1、原作が描くのは、実写化困難な生死を懸けたサバイバル。
命を懸けた“げぇむ”に挑まなければいけない参加者たち。「トランプの数字で命の日数を稼ぐことができるんです。マークでげぇむのジャンルが決まっていて、なかには命を弄ぶような不条理なものも」(村上さん)。自分一人が生き残るためだけではなく、他者と協力し理不尽な現実に挑むサバイバルアクションは中毒性高し!
2、豪華キャストが個性溢れるキャラを熱演!
「原作漫画を読んだとき、この人実写化できる? 大丈夫? と思うようなキャラも多数いました(笑)」(村上さん)。日本のエンターテインメントをこれからも支え続けるであろう、20~30代の役者がずらり名を連ね、それぞれがクセのあるキャラを好演するというのも、見どころのひとつ。
3、実写化を担うのは、いまや日本を代表する「佐藤組」。
「漫画の実写化といえば佐藤監督。グリーンバックで演じたあのシーンがこんなになっちゃってる! って驚きでした」(土屋さん)。個性的なキャラをうまく操りながらも、視覚効果の高いVFXやCGを巧みに活用してスリルと恐怖を煽るテクニックは、右に出るものなし! 実写化においてまさに日本を代表する座組である。
4、全世界190か国が同時に『今際の国のアリス』の世界に。
全世界190か国に住む人々が個々のデバイスで同時に同じ作品を見ることができるというのは、アメリカ発のストリーミングサービスNetflixの最大の強み。「不安よりも、早く世界中の多くの人たちに見てもらいたいという気持ちの方が大きい。文化は違っても、このスリルは一緒に楽しんでもらえるはず」(土屋さん)
むらかみ・にじろう 1997年3月17日生まれ、東京都出身。現在公開中の映画『佐々木、イン、マイマイン』に出演。初の著書となる『虹の刻』(CCCメディアハウス)が12月24日発売。
つちや・たお 1995年2月3日生まれ、東京都出身。映画『哀愁しんでれら』は来年2月5日公開、『るろうに剣心 最終章‐The Final‐』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』が公開予定。
『今際の国のアリス』 生きるために命を懸けた“げぇむ”が繰り広げられる“今際の国”で出会った、人生に意味を見出せないアリスと孤高のクライマー・ウサギ。元の世界に戻るため協力する二人の間にはやがて強い絆が生まれる。しかし、高い観察力を持つアリスと、抜群の運動能力のウサギを冷静に見つめるチシヤが現れ…。原作/麻生羽呂『今際の国のアリス』(小学館「少年サンデーコミックス」) 監督/佐藤信介 出演/山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希ほか Netflixにて全世界独占配信中。©麻生羽呂・小学館/ROBOT
※『anan』2020年12月23日号より。取材、文・若山あや
(by anan編集部)