張り出した外もものハミ肉を撃退!
正面から見て、パンとはみ出している外ももは反り腰が主な原因。体を支えようと外ももにある大腿筋膜張筋が頑張りすぎて硬くなり、張り出してしまう。その筋肉を伸ばすと張りが解消し、外ももが細くなる。
ひざパタ外ももストレッチ(左右各10回)
脚の付け根の外側部分が伸びている実感があれば十分効果あり。ひざに痛みがある人は、痛くないところまで足を床に下げればOK。
1、左側面を下にして横向き寝。股関節とひざを直角に曲げたら右手を左ひざ裏に通し、左脚が動かないように右手で床を押さえる。
2、左脚を固定したまま、右脚はグーッと後ろに引いて、右足を床につける。この際背中を反らさないよう注意。
3、右足を床につけたまま右ひざの上げ下げを10回。10回目にひざを下げたまま30秒キープ。外ももの伸びを感じて。反対側も同様に。
内ももに隙間を作りたい!
椅子に座っている時に足首を組むことが多い人は、内ももがムチムチしがち。普段の動きが原因で、ももの内側にある内転筋が使えていないから。意識しにくい内転筋を効果的に刺激できる動きで、内ももがシャープに!
もも閉じトレーニング(左右各10回)
ひざを上げ下げすることで内転筋が鍛えられるので、下のひざをしっかり上げ、内転筋が刺激できているか意識してトレーニングしよう。
1、左側面を下にして横向き寝。股関節とひざを直角に曲げる。左手は斜め前に出して顔を支える。右ひじは軽く曲げて右手を床に。
2、右ひざをこぶし1つ分前に出す。そのほかは1のまま。背中を丸めないよう注意して。
3、両足の内側をくっつけたまま、右ひざを上げ、ひざを股関節幅に開く。右ひざはその位置でずっとキープすることを意識して。
4、右ひざの位置は変えず、骨盤も動かさずに左ひざを10回上げ下げ。難しい人は2でひざを前に出さなくてもOK。反対側も同様に。
吉田直輔さん 美脚美容家。「骨格改善サロンVes」、オンラインサロン「salonY」代表。郷ひろみ氏の専属トレーナーを務める傍ら、誰でも実感できる美脚メソッドをSNSで配信中。著書に『すごい! YOSHIDA式 やせ骨格ストレッチ』(新星出版社)など。
トップス¥7,700 レギンス¥8,800(共にスピード/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター TEL:0120・307・560)
※『anan』2024年5月29日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・岩田絵莉佳(セントラルジャパン) 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)