ラブホテルとは、愛の営みのための空間。今はおしゃれなデザインのところが増えましたが、昭和に作られたラブホの中には、ベッドがUFO型だったり、部屋の中に回転木馬があったりと、遊園地もびっくりなファンタジーが溢れていました。全国には今も営業しているところがたくさんあり、セックスのためではなく、“昭和系ラブホならではのキッチュな空間を愛でる”というレジャーを楽しみに足を運ぶ女子が少なくないとか。さらにラブホ探訪をブログでレポートしたり、ZINEにまとめたり、マンガにするクリエイターも登場。そういったアウトプットのおかげで、昭和系ラブホファンはじわじわと増えています。これを読んで気になった人、女子同士で泊まれるところもあるのでぜひお泊まりを!
ラブホ×WEB 「あまみのラブホ探訪」
万華鏡のような空間に回転ベッド! そんな部屋を見て昭和系ラブホの魅力に目覚めた逢根あまみさん。もっと見たいとラブホ巡りを始め、それをまとめたのがこのブログ。昭和系ラブホの魅力を「“ユーモアと情熱”の絶妙な共存感覚で、その結果生まれたのが、美しくもおかしい空間だ」と語ります。ということで、あまみさんおすすめの3軒をご紹介!
久留米
ホテルR 福岡県久留米市六つ門6-7 TEL:0942・36・7150
熱海
ホテル ファンタジア
静岡県熱海市泉元川分248-2 TEL:0557・80・1651
沼津
大宮アイネ本館 静岡県沼津市足高288-1 TEL:055・923・6088
ラブホ×ZINE 『ラブホ図鑑』
なんと女子大生が、好きなレトロラブホを取材し、キュートなフリーペーパーを制作! そのクオリティの高さが話題を呼び、TV『夜の巷を徘徊する』でも取り上げられました。
ラブホ×COMIC 『趣味のラブホテル』
自作のBLのエロ描写の参考に…とラブホ潜入を試みた同人作家女子が、ひょんなことから謎の美人天使とラブホ巡りをすることに?! 女子と天使のほんわかラブホ潜入マンガ。らぱ☆ ¥640/新潮社
※『anan』2020年8月12-19日合併号より。写真・中島慶子 取材、文・河野友紀
(by anan編集部)