写真・園山友基 文・三谷真美 PR・キリンホールディングス
疲れやすい、疲れが残りやすい…そんな悩みの原因は?
座談会に参加してくれた、左から山崎奈津美さん(anan総研NO.198)、齊藤彩さん(anan総研NO.76)、市岡彩香さん(anan総研NO.147)。
「日頃から疲れやすい」「加齢に伴い疲れが残りやすい」と感じている、anan総研メンバー3人に、疲れについてのお悩みや対策などを聞いてみました。
ーー20代と比べて、疲れやすくなった、疲れが残りやすい、と思いますか?
山崎 私は、0、2、5歳の未就学児3人の子育てをしながら、フルタイムで働いているため、ゆっくり休むことができません。授乳もあるので連続して眠ることができず、睡眠で一日の疲れを回復しきれないまま翌日を迎えるような状態。そんな疲れが出てしまうこともあり、仕事でフルパワーを出せない日が多くあります。
市岡 30代になってから、疲れやすさと疲労回復の遅さに悩んでいます。最近通い始めたピラティスでは、30分動いただけでぐったりしてしまい、その後は仕事になりません。また、お酒を飲み過ぎると、1週間くらい体調の悪さやだるさ、食欲不振などが続き、さらに肌のゴワつき、血色の悪さ、くすみなどの肌トラブルも気になるようになりました。
齊藤 30代半ばになってから、疲労感の重さが変わりました。もともと暑さに弱いため、夏は朝からだるく、1日中ボーッとしてしまい、集中力が散漫することも。さらに、夜は暑くて寝つきが悪いため疲労回復ができず、常に眠い状態が続いています。
ーー疲れを解消するために、取り組んでいることはありますか?
齊藤 夏バテ気味の時には、しっかり食べるようにしています。豆類や野菜を毎日食べたり、日によって肉や魚などの違う食材を食べるなど、栄養バランスを考えていますが、それだけでは効果を感じることができません。
市岡 添加物が多い食事をすると体調が悪くなるなど、内臓の弱りを感じているので、自炊するように心がけています。また、カラダの疲労回復のためにマッサージやエステに行っているけど、改善しないので困っています。
山崎 日中の眠気は、エナジードリンクやサプリメントに頼ることが多いです。昔はフルマラソンに出場するほど体力に自信があったけど、疲れが取れるまで回復するのに時間がかかる気が…子育てと仕事の両立により溜まった疲労を、時間をかけずに回復したいです。
齊藤 最近、疲労回復に「オルニチン」という成分がいいって聞いたんだけど、知ってる?
山崎 「オルニチン」って、しじみとかに多く含まれていて、二日酔いに効くイメージ…疲労回復効果があるかもなんて、すごく気になる!
健康に役立つ成分「オルニチン」とは?
一部の食品にも含まれているアミノ酸の一種です。体内の毒素を排出する肝臓の働きを促して代謝を円滑にすることで、毎日の疲労を回復することが期待できます。
そんな、疲労回復効果が期待できる成分として、総研メンバーが気になっている「オルニチン」について、10年以上「オルニチン」を研究しているキリンホールディングス・ヘルスサイエンス研究所の森安一樹さんに聞いてみました。
キリンホールディングス ヘルスサイエンス事業本部 ヘルスサイエンス研究所 森安一樹さん
齊藤 30代になってからとても疲れやすくなったのですが、そもそも、疲労の原因は何ですか?
森安 疲労には様々な原因がありますが、そのひとつが、体内に蓄積する「アンモニア」などの毒素が原因です。「アンモニア」はエネルギー産生を阻害するため、カラダに必要なエネルギーが不足し、疲労につながります。
市岡 肝臓って、アルコールの分解をする臓器のイメージでした。疲労と繋がりがあるんですね。
森安 肝臓は、カラダにとって有害な物質を分解する機能があるため、アルコールを分解するのも肝臓です。アルコール摂取や暴飲暴食などによって肝臓に負荷がかかることで、毒素の分解が遅くなるため、毒素が溜まって疲れを感じやすくなる場合もあります。
森安 オルニチンは、毒素を無害化して疲労を回復するサイクルをまわしてくれます。生きている限り、毒素は発生してしまいますが、「オルニチン」は、その解毒を促進するため、スムーズなエネルギー産生にも貢献していると考えられているんです。
山崎 毒素の分解・排出が、疲労回復に繋がるんですね。
森安 肝臓の機能は、どうしても加齢とともに衰えてしまいます。そのため、「オルニチン」によって体内に溜まりやすくなった疲労物質である毒素を無害化し全身に活力をもたらす、回復するサイクルが大切だと考えられます。
山崎 アラサー世代だけでなく、アラフォー以降にとっても大切な成分なんですね。
森安 40代半ば以降で疲れの質が変わり、慢性化する方も多くなってくるのでどんな世代にも効果的な成分です。また、運動をした時に感じる疲労感にも効果があります。オルニチンを摂取することで内側から疲れを溜めにくいカラダに変わっていくと考えられ、注目されています。
齊藤 「オルニチン」は、食べ物から摂取することができるんですか?
森安 しじみやキハダマグロ、チーズなどにも含まれていますが、適正と考えられている、1日400mg~800mg程度を摂取するためには、しじみを1,800個程度も食べる必要があり、食事だけで補うのは難しいとされています。そのため、サプリメントで補うという方法があります。
市岡 他にも、私たちにとって嬉しい効果はありますか?
森安 「オルニチン」は、成長ホルモンの分泌を促すことがわかっているので、脂質代謝・ターンオーバーを促進することが報告されています。ダイエット中の人や、肌のシミやゴワつきが気になっている人にもおすすめしたいです。
山崎 子育て中はスキンケア時間を作るのも大変だから、回復するサイクルをととのえることだけでなく、美容効果も期待できるなんて嬉しい!
忙しいanan世代は、「オルニチン」で健康を維持しましょう!
市岡 肝臓に効果的な「オルニチン」は、二日酔い対策のイメージだったけど、疲労対策にもなるんだね。疲れやすいと感じている人におすすめしたい。
山崎 肝臓に溜まった毒素が、疲れが取れづらい原因になるって、初めて知った。仕事や子育てに忙しいanan世代こそ、注目したい成分なんだね!
齊藤 これからアラフォー世代になっていくから、毎日摂取して、エネルギッシュな毎日を過ごしたいな。
忙しい現代人は、年齢を重ねることで疲れやすい、疲れが残りやすくなってきた、と悩んでいる人が多いかと思います。「疲労=加齢によるもの」と諦めず、体内に溜まった毒素の無害化を促すことで、エネルギー産生を活発にし、毎日の疲労を回復することが期待できる成分「オルニチン」に注目してみてはいかがでしょうか。