奨くんと二人で2DAYのイベントに出演する機会がありました。1日目は納得できるステージができなくて悔しい思いをしたのですが、2日目は、自分で軌道修正できて、納得いくステージができました。その時は、自分で自分を褒めましたね」

最近、部屋の断捨離をしたという河野さん。おうち時間が充実してきたと嬉しそうな顔を見せる。

「奨くんが新しいコーヒーメーカーを買ったので、それまで使っていたコーヒーミルをくれたんです。今、いろんな種類のコーヒー豆を試しているところ。今のところ苦味のある深煎りのコーヒーをたくさんのお湯で薄めて飲むのがお気に入りです。早く起きた朝は、自分で淹れたホットコーヒーを、一人でカッコつけて飲んでいます。“これQOL高いんちゃう?”とか思いながら(笑)」

もう一つの楽しみが観葉植物。

「また奨くんの話になっちゃうんですけど(笑)、奨くんに勧められたのがきっかけで、観葉植物を育てるようになりました。実はデビュー当時知り合いからフィカスをいただいたのですが、うまく育てられずにいたんです。それにもかかわらず頑張ってくれている姿を見て、反省して。鉢を入れ替えて手をかけて育てたら、ぐんぐん大きくなってきたんです。それを見て“植物って素敵だな”と思って、買い集めるようになりました。今は、フィカスの他にガジュマルとモンステラ、名前を知らない植物まで、4種類育てています。もう可愛くて、可愛くて。インテリアというよりも、生き物を育てている感覚です。最近は街の中の植物も気になっちゃって“ちゃんと育っているか?”って、心の中で話しかけちゃっています(笑)」

こうの・じゅんき 1998年1月20日生まれ、奈良県出身。パワフルなボーカルで、楽曲を支える。物おじしない性格とノリの良さでバラエティでも活躍。番組企画で高級腕時計を2本購入したことが話題に。

ジャケット¥132,000 ベスト¥41,800 パンツ¥52,800(以上ジョン ローレンス サリバン TEL:03・5428・0068) 靴¥80,300(アデュー/バウ インク TEL:070・9199・0913)

REN×SKY×JUNKI

河野:デビューから一番変化があったのはまめ(豆原一成)かな。筋トレしたり、コールドシャワー浴びたり、可愛い末っ子から大人の男に成長した。

川尻:いろんな経験を積んで落ち着きが増してきたというか、年下とは思えないくらいどっしり構えててカッコいいよね。

金城:(佐藤)景瑚くんの見た目もすごい変わったなって。筋肉を減らしたからか“美男子”って感じ。

河野:わかる! セクシーさが増した!!

川尻:マインドの変化が大きいのは拓実かな。内に秘めるタイプだったけど、今は小さなことも話してくれるし、みんなと一緒になってふざけるようにもなって、変わったんだなって感じる。

金城:(白岩)瑠姫くんも変わったと思う。前は人の意見を尊重するタイプだったけど、「瑠姫くんのアイデアや想いを聞きたい」って話してみたら、積極的に意見を出してくれるようになって嬉しい!

河野:今、“JO1を前向きにするメンバーは?”って質問されたけど、わかんない、わからないよ、わからないけど…、完全に俺(笑)。

金城:そういう積極的なとこ、大好きです(笑)。

川尻:本人がそう思っているなら間違いない(笑)。

金城:純喜くんは、自分自身に対して一番厳しくムチを打ちながら汗をかいてやってる。そういう姿を見せてくれることで、みんなをポジティブに引っ張ってくれるのがすごい。

河野:うわ! マジで嬉しくて泣いちゃいそう…。この3人の共通点は、APEXにハマってるところ。最近は帰り際にすぐに始めようという意味で、韓国語で“すぐに”を意味する「パロ?」「パロで」が合言葉になってる(笑)。

川尻:この3人だと碧海が一番うまい。まめも前にやっていてうまかったけど、碧海はそれ以上!

河野:碧海はやり始めてまだ1週間くらいだけど、その実力は認めざるを得ない…。

金城:褒めてもらえて、気持ちいいです(笑)。蓮くんと純喜くんは、奨くんと組んでいて、二人とも割と攻めるタイプですよね。

河野:いや、俺は敵を撃つのが忍びなくて…。

金城:とかいって、純喜くんも「行け行けーーーー!」ってノリノリですよ(笑)。で、奨くんはJO1のリーダーだし、引っ張っていくタイプかと思ったら、後ろでちょこちょこ攻撃してる。

河野:奨くんはほんっまにマイペース!

金城:そう聞いて、それぞれの性格がゲームスタイルにも出るんだなって思いました。

河野:もし3日間休みがあってこの3人でどこかに行くなら、やっぱミラボヤとか?

川尻:ゲームの中のステージね(笑)。

金城:せっかく3日間あるなら、自然いっぱいの場所でエネルギーをもらいたいです。

川尻:キャンプは準備が必要だから、野宿しよ!

河野:じゃあ、2日はパワースポットで野宿しておいしいもの食べて、最後1日はやっぱり…。

川尻:パロ?

河野&金城:パロで!(笑)

ジェイオーワン 韓国の人気オーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN』で選ばれた11人組グローバルボーイズグループ。2020年のデビュー以降、全シングルが主要音楽チャートで1位を獲得。『NHK紅白歌合戦』に2年連続で出場し、昨年末は白組のトップバッターを務めるなど、注目を集め続けている。ニューシングル『HITCHHIKER』が発売中。

※『anan』2024年6月5日号より。写真・Maciej Kucia(AVGVST) スタイリスト・井田正明 ヘア&メイク・西尾さゆり 佐々木美香 河本 茜 島田聖香 柿原由佳 田村裕子 藤原 萌 取材、文・小泉咲子 酒井美絵子 尹 秀姫 若山あや 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー

(by anan編集部)

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