暑さと紫外線のせいで、夏の肌には悪玉化した汚れがたくさん! 毛穴目立ちやニキビの原因になる皮脂や古い角質を落として肌の平和を取り戻す、夜のお掃除ケアをフィーチャーします。
「日中メイクをしていたならもちろん、ノーメイクでもUVカットを使ったなら、クレンジングを使うのがおすすめ。最近のUVカットは密着力が高いので、洗顔だけでは落としきれない可能性が。テクニックとしては、使用量を守ることと、しっかり洗い流すことが大切。お湯の温度は30~34°C、すすぎの回数は15~20回。同じところだけ流しがちなので、顔全体まんべんなくすすぐこと」(美容ジャーナリスト・小田ユイコさん)。「患者さんを診ていると、汚れを落としきれておらず肌に赤みが出ている人も。この春夏は、赤みまで改善できるアイテムや、毛穴に詰まった皮脂を落とせるディープクレンジングが多め。汚れを落とすと同時に、肌の健全化も狙いましょう」(皮膚科医・髙瀬聡子先生)
【夜クレンジング】ポアレス美肌を目指せるディープクレンジングに注目。

1、日本初のスゴイ技術で汚れ落ちが格段にアップ。
【ORBIS】ザ クレンジング オイル
独自に開発した超微粒子技術を採用して、一度浮かせた汚れが肌に再付着するのを防止。肉眼では見えない毛穴奥の汚れを落とし、7種類の植物由来美容成分の力で肌ふっくら、毛穴目立ちを解消する。120ml¥2,200 5/20発売(オルビス TEL:0120・010・010)
2、メイクオフするたびに毛穴の存在感が薄くなる。
【DUO】ザ クレンジングバーム クリア
バームブームの先駆けとなったシリーズが一新。毛穴ケアできる“クリアタイプ”は、キメの乱れをケアする4種の美容成分を新たに配合。ソフトピーリング効果で、毛穴の目立たない肌へと整える。90g¥3,960(プレミアアンチエイジング TEL:0120・557・020)
3、花粉や大気汚れをくるんでダメージをブロック。
【N organic Basic】スージング クレンジングジェル
アレルギー物質を振りまくという“花粉爆発”を防ぐべく、ジェルが花粉を密閉。ホコリや皮脂などを落とし、ビタミンC誘導体やグリチルレチン酸ステアリルで肌ストレスをいたわる。スウィートシトラスの香りが爽やか。170g¥3,850(シロク TEL:0120・150・508)
4、くすみを一掃できるピーリング機能つき。
【ALFACE+】インバス オイルトゥフォームクレンザー
厚みのあるオイルを汚れになじませ、水をつけて優しくマッサージ。すると、ふわふわ泡に変化する処方。摩擦を防ぎながら汚れをオフし、メラニンを含む古い角質をピーリング。明るく柔らかな肌に仕上がる。175ml¥2,530(ロハス製薬 TEL:0120・966・659)
5、タッチレスで洗えるからデリケートな肌に優しい。
【Bioré】ザ クレンズ オイルミストメイク落とし
肌に吹きつけた瞬間、メイクがゆるゆるっと浮遊。水で流せば、汚れもオイルも一気に洗い落とせるという画期的なアイテム。ウォータープルーフのアイメイクも毛穴の汚れも、瞬間するん落ち。120ml¥1,595*編集部調べ(花王 TEL:0120・165・692)
6、スパ気分を味わえる海泥パック的アイテム。
【Prédia BLUE】クレンジング クレイ
ミネラル豊富な国産海泥タナクラクレイや、ドイツの火山岩を砕いた天然素材フライブルクファンゴなど、大地の恵みをたっぷり配合。ピタッと密着して汚れを吸着し、洗い上がりはすべすべ明るい肌に。150g¥3,080 5/16発売(コーセーPrédia TEL:0120・763・327)
Point
1、じっくりと手のひらでなじませる。
洗浄力が進化した最近のクレンジングは、細かくクルクルする必要なし。顔全体にゆっくりなじませて。
2、汚れ落ちのポイントは、“正しい乳化”にあり。
オイルクレンジングは、なじませるだけだと不十分。水を加えて白く乳化したら、流してOKのサイン。
Profile
髙瀬聡子先生
皮膚科医。ウォブクリニック中目黒総院長。。美容医療はもちろんコスメにも詳しい。
小田ユイコさん
美容ジャーナリスト。取材で得た知識を分かりやすく伝えるページ作りが人気。
anan2446号(2025年5月14日発売)より