Beauty / Interview

畑芽育「お芝居の現場でもメイクが役への切り替えに」 映画『うちの弟どもがすみません』でのこだわり

ビューティ
2024.11.04
気になるあの人の美容話。今回は、俳優の畑芽育さんです。

“ナチュラルだけど盛れる”を大事にしています。

畑芽育 気になるあの人の美容話

普段からメイクが大好きだという畑芽育さん。ベース作りから力を入れているのだそう。

「プライベートも、テレビに映った時でも、肌がキレイに見えたらいいなと思っています。よくデパートで新商品などを試して研究しているのですが、下地やファンデーションを選ぶ時間が一番楽しいです。すっぴんでキレイなことも大事ですが、ベースメイクで肌の色が整うと嬉しくなるし、色ものはナチュラルに見えて可愛く盛れることを大切にしています。眉毛やアイメイクなど濃くなりすぎないように気をつけつつ、やっぱり目元がぱっちりするとスイッチが入るんですよね。お芝居の現場でもメイクが役への切り替えに」

公開を控えている映画『うちの弟どもがすみません』では、突然、超イケメンだけどクセの強い4人の姉になるという成田糸を演じている。

「糸ちゃんは女子高生なのでナチュラルメイクなんですが、素朴すぎると原作漫画のキラキラ感がなくなってしまう。そこで、演じていた期間はナチュラルメイクでも映えるようにまつ毛サロンに通い、毎日まつ毛美容液を欠かしませんでした。こういうラブコメ作品の場合は、デートのシーンではチークを少し濃くしてみたりリップの色みを足すなど、キュンキュンしている顔になるようにメイクさんが工夫してくれたりも。もし将来、デートをすることがあったとしたら…? そのテクニックをマネしちゃうかも(笑)」

Makeup Point

畑芽育 気になるあの人の美容話

A バターのようにとろけるオイルを配合。唇の温度で溶けてなじみ、潤いと塗りたての色とツヤが持続。

リリミュウ バタールージュ02¥1,980(コージー本舗 TEL:03・3842・0226)

 

B ナチュラルマットの質感で、シアーな発色を叶える。

リップ ディファイニング ペンシル 03¥3,850(スック TEL:0120・988・761)

 

C 1.5mmの超極細ジェルアイライナーで、とろける描き心地を実現。くっきり濃密な発色が長続き。

キャンメイク クリーミータッチライナー11¥715(井田ラボラトリーズ TEL:0120・44・1184)

 

畑芽育 気になるあの人の美容話

Aを唇全体に塗ったら、Bのペンシルで上唇と下唇の中央部分のみをオーバー気味に縁取り、ぷっくり見せる。アイシャドウが濃いめなので、アイラインは強すぎず抜きになるブラウンみのあるグレーのCを、目頭から目尻にまで太めに入れる。「大人っぽくて抜け感のある、絶妙なメイクに仕上がって大満足です」

My Beauty Rules

1、メイクは毎回丁寧に、しっかりオフ。

クレンジングはキレイな地肌を作るカギでありスキンケアの基本。

「丁寧にやればすっきりするし、肌のトーンも明るくなります。時間がある時はミストを当てながらクレンジングをしたり、美顔器を使って手では落とせない汚れをしっかりオフします」

2、プライベートでも日傘を使って紫外線をカット。

実はめんどうくさがりやだという畑さん。

「毎回折り畳むのが苦手なのと、基本荷物が多いので日傘を使ってこなかったんですが、自動開閉の日傘を手に入れて。おかげさまでQOLが爆上がりしました(笑)。軽くて使いやすいので、今では現場でも愛用しています」

3、肌荒れしてしまったらすぐに皮膚科へ。

肌トラブルが起きたら、即駆け込むのが皮膚科。

「自分でなんとかしようとせずに、プロにお任せします。そのほうが時間もかからず早く対処できるうえ、痕が残ったりもしないです。正しい診断と処方薬をうまく使うのも、美肌をキープするコツです」

はた・めい 2002年4月10日生まれ、東京都出身。放送中のドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日テレ系)では、4姉妹の末っ子を演じている。オザキアキラの人気漫画を実写化した主演映画『うちの弟どもがすみません』は12月6日公開。

ジャケット¥15,400 イヤリング¥4,980(共にANDRESD) トップス¥10,890(ココ ディール TEL:03・4578・3421) スカート¥14,300(LA BELLE ETUDE/アンティローザ)

 

ANDRESD https://www.andresd.co.jp

A BELLE ETUDE/アンティローザ https://auntierosa.com

※『anan』2024年10月30日号より。写真・芦澤 周(S‐14) スタイリスト・SHOCO ヘア&メイク・伏屋陽子(ESPER) 取材、文・若山あや

 

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